理学療法士による「お金のリハビリ」💴 ・お金が生んだ不平等
全てが売り物となり得る社会では貧しい人達の方が、生きていくのは大変です。
お金で買えるものが増えるほど、裕福であることが重要になってくるのは当たり前の事ですよね。
裕福であることのメリットが、ヨットやスポーツカーを買ったり優雅な休暇を過ごせたりといったことだけなら収入や富の不平等が現在ほど問題となることはないんです。
色々なもの(政治的影響力、優れた医療、安全な地域に住む機会)がお金で買えるようになるにつれ、収入や富の分配の問題はいやが上にも大きくなります。
価値あるものが全て売買の対象になるとすれば、お金を持っていることが世界におけるあらゆる違いを生み出すんです。
現代、貧困家庭や中流家庭にとってとりわけ厳しい時代だった理由は、貧富の差が拡大しただけではなく、あらゆるものが商品となってしまったせいで、お金の重要性が増し、不平等の刺すような痛みがいっそうひどくなったんです✋
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