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【無料】X(旧Twitter)で認証マークを付けてみて見れることできること

こんにちは
東邦サービス株式会社です。

今回は以前アンケートで
「X(旧Twitter)で認証マークを付けられたことによって 見られるものやできることなど 知りたい方っていらっしゃいますでしょうか 」
とアンケートを行いました。

アンケートの結果
「簡単でいいので知りたい」という回答を
90%以上いただきましたので
筆を取らせていただきました。

あくまで中の人、個人の感想もございますのでご了承ください。


はじめに

このお話を見る前に一度なぜX(SNS)を始めたのかを改めて思い出してください。
X運用においてもっとも重要なのは「戦略」です。
なんとなく運用を始めてフォロワーは増えてきたけど、次に何をしたらいいのかわからない、と迷っている方も多いのではないでしょうか。
そうならないためには、事前に目標値、ペルソナやゴールを設定し、どういう状態になったら「成功」なのか、事前に決めておく必要があります。

今回のこの記事が好評で上記のことについて弊社なりの考えを聞いてみたい方がいたら書いてみたいと思います。

認証マークによってできること

01.ポストの文字数制限解除

Xは短文・リアルタイムでのコミュニケーションを特徴とするSNSです。
140文字(英数半角で280文字)を上限として、気軽・タイムリーな短文投稿ができ、フォロワーのリポストによりポストを拡散し、不特定多数の人へ情報を広げることができます。

それで今はフォロー&リポストキャンペーンなど、企業・団体での活用も増加し続けています。

ざっくりXの長所と短所をまとめますと

Xの長所

  • リポスト機能で情報が拡散されやすい

  • 短文コミュニケーションで気軽に投稿できるため、即時性(リアルタイム性)が高い

  • 匿名ユーザーが多く、商品やサービスの正直な口コミ情報が多い

  • 興味関心でつながるSNSなので、特定ジャンルの情報を効率よく手に入れられる。

  • コマンドを利用でき検索性が高い

Xの短所

  • 字数制限があり、言葉が足りず情報誤認されることもある

  • 匿名性が高く、リポストで情報拡散されやすいため炎上しやすい

メリットデメリットは表裏一体ですが、リアルタイムで情報が拡散されやすいのがXの特徴といえるでしょう。

Xは、短文で投稿できる気軽さがメリットである反面、言葉が足りずに情報が誤認されてしまったり、十分に伝わらなかったりすることもあります。

弊社の場合、デジタコ、正式名称であるデジタルタコグラフと正しく書くだけでも文字数を必要とし、性能やほかの機種との違いなどを説明しようとすると140文字では到底足りません。ましてや一般的な家電製品ではなくトラックやタクシーなどに使われる一般の人にはほとんど関わり合いがない商品となればより説明するためにも文字数を必要とします。

そうなると弱点でもあげた字数制限による製品の魅力や良さ、比較をお伝えすることができない。できたとしてもいくつものポストを連続にして投稿する必要性があります。
連続して投稿したポストや返信で連ねたポストは見る方が最初にポストしたものに比べて見られる数は激減します。

連続投稿した時のポスト

そのため、商品の良さをしっかり知ってもらうためにも1つのポストで抑えられるようにするため字数制限の解除に踏み切りました。

あともうひとつ解除するきっかけとなったことは #タグ付け です

少し前までは「ググる」という言葉がありました。
これはGoogleで調べるという意味ですが、いまは「タグる」になっています。
「タグる」ハッシュタグと「手繰り寄せる」の掛け言葉です。
SNSでハッシュタグを使って、情報収集したり検索したりする行動を意味します。 ユーザーが情報を集める行為はまさに「手繰り寄せる」ですね。

企業アカウントがつける「#企業公式相互フォロー」や「#企業アカウントが・・・」などのタグをつけるとその分、字数制限がかかってしまいます。
朝の最初のあいさつで言葉を考え、先日と同じにならないように考える・・・とそれだけでも労力が必要です。
私の場合、広報に近いことをしていますが、営業が一番の仕事でありそれが仕事ではないため、そこにあまり時間を割かないようにするために解除しました。

02.アナリティクス

次にアナリティクスというものが見れるようになります。

Analytics(アナリティクス)とは、ざっくりいうと「分析」という意味です

※ここから少し専門用語は出していきますが、私は横文字が得意ではないので自分でも読み返した時にわかるようにかみ砕きながら書こうと思います。

まず、左のXでプレミアムの課金をして左のメニューからX プレミアムを押すと下のような画像に切り替わります。
その中にアナリティクスと書かれた部分があるのでそれを押します。

プレミアム画面1
プレミアム画面2

アナリティクスを押すとこのような画面に切り替わります。

アナリティクス画面

インプレッション数というのは要は表示数(ユーザーに見られた数)です
つまり、この2024年8月21日の弊社が投稿したポストの表示数は2046もあったということがわかります。

ここからなにがわかるのかといいますと
それ以前は全く反応がなかったのに急にグラフが伸びているのでその日にどういう投稿がリポストやいいねをして拡散してもらったのか、何のタグが広がったのかなどを調べるのに有効です。

