クリスマス・イブに墓参り
12月24日が母の命日なのです。
墓参りに甲府まで行ってきました。前日入りで一泊。
2年前に他界しまして、2月に今の墓に納骨いたしてまして、それ以来の墓参りでございました。
一周忌の昨年はなんかまだ受け入れられなくて、劇団のイベントを思いっきり入れちゃってました。
今年の春先に弟に
「兄貴、ぜんぜん墓参り行ってないだろ、俺何回行ったと思ってるんだよ」
的なことを言われまして、そういえば一回も行ってないな、ということで行ってきたのです。
俺が高校生の時に両親が離婚してまして、再婚相手(義理の父)の実家の墓に入っておるのです。
甲府は俺個人的には縁もゆかりも無い土地です。
弟に言われて「今年は命日に行ってやろうじゃねーか」と思いまして、映画も12月20日にクランクアップするし、こりゃ丁度良いや、ということで、のんびりサウナにでも入りながら今年を振り返ろうかな、みたいな感じでした。
母の墓に手を合わせて、このコロナ禍の中で無事に生きていられて守っていただきありがとうと、心でお礼を言ってると、なんか、やっぱり、落ち着くというかなんというか、死後の世界を信じる信じない関係無しに、良いもんだなと思ったのでした。
甲府まで車で2時間半。なんかの区切りにちょくちょく手を合わせに来ようかな、と思いました。
生前まったく親孝行出来なかったので、せめて墓に手を合わすくらいはしないといかんなと、そんなことを思ったのでした。
そんなクリスマス・イブでございました。