大学4年間で日本一塩釜に通い詰めた大学生(自称)の塩釜愛!【後編】
しおがま【宮城県塩釜市】
『おいしさと笑顔がつどう みなとまち塩竈』が塩釜市(以下、塩釜)のキャッチフレーズ。このキャッチフレーズに相応しいように、塩釜市はみなとまちとして昔から栄えてきました。みなとまちという事は、歴史と伝統、たくさんの美味しいものと人々が集います。だから笑顔が溢れていて温かいまちな印象があるのが塩釜市です。
今回塩釜の記事を書いてくれるのは、3回目の登場!観光百科#6にて福島県南相馬市の記事を、前回#15塩釜の前編を書いてくれたやすりくです!
まだお読みでない方はぜひこちらから、南相馬と塩釜浦戸諸島への熱い想いと地域の魅力を感じてください!
やすりくの東北愛が始まったきっかけだという塩釜。後編では、より観光という視点にフォーカスして、塩釜マスターのやすりくが愛するおすすめスポットを紹介してくれるようです!
本土側を紹介!まずは鹽竈神社へ!
こんにちは!前編に引き続きやすりくです!
前編では、島のことについ熱中してしまいました!笑
ここからは本土側のこともしっかり紹介していきたいと思います。
本土側をざっくり「どんなまち?」って聞かれたら、
私は、「散歩したくなるまち」って答えるかもしれません。言い方が難しいけど、まち自体は、小さいのに行きたい場所や、訪れたい場所はばらけててコンパクトにまとまってないんですよね。だから仕方なく徒歩とかで移動するのですが、歩いているうちに潮風が気持ちよかったり、ここの景色すきだなぁって新鮮に感じたり、気になるお店を見つけたり色々な発見ができるのでとてもおもしろいです!
実習中はほとんど島にいたので分からなかったのですが、実習が終わってからも何度も訪れてそう感じました!なのでもし塩釜を訪れる際は、車で目的地を回るだけでなく、なんとなーく歩いてみるのもオススメです。
あなただけの塩釜のいいところ是非見つけてください!
まず、塩釜といったら欠かせない場所。
それは「鹽竈神社」です!
べた中のベタですみません!
ですが、本当にですが、塩釜の歴史を物語る素敵な場所場所なんです!
建設年代は明確になっていませんが、平安時代初期にはあったと言われている鹽竈神社。東北有数の神社でもあり、多くの人が参拝しています。初めて訪れたとき、神社の堂々たる構えに言葉では言い表せない厳かな雰囲気が漂っているのを感じられました。
(あっ、これめっちゃ自慢なんですが、、、その時、特別に一般の方は入れない本当に奥の方で御祈祷していただき、貴重な体験ができました!)
※ご好意で特別に対応していただいたため、神社側に頼む等はお控えください。
もしかしたら大学4年間、塩釜に訪れる度に神社にお参りに来たから、健康で元気に地域に通えたのかなと思います!みなさんも御利益をもらいに訪れてみてください。
鹽竈神社
神社があることや、昔から港町として栄えた塩釜には、歴史的建造物がたくさんあります。
神社の途中にある「亀井邸」や味噌屋さんや酒造、どこか懐かしい駄菓子やさんまで。
そんな街並みも先ほど言ったとおり「散歩」をしながら歴史という観点でまちを見てみるのもとてもおもしろいかもしれませんね!
さて、次は安田イチオシのお店を紹介致します。
しおがまイチオシのお店
「塩釜でお昼はどこにしようかな~」と迷っているあなた!
私は、「ほやほや屋」を敢えてオススメします!敢えてと言うのも、塩釜でお昼の定番と言えば、お寿司屋か塩釜仲卸市場で海鮮丼を食べるかだと思います。
塩釜は〈面積あたりのお寿司屋さんの数〉が日本一というぐらい町の至る所にお寿司屋があります。もちろん、お寿司も美味しいです!だけど「ほやほや屋」にも行ってほしいんです!
ホヤと言えば、好きな人も苦手な人も知らないと言う人もいるかと思います。「ほやほや屋」のホヤ料理、本当に絶品です!だからこそ、苦手な人と知らない人に体験してもらいたいと思います!
ホヤ刺し
ホヤのお刺身「ホヤ刺し」臭みがなくて食べやすい!オススメは、醤油じゃなくて岩塩で食べることです!
ホヤの炊き込みご飯(左)とホヤの唐揚げ(右)
初心者や苦手な人にはこちらがオススメ!特にホヤ唐は私の大好物です。初めて食べた人も「えっ、これホヤなの!?」って驚くと思います。それぐらいホヤのえぐみを旨味で感じられる美味しすぎる1品になってます!
ホヤ麻婆堅焼きそば
中には、こんな変わり種ホヤメニューも。普通に美味しい。
ホヤが初めてという方々
ホヤが初めての人を連れてきたら、みんな興味津々。笑
ホヤ刺しはまだ難易度高いって言う人も、他の料理は美味しく食べていたり、ホヤの魅力を新たなメニュー開発で最大限に伝えていようとしている「ほやほや屋」さん。これからも通い続けたくて応援したくなるお店です。塩釜に立ち寄って際は、是非ご賞味ください!
