スコおじのスコーン記録⑦「今更ながら薄力粉を突き詰める」
◎作成日・レシピ
作成日:2024/3/10(日曜)17:45
レシピ:薄力粉200g/BP10g
牛乳75g/全卵30g/
無塩バター50g/きび砂糖20g/塩2g
余熱200℃→200℃ 14分(下段)
→180℃ 6分(上段)
◎感想・考察
前回に比べて材料すっくね。笑
スコーン作りに目覚めて早1年。
これまで恐らく20回以上は
作ったであろうスコーンだが、
実はまだ一回も薄力粉だけで
作った事がないことに気づいた。
でも、クラシカルな
イングリッシュスコーンは
薄力粉だけで作るし、
改めて粉の特徴を身をもって
知っておいた方が
今後作る上でも大事だろうと
思い至り、なるべくシンプルに
薄力粉の特徴が把握しやすいような
レシピで作ってみた。
とりあえず作っている最中に
感じたのは、薄力粉のみの方が
生地のまとまりが良いということ。
でも、吸水率は強力粉の方が高いらしい。
矛盾してるような…
もう少し調べていくと
薄力粉の方がタンパク質の含有量が
低いということも分かる。で、
タンパク質の一部が水を吸収してグルテンを形成
→ さらに捏ねたりして網目状の組織ができる
→ その組織の中に空気を抱き込む
という理屈らしい。
ただ、スコーンは
基本そんなに捏ねないから
グルテンは形成されないし、
むしろサクサクの食感を作るためには
その方が好都合なはず。
何が言いたいんだか
分からなくなってきたけど笑
とにかく、タンパク質の少ない薄力粉は
べたつきやすいとのこと。
いつもなら生地をまとめてても
水分を吸い切れない粉が
ポロポロこぼれてくるけれど、
それが殆ど無かった。
で、食感は言われている通り
とにかく軽くてサクサク。
アフタヌーンティーで
紅茶のお供に食べるような、
悪く言えば口内の水分を
持って行かれるような
イメージ通りの出来上がり。
ただ、個人的には
やはり強力粉のザクザクとして
中が少しふわっとしっとりの
あの食感は欲しい。
という訳で、やはり
薄力粉ちょい多めのブレンドが
自分の理想形だと改めて認識。
精進します。