マガジンのカバー画像

といと流 絶対に挫折する将棋入門

7
自分なりの将棋入門講座を目指すマガジン。理屈っぽく、草稿的なものが多くなると思います。無駄に難しいだろうけど、これまでにない将棋入門にはなるはず。 視野を広げるお手伝いになれば嬉…
運営しているクリエイター

記事一覧

「数の攻め」が基本です

みなさん戦略とは何か、真剣に考えてますか? 私は考えてなかったです。普通ないと思います。…

といと
8か月前
6

フツーな序盤の考え方

どうも、といとです。自慢ですが、さいきん将棋クエスト2切れの最高レートを更新しました。そ…

といと
1年前
1

何故3手目▲6六角はよくないのか(合理性に関する補足)

前回の記事で、なぜ合理性を問題にしたのか、話していなかった。突然、合理的とは何かと提起し…

といと
1年前

合理的と戦略という用語について考えた

合理的でかつ非論理的なケース: アリス:ボブ、今日は何をしているの? ボブ:実はね、この間…

といと
1年前
1

桂香の王手について(「有効な王手」概念の導入)

今回は詰みにおける、桂香の使い方について考えていこうと思う。内容自体は大した量はないもの…

といと
1年前
1

金の力は1列1枚

金は大事。おカネじゃなくて、将棋のキンのお話。 将棋の終盤では、金の役割が大きい。銀より…

といと
1年前
2

形勢判断の4要素 (1)駒の価値

形勢判断について(前提) 形勢判断には4つの要素があるとされる。駒の損得、駒の効率、手番、玉形のよさの4つだ。 (参考 https://www.shogi.or.jp/column/2018/07/post_413.html) これらは最終的には、全て玉を詰ますまでの手数にブレークダウンできる。将棋における1局の目的は、自玉より先に相手玉を詰ますことだ。駒得も、手番も、駒の働きも玉の堅さも、相手玉を詰ますまでに自分の玉を詰まされないようにする工程の一部である。この全体像