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HNK取材!認定こども園で自転車教室をした話■2024年11月26日更新

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広島県広島市にある『動く自転車屋』『自転車の便利屋』サイクルサービストグトの公式noteをご覧いただきありがとうございます。

現時点では基本的にメディアやSNSでの顔出しをしない方針の快適長持ち系自転車安全整備士のノーリー(店長)です。
近日中にテレビのショート番組にちょっと出る可能性はありますが。


■トグトについて、連絡(利用)方法等


当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。

当店についてはコチラをご覧下さいませ。

当店に利用予約や注文・依頼等の相談連絡をいただく場合はコチラ↓

https://note.com/togt24/n/n56ab0347f829

↑をご覧いただき、ご理解いただいた上でご連絡いただけますと幸いです。

■全国的に見ても珍しい!?

自転車安全整備士を招いて自転車教室を実施している認定こども園はなかなか無いと思います。
自転車教室といえば小学校以上が普通です。
補助輪を付けていたとしても園児だと上手く乗れなかったり、それでケガでもしたら園側の責任が問われかねません。
多大なリスクがある自転車教室をわざわざ園で開催するメリットは小さいのだと思います。
それでも園児の安全のためにと立ち上がったのが『認定こども園 本川こども園』さんです。

珍しい取り組みだからか、NHKが取材に来ていました。

■実現できた理由は車体にもある!?

当店にて組立・販売をさせていただいた【YOTSUBA】ZERO(ヨツバ・ゼロ)の存在は大きいです。
ヨツバゼロはフレーム素材にアルミニウム合金を用いることで、他の子供用自転車と比較すると軽量なのが特徴です。
太いタイヤの安定感とVブレーキによる制動力があり、高い安全性も持っています。

↑の記事は別のサイズですが、本川こども園さんに納車させていただいた2台もこのクオリティーで組立をさせていただきました。
もちろん、定期点検も実施しています。
もともとのスペックが高い自転車に、確かな組立と適切なメンテナンスが実施され、車両に対する懸念点が特に無かったのが、今回の自転車教室を実現できた理由のひとつです。

もともと自転車好きな園長先生の存在や、『動く自転車屋』『自転車の便利屋』でもある当店の営業スタイルがちょうどマッチしたことも、開催できた理由だと思います。

■開催の目的・意図

広島市では親御さんがお子さんを自転車で送迎しているパターンが多いです。
中には安全意識の高い(=自身や家族を大切に考えている)人もいますが、まだまだ現状だと自転車の安全利用を軽視しているような人がたくさんいます。
今月から自転車の交通ルール違反による罰則が強化されました。
園児にルールを説明したとしてもなかなか理解できないとは思いますが、園児を通して保護者さんにも今一度考え直していただき、自転車の安全利用に繋がれば幸いです。

■開催の内容と様子

◎ヘルメットはちゃんとかぶろうね
◎暗くなったらライトを点けようね
◎ブレーキはしっかり使おうね
◎交差点では一回止まって左右を確認しようね

今回は↑のような内容で進めました。

※本コンテンツの写真は本川こども園さんからの提供です。
そのままの使用許可もいただいていますが、万が一、本コンテンツでの掲載に不都合がありましたら当店へお知らせ下さいませ。

走り出したくてウズウズしちゃう気持ち、わかるような気がします。

スタートから交差点まで誘導します。

ブレーキ操作を練習してみましょう。

まずは交差点に見立てた場所まで進んでみましょう。

人や乗り物が飛び出してくるかもしれないから、一旦止まってみましょう。

右見て左見て安全確認をしましょう。

普段は1人で自転車に乗ることが無い子どもたちには、交差点の概念がまだ難しいかもしれません。

今すぐには理解出来なくても、こんなことやったなと頭の片隅に残っていてくれると役に立つ時が来るでしょう。

昔は左のブレーキレバーを先に握ってから右のブレーキレバーを握る、と教わったものですが…

ブレーキは左右同時にジワッと握るのがコツです。

一度停止してからまた走り出すという動作も、少し難易度が高いかもしれません。

「どっちの足(ペダル)から踏むんだっけ?」

右利きの子もいれば左利きの子もいます。

ハンドル操作も上手にできました。

普通に走り出せる子もいて驚きました。

自分の足で車体を進ませ、自分の手で操縦するのが自転車の楽しいところです。

この根本的な楽しさを体験してもらえて嬉しく思います。

インタビュアーさんもさすがプロという感じで、園児からいろいろな感想を聞き出していました。

「交差点では一回止まって、右見て、左見て安全に気をつけて進む!」
近い将来、実践できるチャンスが来ると思います。

■シメ

本川こども園さんではいろいろな取り組みをなさっていて、その様子もNHKの『ひるまえ直送便』(午前11:40〜午前11:54)に放映される予定です。
放送の詳細が分かり次第、トップページの『お知らせ』等で告知します。

自転車屋としては、自分で組立・販売したものがこうして役に立ち、子ども達の楽しい思い出のひとつになれることが嬉しいものです。

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