樋谷良平

理学療法士、FP協会認定ファイナンシャルプランナー AFP 訪問看護ステーション理学…

樋谷良平

理学療法士、FP協会認定ファイナンシャルプランナー AFP 訪問看護ステーション理学療法士(課長) 「お金のリハビリ」という内容で子供から高齢者まで全国で講義を行なっています。https://twitter.com/pt_toitani

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理学療法士による「お金のリハビリ」 実践編①〜健全な資産形成〜

これまで色々な方の資産形成の相談やセミナーの講師をやってきました。 僕の強みである、理学療法士とFP両方の知識を合わせて考えた結果は、 近道や楽して儲ける事は出来ないという事です✋ しかし、何もしなければ何も変わらないのも事実です。 人間は、お金の前ではとても不合理な判断を繰り返すので、その特性を知り対処する事でお金に強く、騙されなくなります😁👌 金融機関にカモにされない様に、またお金はただの道具なので振り回されない様になるため、今回は実践編をnoteに記述していき

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    • 理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・目の前の利益を優先する理由

      昔は十分な食料も得られず獣に襲われるなどの危険の中で生きていたため、3ヶ月先の命もわかりませんでした。 目の前にあるものは食べるべきものであり、その本能に従って行動した者だけが生き延びました。 目の前の利益を大切にする事は現在では不合理な判断になり得ますが、太古の昔には合理的な判断でした。 このような脳の働きによるバイアスは自分で意識することが出来ません。 気づかないまま健康を害したり、お金を使いすぎたりして目の前の利益を優先してしまうんです。

      • 理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・プロでも自分を勘違いする

        人間は本当の成績が悪くても、自分では上手くやっているように思いたくなります。 こうした傾向は、プロの機関投資家でも見られる現象です。完全な個人責任制が適用されていない場合には個人の損益がどうしても曖昧になってしまいます。 その場合はやはり自分の実績を過大に評価してしまいがちです🖐️ 負けていても勝っていると思ってしまうこの心理傾向は実はかなり厄介なものです。 自分が負け組投資家であることに気づかないまま、分の悪い投資を続けることになりかねません。

        • 理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・人がマイホームを欲しがる理由

          経済合理的に考えれば家主から家を借りても(家賃)、銀行からお金を借りても(住宅ローン)大きな違いはありません。 それなのに感情的な面でこれほど大きな差が生じるのはマイホームが「なわばり」と意識されるからです。 哺乳類はもちろん、爬虫類や魚類、昆虫にいたるまで生き物は進化の過程の中で「なわばりを守れ」という本能を埋め込まれています。 古今東西、自分の城を持ち、そこに家族を住まわせることに人は深い喜びを感じるんです。

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        理学療法士による「お金のリハビリ」 実践編①〜健全な資産形成〜

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        • 理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・目の前の利益を優先する理由

        • 理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・プロでも自分を勘違いする

        • 理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・人がマイホームを欲しがる理由

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・ノーロードの投資信託の注意点

          ノーロードといって申し込み手数料ゼロという投資信託がありますが、場合によっては信託報酬が高く設定されていたり、信託財産留保額が高かったり、決算毎に手数料が引かれたりすることがあります。   注意して確認するようにしましょう。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・ノーロードの投資信託の注意点

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・酒やタバコがやめられない人の心理

          健康から財布まで様々な弊害のある酒やタバコをやめようと思いながら意思に反してやめられない人は多いと思います。 こういった場合は、「現在志向バイアス」が働いている事が多いです。 現在志向バイアスが働くと人は目の前にある事柄を実際以上に評価してしまいます。 例えば、未来にある喜びや利益よりも目の前にある喜びや利益を優先します。 未来に健康を損なうリスクや時間とともに積み重なる外食のコストよりも、今の一服の心地よさや酒場の雰囲気や酔って感じる高揚感を選んでしまいます。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・酒やタバコがやめられない人の心理

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・皆が一流の投資家

          個人投資家であれば、儲かった投資についてはいくら儲けたというようなことを鮮明に覚えていますが、損した投資に関してはきちんと損益を計算していなかったり、記憶が曖昧だったりします。 これは自己責任バイアスというものが関与しています。 成功については本当はそれがたまたまであっても人間は自分の能力や努力によって実現したものだと思う傾向があります。 その結果、本当は成績が悪くても自分では良い結果を出していると思うんです。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・皆が一流の投資家

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・効率的であるはずの株式市場にギャンブラーが夢中になる理由

