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パラレルワールド移動後~私のパラレルワールド~


トンデモな出来事を【かもしれない】という体で書いたわけだが、私のその後数日間の様子を記しておこうと思う。

この、パラレルワールドに移動して(なめ茸を買って)から3日が経過した。

私は昔から夢をよく見る傾向があり、一晩中夢を見ているということが日常茶飯事だ。

夢をほとんど見ないという人がいたり、たまに見るという人がいたり、人間は必ず夢を見ているという話もあるので、私の場合の【夢をよく見る傾向がある】というのもハッキリとした定義付けは出来ない。

眠りが浅いともとれるが、深い眠りに落ちて1度の目覚まし音や物音では目覚めないので、どうもしっくりこないのである。

【あれから○年】とニュースになるような記録的大地震の時でさえ、私は揺れに気付かなかった。

夢を見ているので寝ていないわけではないのだろうが、映画二本立てのように一晩中夢を見続けるというのは大変エネルギーを消耗するものだ。

そんな私のパラレルワールド移動後の夢の登場人物は、懐かしい人達ばかりなのである。

初日のストーリー2話とも別々の懐かしい想い人。
2日目は今は疎遠となった昔の友人。
3日目は昔の職場の関係者。

さすがに連日、過去に縁があった今は疎遠の人物の夢というのは清々しい寝起きとは言い難い。
何か意味があるのでは?と【夢占い】と検索してみたが、そこに答えはなかった。

パラレルワールドが平行世界だとするならば

これまで何度も世界線移動を繰り返し
今回再び過去に滞在していた世界線に移動した

そのため、懐かしい人物が次々に夢に登場。

これならこの現象も辻褄があう気がする。

ただ私はこの人物達を【懐かしい人】と捉えているので、その世界線でも疎遠になった過去があるという事になる。

無数に広がるいくつもの平行世界が存在しているというパラレルワールド。 

例えば、ストーリーA~Zまで、もしくはストーリー0~無数に世界線が存在していて、更に選択の度に無数に世界が枝分かれしているというのが平行世界だとする。

しかし、私は過去から未来へ線で繋がった平行世界ではなく、世界が点で存在しているだけだという捉え方をしている。

過去も現在も未来も継続したものではなく、過去だと思っているものも現在と同時に存在し、未来も現在と同時に存在している。

自分の周りに無数の【世界】があり、その中から【今(現在)】と感じている世界を認識し、また別の世界を自分の【過去】だと認識している。

過去の記憶が入れ替わってしまったり記憶違いが起きたりする事も、【今】の世界と【過去】としてチョイスした世界が違っていた時に起きる現象なのではないだろうか。

自分という媒体を通して、【過去】【現在】【未来】のストーリーをお好みで観ている。

自分がスマホだとするならば、今日の自分は

【過去】として
  『ずっこけ小僧の奮闘記』
  『明るい思春期』
  『恐怖実録"大人へのエスカレーター"』
【現在】として
   『眠れぬ闇夜の美女』
   『山を訪ねて三千里』
   『妄想列車は止まらない』
【未来】として
    『億万長者の晴れ姿』
    『大富豪と言われて』
    『ドライブマイロケット』

こんな具合で自分の人生ストーリーを組み立てる。
一覧(棚)からカート(カゴ)に映画や小説を選ぶようにして常に世界を選択しているだけ。
ただ、その一覧(棚)に並んでいるのは、自分が主人公のストーリーのみ。 

【過去】として
  『湿原に足を取られて~苦悩の20年~』
  『パラダイス運河』
  『ただ、自分を信じてる』

などのストーリーを気に入っていた時期もあったが、今のところは上記のストーリーを過去として何度も鑑賞し続けている。

そんな風に、連続した時間軸が存在しているのではなく、過去として自分が選びたいものを選んでいる。

それは現在も、未来も。

今回の私のパラレルワールド移動は、一定期間見続けていたストーリーを

【なめ茸のススメ】に変えた、という事なのだろう。

そういう事だろう。  

ここで注意しなければならない事は、時として何かのバグが起きて、自分という媒体から他人の一覧(棚)に入ってしまったり、他人の媒体を通して自分が脇役として出演しているストーリーを気付かないまま見続けている事もあるだろうという事だ。

そういう時は自分のスマホ(自分という媒体)が故障気味であったり、衝動で自分のアカウントを削除したため、他人のスマホやアカウントを借りなければならない状態にある。

つまり、自分というものを見失っている時、他人を通して自分を見ているような形となっているのではないだろうか。

依存や共依存に陥っている時

もし、他人の人生を生きているような感覚が起きる時

それは自分という媒体を取り戻さねばならない時のように思う。

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