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実は結構ビビり、だからこそお客さまの最善に向けて努力を尽くしたい

佐藤 大知┃Daichi Sato
2021年4月東北電力ネットワーク入社。現在は、東北電力新潟支店にて法人営業を担当。お客さまの困りごとの解決に心を砕く。
普段は、フレックスタイムを利用して7:30頃から業務開始。16時過ぎには終業し、帰宅後はシューティングゲームやサウナ巡りでリフレッシュしている。
好きなマンガは「宇宙兄弟」。そのなかでも、カリスマ的かつ兄貴的存在の登場人物「ブライアン・J」に影響を受ける。お気に入りの名言は「人の人生にはいくつもの“夢のドア”がある。手探りでも何でもいい。意地でも次のドアに手をのばし続けることだ」


お客さまとのコミュニケーションのなかに新たな学びがある

―どんな仕事をしていますか。
担当エリアである長岡市内の法人のお客さま向けに、電力販売の営業やソリューションサービスの提案を行っています。
電気の契約はもちろんですが、最近は、お客さまにエネルギーの最適な使い方のご提案やさまざまな悩み・困りごとに対する課題解決をお手伝いするソリューションサービスにも力を入れています。

―ひとえにソリューションサービスと言っても、いろいろありますね。
そうですね。さまざまな業種のお客さまがいらっしゃいますし、困りごともそれぞれです。ご提案に役立つような多くの知識を得たくて中央紙や地方紙、業界紙など複数の新聞を読んだり、通勤時間中にPodcastでニュースを聞いたり、さまざまなメディアから世の中の情報をキャッチするようにしています。

それでも、お客さまとの会話に自分の知らない話題が出てくることも多々・・・

ただ、そういった場面を私はすごく大切にしていて。分からないことは素直にお客さまから教えていただきながら、情報交換をすることでビジネスソリューションの種を見つけています。営業スタイルは人それぞれ違いますが、私は双方向のコミュニケーションを重ねることで信頼関係を築いていきたいと思っています。

仕事でもプライベートでも「相手の考え」を最も大切にしたうえで、コミュニケーションを図っている

「電力さん」から「佐藤さん」に。営業パーソンとしての成長を感じて

―これまでのお客さまへの応対で印象に残っていることは・・・。
話題が豊富なお客さまとお話ししたときに、当初感じたのは「会話についていくことが難しいな」と。ただ、お話を重ねていくうちに、自分がどういう人間なのかを見定められているような気がして。自分なりに考え、勉強し、準備をすることで、さまざまな話題に対してコミュニケーションがとれるようになってきました。すると、そのお客さまは、省エネに課題を感じていることがわかってきました。新たな設備を入れる費用も含めると、メリットがでるかどうかはギリギリ。それでも、コミュニケーションを深めながら、中長期的な視点からお客さまの課題解決につながればとご提案しました。

結果として、導入には至らなかったのですが、担当を変わることになったとき「佐藤さんは熱意もあるし、真面目で勉強していることも伝わる。だから、これからも活躍できると思うよ。」と声をかけてくださいました。
「電力さん」ではなく「佐藤さん」と名前で呼んでいただける関係にまで深められたことは、営業パーソンとして成長を感じられた瞬間でしたし、そういう言葉をいただけるとは思っていなかったので、すごくうれしかったですね。

―これまでの頑張りを認めていただけたんですね。
実は私、どうすればお客さまの期待に応えられるのか休日でも考えてしまうくらいビビりなんです。だけど、お客さまのために自信をもってご提案したい。だからこそ、それまでにいろいろと準備するんです。

省エネ、節電、カーボンニュートラル…さまざまな業種、そして会社を経営されている方から、電気のプロとして意見を求められますので、直接ご提案をする経験やそれに至るまでの学びは、今後のキャリアにも間違いなく役立ちます。
今の職場は若い社員にとっても、非常に良い経験を積める場所だと思います。

「ベストに届かずとも、ベターな方向をみんなで探る」。困った時には上司や先輩社員を頼り、積極的にアドバイスをもらう。

新潟で見つけた最高のリフレッシュ方法

―フレックスタイムを活用されているとのことですが、どのような一日なのですか。
私が朝型人間ということもあるのですが、7時30分から16時10分までの勤務を基本に考えています。メールチェックからはじまり、情報収集やお客さまへの提案資料を考えたり。
仕事が終われば、自分の時間として使っています。仕事だけの生活だと疲れ切ってしまうので、例えばサウナに行ったり、自由な時間を自分のために使うことは、次の日のモチベーションも高く保てますしね。

―サウナが好きなんですか
時にはお客さまから厳しいお言葉をいただき「だめだったな」と思って落ち込むこともありますが、そのような時は、サウナに行きます(笑)そこで一旦切り替えます。

薪のサウナがお気に入り

実は、新潟ってサウナがすごく発展していて、アウトドア用品メーカーが手がけるサウナや個人経営のサウナもあって個性豊か。サウナに入ると頭もリフレッシュしますし、サウナ後に美味しいものを食べて帰ってくることも一つの楽しみになっていますね!さまざまな部門の同期と一緒に行き、情報交換したり、悩みを共有したりもしています。

―今後、挑戦したいことはありますか。
今、東北電力は新たな価値の創出に取り組んでいますが、電気の分野から一歩踏み出して他の分野に挑戦することは、すごく勇気がいることだと思っています。
でも、新しいことを行うには社内での検討を重ねつつも、外に出て失敗の経験を重ねることも大切なのではないかなと。私たちのような若い世代であれば、失敗のハードルも低いと思います。自分たちの世代からアクションを起こして、先輩や上司を巻き込んでいく。そういったマインドでやっていかないといけないと思っています。

※本インタビューは2024年6月に行いました。

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