私の癌はエクソン20挿入変異
私の癌は、エクソン20挿入変異。
日本では承認された治療薬がまだない。臨床試験がいくつか進行中。と、医師に説明を受けてますが、相手の事を知らないと、何も対策する事が出来ません。
折角の機会なので、エクソン20挿入変異について調べてみました。医薬の素人の書く事なので、内容については責任持てませんが。
ちなみに私は、肺がんステージ4でございます!
エクソン20挿入変異のレア度
なるほど、肺癌患者からみても、レア度はかなり高いですね。癌の原因発見や薬の開発が遅いのには納得。
製薬メーカーにしてみれば、レア度高い患者用に、開発頑張っても投資効果無さそうですし。そう言えば、そんな理由もあって、で私の参加していた治験が中止になってましたねw
そもそもエクソンて何者?
よく分かりません。
遺伝子を構成しているエクソンは27個あって、その20番目らしいですね。そもそも遺伝子も知らないので、この場合のDNA・RNAについて調べてみました。
おお、「セントラルドグマ」懐かしい言葉が出てきました。ヱヴァンゲリヲンを思い出しました。折角なので、映画版で見直そうと思います。
それはともかく、DNAの遺伝子情報をコピーしてRNA、そしてタンパク質が出来るようです。エクソンはコピー対象という事かな。
で、何を挿入してるの?
遺伝子情報コピーで、タンパク質に余計なアミノ酸が挿入されてしまう変異らしいです。この挿入変異に伴い、余計な活動を増強したり、通常より長いので抵抗力も付いてるようです。「関係ないのも一緒にコピーしちゃいましたぁ。あ、やべ、取り忘れたー!」という感じか。
治療方法は分子標的薬のみ
今のところ、治療方法は分子標的薬だけだそうです。日本では承認薬は無いので、臨床試験に参加するしか治療が出来ません。
抗がん剤という選択肢も有りますが、抗がん剤に癌を治す機能は無く、増殖を抑える程度らしい。とは言うものの、私の場合はとても良く効果を発揮して、以前とほぼ同じくらいの生活レベルには復帰させて貰いましたが。
治験中の分子標的薬例
現在(2023/4)、日本で治験中の分子標的薬は下記でした。
アミバンタマブ
モボセルチニブ
ポジオチニブ(開発中止)
検索すると他にも有るようですが、治験募集しそうなものは上記らしいです。3番目は私も参加して治験も開発も中止w 次は1番目か、2番目だと思います。マッチするといいなぁ。
エクソン20挿入変異の放射線治療について
そんな奴ですが、分子標的薬しか選択肢がないという事も疑問なので調べました。というかChatGPTに聞いてみました。まずは放射線治療についてです。
エクソン20挿入変異の場合、放射線が癌細胞を活性化させる可能性が有るみたいです。
エクソン20挿入変異の免疫チェックポイント阻害薬について
次に免疫チェックポイント阻害薬についてです。ところで免疫チェックポイント阻害薬って何だろう。
そうなんだね。がん細胞はそんな防御機能を備えているんだ。で、薬でその機能を妨害して、逆に攻撃する機能を活性化するんだね。
それで、エクソン20挿入変異に対してはどうなのかな?
ChatGPTの国語が変で良く分かりません・・・。先の文章を参考にしてまとめると「エクソン20挿入変異だと、余計なアミノ酸追加で、免疫チェックポイントが強化(活性化?)され、阻害薬の効果が低下する可能性が有る。」と解釈しましたが、良く分かりません。研究が進んで無く、効果不明と理解しておきます。
最後に
放射線治療、免疫チェックポイント阻害薬ともに、まだまだ研究途上のようです。分子標的薬の方が、開発が進んでいるという状況が理解出来ました。
なお、ChatGPTは嘘も言いますので、この内容を鵜呑みせず、知りたい事は、自ら調べる事をお勧めいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!