          現代ポートフォリオ理論によれば、市場は効率的で他の投資家よりも有利な投資機会は存在しないとされています。 多くの研究によっても株式市場はほぼ効率的であることが証明されています。 しかし、ギャンブラーにとっては仮に市場が効率的であっても、そこにわずかな歪みさえあれば勝負しようとします。 何しろ市場は巨大なので、ほんの少しの歪みでも人1人を億万長者にするには十分なんです🖐️

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・効率的であるはずの株式市場にギャンブラーが夢中になる理由

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・金融商品を買う時は必ず質問して

          金融商品を買った消費者がその商品のリスクを理解できていなかったら、真に説明義務を果たしたとは言えません。 しかし、「為替の相場の変動で儲かることも元本割れもあります」「株の相場が下がれば元本割れもあります」等、通り一遍の説明で説明義務を果たしたと言われてはたまりませんよね、、 こうした事態を避けるためには、消費者の側もリスクの勉強をし、買おうとする商品について質問する心構えが必要です。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・金融商品を買う時は必ず質問して

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・買い物の際に重要なこと

          買い物において重要なのは最終的な利用までの含めての満足です。 買い方という入口が衝動的であっても買った物に間違いがなければ大丈夫です。 そこでの間違いを減らすには、ある程度の時間や手間が必要になります。 自分なりにメリハリをつけて重要な買い物においては AIDMAのプロセスも使ってみてください。

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          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・マザーマーケット

          自分が最も習熟しているマーケットを、それぞれの投資家にとっての「マザーマーケット」と言います。 マザーマーケットを深く理解するように努めるのは当然ですが、そこに関連したマーケットにまで興味を広げ様々に研究したり分析したりする方が勝てそうな投資機会を見つけるという点ではプラスに働くことが多いです。 特に各マーケットは互いに相関し、互いに影響を与えながら、それぞれの相場を形成します。 単独に独立して存在しているマーケットなどないんです。

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          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・金融引き締めって何??

          金融引き締めとは、好況の場合に日本では日銀が金利を上げて市場に出回るお金を減らすことです。その目的は、物価を安定させ、景気の過熱を抑制することです。 つまり、市場金利が上昇すると、金融機関は以前より高い金利で資金を調達しなければならず、企業や個人への貸し出す金利を引き上げるようになります。 企業や個人は、金利が上がり資金を借りにくくなるので、経済活動が抑制されるようになり、景気の過熱が抑えられることにつながります。これに伴い、物価を押し下げる圧力が働くようになることが期待

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          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・宝くじの当選で税金がかかるケース

          宝くじを購入した人が当せん金を受け取っても、税金はかかりません。 しかし当せん金を家族にあげたり、仲間うちで分配したりすると「贈与税」がかかるので注意が必要です。贈与税は、個人から財産の贈与を受けた人に課される税金。財産を渡した側ではなく、受け取った側に納税の義務が生じます。 暦年課税という方式では、110万円の基礎控除があり、税率は最大55%です。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・宝くじの当選で税金がかかるケース

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・競馬必勝法などない

          競馬・競艇・競輪・オートレースなどの公営ギャンブルは胴元の取り分が25%という割の悪いゲームです🖐️ 100万円を投じた瞬間にまだ結果は決まっていないのに賭け金が75万円に減ってしまったのでは最初から勝負は決まっています。 八百長でもない限り、法外にテラ銭の高いゲームに継続的に賭け続けて勝てる人間などいないということは数学的に証明されています。 「競馬必勝法」はこの世に存在しません。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・競馬必勝法などない

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・保険の告知義務

          契約時または変更時に契約者または被保険者は過去の傷病歴、現在の健康状態、現在の職業等をありのまま保険会社に伝えなければなりません。 これに違反すると、責任開始から2年以内であれば会社は契約を解除することが出来て、保険金等が受けれなくなります。 告知は保険会社が指定した医師に行います。 生命保険募集人等に口頭で告げても告知したことにはなりません。

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・保険の告知義務

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・AIDMA理論

          1920年代の米国において販売や広告の実務書著作者だったサミュエル・ローランド・ホールによって提唱された概念です。 これは買い手の購買決定プロセスを説明するためのフレーズでattention(注意)interest(関心)desire(要求)action(行動)と以上の単語の頭文字を取って構成されます。 本来はビジネスで売り手が買い手の意識や行動を分析し販売戦略を組み立てる際に活用する理論です。 商品を売るために注意を引き、関心を持たせ、欲しいと思わせ記憶させて、店頭に

          理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・AIDMA理論