この日はフォークリフト用人検知AIカメラの紹介などしました。
デジタコに関する投稿はあまり表示数も少なかったのに対し、弊社が扱っているAIカメラのほうが反応がよかったのです。
この結果から、その商品に対して表示数が多いということはその商品に対して関心を持っている人が多いということがわかります。
その商品を多めにポストし、紹介することで認知してもらう機会を増やすことができるかもしれません。

次に表示数の隣にあるのがエンゲージメント率(反応数)です。
Xのエンゲージメントとは、いいねや返信、リポスト、ハッシュタグのクリック、プロフィールへのアクセス、投票などのユーザーが行動をした数です。
エンゲージメント率は、インプレッションに対して、ユーザーがどのぐらいの割合で行動したかを表す数値です。

内容は同じでも書き方によって反応が違うこともあるので、この書き方ならリポストされやすい、いいねを押してもらえるというのがわかります。

この表示数と反応数が多ければ多いほど興味関心が高いというのがわかるようになります。

例としまして
21日の次に大きな山があります
8月26日と9月3日です
まず8月26日のポストをみると
1000フォロワー達成したときのポストですね
このときは多くのフォロワー様にお祝いの言葉やいいね、フォローをしていただいたので表示数や反応数も上がっております。

ただ、この時はなんのハッシュタグもつけないで投稿しております

1000フォロワー達成時のポスト

次に1200フォロワーを達成したときにとあるタグをつけたときの表示数と反応数を見てみましょう

#何がとは言わない  タグが付いたポスト

同日の朝のあいさつ(画像の下部分)では #企業相互フォロー タグは付けて197表示数に対し、 #何がとは言わないが  タグをつけてポストした結果20倍近い表示数が上がっています。
このことからどういうタグを使えば反応がいいのかと分かるわけです。

表示数や反応数は無料でも見れるようになっています。
ただし、1つのポストに対して1つずつしか見ることができません。
課金する必要性があるのかということになりますが、異動により担当が変わってしまう、担当が退職するなど後継の方に変わる際に「このタグを入れればいい」と教えるのと「このタグを入れることで数字が大きく変わる」と数字として教えるという意味では変わってくると思います。

次にオーディエンスという項目があります
その中にはアクティブな時間という項目があります。

アクティブな時間

こちらは反応数が多かった時間帯のものです

弊社の場合、8時から9時の時間帯とお昼の12時から13時の時間帯が最も多くの反応があることがわかります。
つまり、この時間帯にポストすることで多くの方に見てもらえる機会が多くなるということがわかります。
私の場合、だいたいPCに張り付いていることが多いので情報を発信したいと思った時に発信してしまうのですが、BtoB(企業同士のやり取り 例:部品メーカーと製造会社)ではなくBtoC(会社と人 例:飲食店とお客様)のような業態の会社様なら、アクティブな時間帯を狙って投稿することでより多くの方にリポストやいいねを押してもらえる機会が増えると考えております。

03.Grok

これに関してはまだそこまで活用しておりませんがXにおけるAI機能です。
最近できたので少し試しているところではあります。
このGrokは何ができるのかといいますと
文言や文章を作成したり画像を自動的に作成する機能があります。

例えば朝の挨拶 いいねがたくさんもらえるポストなんて入力するとしたの画像の様に結果が出ます。

投稿する時間帯やハッシュタグの活用、内容に関することまで教えてくれます。

Grokによる回答

また画像の作成もできて

Grokによる画像生成

日本の風景と入力すると上の絵が生成されました。
AIによる風景なので日本に存在しないと思いますが
毎朝の画像を探す仕事などは省けるかなあと思います。

なぜ、こんな便利な機能があるのに使っていないのかといいますと弊社が扱っているデジタコという存在自体が世間にそんなに広まっておらず、情報も少ない状態です。
タクシー、トラックの画像とやっても海外のタクシー、トラックの画像ばかりなので活用しづらいところです。

最後に

以上の内容が今回認証マークを付けて見れるようになったものです。
まだ認証マークを付けたばかりの弊社ですが、どのように活用してる、活用していこうか考えていることをお話させていただきました。

この業界に入ってからマーケティングなるものを学び始め、専門用語を急に言われてもわからない人間ですが、わからないなりにいろいろ試してもいいという環境と社長の後押しがあるおかげで伸び伸びと試行錯誤させていただいています。

ただ、闇雲にやるのではなく目的やゴールを設置し、経過報告するということがとても重要だと思います。そうしないとどんどん基軸がずれていってしまいゴールがぶれがちになってしまいます。
なので、私もよく社長とすり合わせをしております。
挨拶をするだけのSNSなのか自社をアピール、認知してもらうためのSNSなのか。
それが最初の分岐点なのかもしれません。

それとは関係なくバズるときもありますが・・・
私もバズってみたいものです

と初心者が申しております。

今後も皆様のためになるような内容を時間があるときに書いていこうと思いますので、面白かったらフォロー、宣伝などしていただけると幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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