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遅い夏休みの総括

還暦に手が届く歳になって筋トレにハマった、アラ還トレーニーの自分は、土日を含む5日間の遅い夏休みを取得し、3泊4日の旅に出ていた。遅い夏休みの最終日は荷物の整理・洗濯をしながら、夏休みの総括をしたので、今日のnoteにはこのコトを書いてみたい。

この旅で、自分の為に買ったお土産が3点あった。一つ目はサムネイルのデニムパンツだ。いわゆる「倉敷デニム」と呼ばれるもので、『和蔵(わくら)』というブランドのレギュラーストレートを買ったのだ。倉敷は「クラボウ」という紡績会社を中心に潤った街で、藍染めの生地や学生服など、日本一の商品を日本中に売りまくっていた。1970年代に、国産初のデニムKD-8を生み出し、日本のデニム産業発展に大いに貢献したのが倉敷なのだ。岡山のデニムと言えば、美しい青が特徴の児島デニムが有名だが、倉敷デニムは街並みの特徴である「白い壁」にインスパイアされた『白いステッチ』が美しい。せっかくの倉敷のお土産は、倉敷デニムにとどめを刺すのだ。

ミロの表現には、日本の民芸の造形美からの影響があるそうだ

二つ目のお土産は、大原美術館のミュージアムショップで買った、ミロの『夜の中の女たち』のレプリカだ。大原美術館と言えば、エル・グレコの「受胎告知」やモネの「睡蓮」、ゴーギャン「かぐわしき大地」などが超有名なのだが、アラ還トレーニーの自分は、ミロが大好きなのだ。というコトで、ミュージアムショップで、額入りレプリカをお買い上げ。サイズが 55cm x 29cm と大きめで迫力があるのは良いのだが、旅に連れまわすのには難儀したのだ。

まだビニールがかかったままだが、薄紫のパステルカラーが美しい。日本郷土玩具館で取り扱う新作

三つ目のお土産は、『玉島だるま』だ。まだ新しい年を迎えるには早すぎるのだが、アラ還トレーニーが勤務する会社のトップマネージメントの世代交代が迫っており、新たな気持ちでビジネスに取り組む気持ちを高めるため、この玉島だるまを買ったのだ。玉島だるまの特徴は、ボトムに重りが埋め込まれており、転んでも起き上がるトコロにある。七転び八起き、達磨太師の不屈の精神を具現化したモノだ。販売時には両目が書かれておらず、目標を決めたときに達成を祈念しながら目を入れ、達成したらもう片方の目を入れて感謝する、という縁起ものだ。

これらの、自分を鼓舞するお土産で、これからも仕事と筋トレに邁進しようと誓う、アラ還トレーニーなのだ。

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