長い距離を走る方法、無理なく積み重ねる方法。
ジョギングが趣味とか、健康のためとか。
そういうわけでは全く無いけど、よく走る生活を送っています。
理由は簡単。
定時退社後、一本でも早い電車に乗りたいから。
おかげで出社日は毎日のように、職場から駅までの道のりを駆けています。
小走りでも駆け抜ければ速く着ける、けどやっぱり代償としてそれなりのしんどさに襲われます。
今回の記事は、そういう駅までダッシュの負担を和らげるために、個人的にやっている事のお話です。
駅までの道のりには、様々なものがあります。
自販機とか標識とか壁とか看板とかマンホールとか、道路上に書いてある様々な文字とか。
それらのひとつひとつを「ここまで頑張って走る」の目印に使います。
何でもいいので、だいたい「今いる場所から走って五歩」ぐらい先にあるものを目印にするのがコツです。
走りながら脳内で「ここまで頑張って走る」と唱えていたら、あっという間に着く程度の距離感。
で、決めた目印に着いても立ち止まらず、次の「今いる場所から走って五歩」先にあるものを新しい目印にします。
それを延々と繰り返します。
ここまで頑張って走る、
ここまで頑張って走る、
ここまで頑張って走る、
ここまで頑張って走る、、、
そんな「達成と挑戦」の五歩を着々と積み重ねるうちに、いつの間にやら長い距離を走れている……という寸法です。
これは、エリック・バーカー『残酷すぎる成功法則』で読んだエピソードを参考にしています。
この本の中で、雪山登山中に脚を骨折した状態でクレバスに落ちて遭難した男性の、生還エピソードが紹介されてまして。
遭難した場所からたった一人での下山を試みるんですが、片脚だけで進む際に「前方の、20分以内に着けそうな位置にあるもの」を目標物にしたとの事。
20分以内にたどり着けるか? というゲームとして着実に前へ進んだ結果、生還という達成を掴み取ったわけです。
上記のエピソードの過酷さとは比較になりませんが、それでも自分なりに実生活に活かしたいなと。
1.大きすぎるタスクは、細かく分けて難易度を下げる。
2.ゲーム感覚で楽しんで行う。
走る以外にも、仕事にもnoteの毎日更新にも応用できる汎用性の高さだし。
よろしければ実生活に落とし込んでみてくださいませ。
ちなみに『残酷すぎる成功法則』は、煽るようなタイトルですが中身はエビデンス重視のとても誠実な一冊だと思っています。
玉石混淆のビジネス書を手当たり次第に読むより、これ一冊を腰を据えて読んでみてもいいのかなと。
お読みいただき、ありがとうございました。
#66日ライラン60日目
ちょっとずつ積み重ねて大台に乗りました。引き続き完走まで楽しんで進みます🤸♀