飲食店が多店舗展開を成功させるために重要な10の施策
最近、ChatGPTの回答の精度が上がって来ているように感じます。
本日も、ChatGPTと壁打ちをして見ました。
本日のChatGPTへの質問は、
です。
◆飲食店を多店舗展開する上で重要な10の施策
◆『コンセプト』と『立地』
飲食業の場合、
業態と立地のマッチングが成功のカギを握っており、
この2つで、お店の売上と利益がほぼ決まるといっても過言ではないと私自身は思っています。
『明確なコンセプトの確立』と『立地戦略の徹底』という2つで、
(1)「業態」が決まり、顧客1名様あたりの想定粗利額が決まる
(2)「立地」が決まり、期間あたりの見込客数が決まる
(3)「店舗デザイン」が決まり、想定人件費、家賃、水道光熱費等の諸経費が決まる。
この(1)(2)(3)が、『明確なコンセプトの確立』と『立地戦略の徹底』で決まり、ここでの失敗を、店舗開設後の施策で取り返そうとすると、相当厳しいという意味で、この1番、2番の優先順位は、まさにその通りだと感じています。
※少し詳しく過去noteで書いていますので、よろしければご覧ください。
◆『人材育成』と『標準化』
3番目、4番目の優先施策が『人材育成』と『標準化された業務マニュアルの作成』の2つ、すなわち、組織作りです。
この2つが実現することで、
『役割』に『人』を配置するという、組織を作る上での基盤が出来上がります。
問題が起きたい時、育成手法や業務マニュアルを改善するという視点が出来ることで、組織として成長するための核が出来上がっていきます。
◆その後の改善活動
飲食店で考えた時、4から5店舗ぐらいになると、その後の店舗展開との間に壁が生じるように感じます。
4から5店舗ぐらいであれば、ギリギリ、代表者1名で見ることが出来る範囲ですが、これを超えると、
・店舗責任者が辞めて店が運営できなくなる。
・スタッフが揃わず、店が開けられない。
・赤字店舗を閉めることで、店舗の数が増えない
という現象が起き、代表者が自ら現場に入るという手法で、問題を解決することが出来なくなり、店舗が拡大できなくなります。
また、拡大成長している途上は、銀行からの融資も含めて、資金繰りが円滑に回りますが、店舗撤退等のダウントレンドになると、資金繰りが急に厳しくなるという事態も起こりえます。
この状況を回避するためにも、ドミナントで出店しながら、『マーケティング強化』『供給網の最適化』『ITの活用』で細かい改善を繰り返していくことが求められます。
人・物・金の部分に、いかにスラック(余裕資源)を持つかが多店舗展開において重要な要素です。
ドミナント出店し、社員とアルバイトを混合した組織を作り、店舗間で人を融通しつつ、アルバイトで稼働を変動させることが出来る状態。
ドミナントで出店し、店舗数が一定以上になった段階で、セントラルキッチンを設置し、仕入れや物流の効率化を図りコストを削減する。
多店舗から上がる収益をベースに出店することで、銀行の融資枠に余裕を持って運営する。
このような施策を打っていきながら、トライアル店舗で新業態を開発していく。
◆トライアルで未来の出店リスクを下げる
そして10番目の『トライアル店舗の運用』において、新業態を開発することで、人が集まる良い立地だけど、コンセプトがズレて店舗運営が上手くいかない場合、新コンセプトの業態に入れ替えることで、出店リスクを軽減していくことができるようになります。
1で設定した『明確なコンセプト』も、新たなチャレンジの中で見直しを掛けていくことが必要です。
◆課題発見・発案・実行のU字曲線
ChatGPTの登場により、適切な質問を考えられることの価値が上がって来ています。
適切な質問が考えられれば、AIが複数の施策を案として示してくれるので、この中から出来ることを取捨選別し、いかに実行するかが重要です。
課題発見・発案・実行につうて、人が感じる価値がU字曲線になってきているように感じます。
問いを立てる力を付けるためにも、ChatGPTとの壁打ちを続けて見ます。