ほやほや屋
HP:ランチも宴会も!ほやほや屋 塩竈本店 - ほやしゃぶ・ほや刺し 剥きほや通販【ほやほや屋】 (hoyahoyaya.com)
次に紹介したいイチオシ店は、塩釜の茶屋「矢部園」さんです。
矢部園さんは高級寝台列車「四季島」にお茶が採用されるぐらい、日本に誇れるお茶屋さんなんです😀
矢部園さんも私が大学一年生の頃からお世話になっているお店です。塩釜に来ると必ずと言っていいほど立ちよっています!店員さんにも顔を覚えられて、店に来ると「あら~、いらっしゃい!」みたいに他のお客さんとは少し違う対応をしていただけるのが、嬉しかったです(照) ちなみに私のオススメは、「伊達茶 玄米茶」が一番好きでいつも買ってしまします。
私のオススメ伊達茶の玄米茶 (HPから抜粋)
香り高い玄米とそれに負けない茶葉が魅力の1品です。
「矢部園」店主:矢部 亨さん
ご紹介が遅くなりましたが、上記の写真の方が「矢部園」ご主人「矢部亨」さんです!
矢部さんを一言で表すと「情熱」ですね。
とにかくそのぐらいエネルギーを持った方で、日本茶と塩釜のことに対する「情熱」もすさまじいものです。
お忙しい方ですが、店頭に立っている時は、気兼ねなく話しかけていただけます。もし、時間があるときは、「塩釜」のことや「日本茶」についてお話するのも良いと思います!間違いなくすごい熱量でお話ししていただけると思います!
余談ですが、私は卒業論文を日本茶について執筆しました。日本茶について興味が持てたのも矢部さんのお陰です。そのぐらいトークが上手で話しを聞いてて面白い人物ですので、是非お会いしていただきたいです。現代の日本茶葉の消費量は年々落ち込むばかりで、若者の日本茶離れも深刻です。若い人ほど矢部園さんに立ち寄ってもらえたら、おもしろいんじゃないかなと思います。
塩釜満喫したいなら、どこに泊まるべきか。
その答えは簡単です!
しおがまゲストハウス「みなと丸」に泊まるしかない!
本塩釜から徒歩約10分ぐらい、階段を登った崖の上にあります。「みなと丸」には「みんな泊まる」という意味が込められているそうです。浦戸諸島の民宿もそうですが、「みなと丸」もホントに実家みたいにくつろいじゃうんですよね~。みなと丸最多宿泊回数は今のところこ私らしいので破られたくないな~なんて思います!
みなと丸のご主人 ゆうすけさん(写真中央)
写真中央の方が、「みなと丸」のご主人【櫻井友輔】さんです!
みなと丸の素敵なところは、ゆったりとできるお宿も素敵なのですが、それよりも、ゆうすけさんの人柄にも魅力を感じます。ゲストハウスはご主人やスタッフの方と話せるのが魅力だと思います。
「みなと丸」も、もちろんそう。ゆうすけさんがいてこその「みなと丸」です。ゆうすけさんは、すごいおっとりとした口調で何でも話しを聞いてくれそうなそんな気がしてしまいます。夜にご飯やお酒を飲みながら、一緒にゆうすけさんと話すのがとても楽しいです!一人で訪れても、気負いせずに泊まれる宿だと思うので、一人旅の方にもオススメです!
みなと丸のコタツで楽しむ方々(撮影はコロナ以前のものです)
冬は、このコタツが最高なんですよ。みんなで晩ご飯とお酒を飲みながら、1つのコタツに集まって盛り上がる。「The 日本文化」みたいな感じがしてとても好きです。
コタツで寝落ちする人が続出して今では、寝落ちは禁止になっています(笑) ちなみに私も一度寝落ちしたことがあります。笑
私のオススメは、朝少しだけ早めに起きて、コタツに入りながら障子を開けて、お日様を浴びながらゴロゴロすることです!あの気持ちよさは至福すぎます!
みなと丸からの景色
「みなと丸」に宿泊して旅立つとき、この塩釜の景色が見送ってくれます。1回泊まったら、絶対また泊まりたくなります(断言) なのでまずは、1回泊まりに行ってみてください!その他の内装や細かな情報は、下記のURLから「みなと丸」のHPご覧下さい!
しおがまゲストハウスみなと丸HP
しおがまゲストハウス みなと丸|いつも仲間がいる塩竈の旅宿 (minatomaru2018.com)
最後は感謝を込めて・・・
最後に桂島舞浜ビーチから最高の海をお届け
前半は、実習の想い出話。後半は好きなことをひたすら書いていたのですが、塩釜の魅力が少しでも伝わっていたらと感じております。
タイトルにもあるように大学4年間通いまくりました。
それだけ塩釜には魅力と通う価値があると思います。
私が大好きな塩釜。
みなさんにも行ってほしい。堪能してください!
最後になりますが、大学4年間、楽しく充実した大学生活を送れたのは塩釜の存在が大きかったと思います。塩釜でお世話になった方々には、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
大人になっても、結婚(できるかわからないけど)しても、おじいちゃんになっても、何かしらの形で関わりたいと思いますので、よろしくお願い致します。
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