【農家さんを支援する】田植え②
先日、お手伝いした農家さんにて、田植え(今年2回目)のサポートを実施しました。
今回も、苗を取りに行くところから始めました。
前回、引き取った苗は生育があまり良くなく、苗自体が小さく、根のはりも十分ではありませんでしたが、
今回受け取った苗は、きちんと生え育っていて、平年と同じサイズになっていました。一安心です。
今回も3人で作業しましたが、今年2回目と言うこともあり、だいぶスムーズに実施出来ました。
年に1度の「田植え」。農家さんにとってこの時期は特別です。今年の収穫を左右します。下の写真は、「神様に捧げる苗」です。神棚にお供えします。
農作業の安全と豊作を祈ります。
今回のサポート通じて、農家さんとは色々と話しする機会がありました。
わたしは、なんとなくこれからも、当たり前のように国産のお米が食べられるように感じていましたが、家族経営の農家さんが直面している事業継承の難しさを知ってからは、地元のお米は本当に大丈夫なのか?と疑問を持ちました。
このまま地元の小規模農家さんが、事業継承せずに消滅してしまうとすると、一部の大規模農法人が、代わりに水稲ビジネスを続けていく流れが出来てくるのかと思っております。
トヨタや楽天のような大企業が農業に参入してくるが一つの例です。
わたしは、小売業に関わっておりますので、小規模チェーンが淘汰されてきた歴史を体感してきております。まさに今、農業界でも起こっている流れです。
そういった中で、どのように「農」と関わっていけるかは模索中ですから答えはありませんが、
個人的に「農業」が持つ、ローカルで、スモールなビジネスが、誰でも立ち上げられるという特性に惹かれています。
向こう5年で大きく変わるであろう農業界は、解決しないといけない課題が山積みです。じわじわとベンチャー企業が攻勢を仕掛けております。
その流れに、どこまで絡んでいけるのか?わたしの中でも、向こう5年は勝負の年になりそうです。
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