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【当店のバラ完組】世界に1台だけの特別仕様!憧れの自転車をオーダーメイド■2023年07月06日更新
広島県広島市にある『動く』自転車屋【サイクルサービストグト】のnoteをご覧いただきありがとうございます。
自分の愛車は後回しになりがちな『快適長持ち系自転車安全整備士』ノーリー(店長)です。
■究極のこだわり『バラ完組』
自転車のオーダーメイドのカタチのひとつ『バラ完組』。
『バラ完』や『バラ完組み』『バラ組み』とも表記されます。
自分の好きなフレームセットに、自分で選んだ必要部品を組み付けて1台の自転車に仕上げる行為です。
時間もお金もかかりますが、自分なりのこだわりを詰め込む事ができます。
自転車愛好家にとっては究極のロマンと言えるのではないでしょうか。
というわけで、ご紹介していきます。
■組立ハイライト
実際の作業手順と、画像の掲載順は異なります。
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ブレーキローターとホイールセット、タイヤ・チューブはユーザーさんによるお持ち込み品です。
使用履歴があるため、まずはローターを洗浄します。
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ホイールの振れやハブの回転等をチェックし、調整も行います。
それが済んだらブレーキローターやタイヤ・チューブの組み付けです。
当店では安全性・快適性だけでなく、できるだけ美しく組むことにもこだわっています。
ローターのロゴの位置やタイヤのロゴの位置等、細かいことですが妥協しません。
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【SHIMANO】(シマノ)の新型アルテグラ12速のスプロケット。
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【SHIMANO】(シマノ)の公式サイト上にも記載されているように、12速ROAD向けスプロケット『CS-R9200-12(DURA-ACE)』『CS-R8100-12(ULTEGRA)』は、12速フリーボディーだけでなく従来のROAD向け11速ホイールのフリーボディーとも互換性があります。
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当店ではカセットスペーサーのロゴの位置も合わせます。
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性能には全く影響しませんが、見えにくい部分も美しく仕上げたいと考えているからです。
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新品で入荷した時点で向きはバラバラなので、1枚1枚向きを合わせます。
作業効率は確かに悪いですね。
レースの帯同中だとこんなことをやっている時間はありませんが、そうでない場合は見えない部分・見えにくい部分の美しさにもこだわります。
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ロックリングのネジ部に固着防止のグリスを塗って締め付け完了!
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スルーアクスル方式なので、アクスルシャフトを受ける雌ネジの精度も今のうちに高めておきます。
ネジのピッチには要注意です。
この作業をやっておくと、後々ユーザーさんの負担がかなり減ります。
ちなみにこのフォークの雌ネジの精度は良好でした。
工業製品なので、例え同じ製品でも個体差はあるので油断できません。
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新品状態ではフォーククラウンが組み付けられていません。
ほとんどのユーザーさんはフレームセットに付属しているフロントフォークを使いますが、中にはフロントフォークも純正ではなく自分の好みのものを使いたいという人もます。
フォークの規格には注意が必要ですが、こうして可能な限りバラで入荷すると、ユーザーさんのご要望にお応えしやすくなるので当店としては嬉しいポイントです。
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専用工具を使って…
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しっかり組み付けます。
はみ出したグリスはキレイに除去しておくことも忘れません。
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ユーザーさんのご指定でバリアスコートも施工させていただきました。
新車で手に入れた時こそ、コーティングを施工するベストタイミングです。
当店では他にも『ハドラス・コーティング』等、いくつかの表面処理サービスをご用意しています。
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コーティングが済んだら車体を仮組み状態にします。
フロントフォークのコラムカットをする前に、ユーザーさんのポジションチェックをするためです。
実際に車体に跨がっていただき、ハンドルの高さ等を細かく確認していきます。
ユーザーさんには当店まで何度か足を運んでいただくようになりますが、これも非常に大切な工程です。
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カットする位置が決まったら、また分解します。
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専用のノコで慎重にカットします。
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キレイにカットできました。
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プレッシャーアンカーを分解し、
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固着防止のためのグリスと
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サビ防止のためのグリスを少し塗っておきます。
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適切に組み直して…
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フロントフォークのコラムに組み付け完了!
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ヘッドパーツも無理の無い範囲で一旦、分解して洗浄します。
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新品のグリスを惜しみなく注入し直しました。
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ヘッドパーツを組み直し、
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車体に組み付けます。
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ステムやハンドルを仮止めします。
微調整は後でやります。
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エレクトリックワイヤーの配線です。
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廃材を利用して引き込み工具(道具)を自作してみました。
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使ってみるとなかなか優秀です。
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繋ぐのはシートポストに内蔵したバッテリーから、リアディレイラーとフロントディレイラーだけです。
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エレクトリックワイヤーは2本で済みました。
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エレクトリックワイヤーの長さはフレームサイズ等によって選ばなければなりません。
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エレクトリックワイヤーの脱着は専用工具を使いましょう。
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エレクトリックワイヤーも先代と比べて細く小さくなっています。
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リアディレイラーについている、○の黒いスモールパーツはエレクトリックワイヤーをまとめるためのパーツです。
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エレクトリックワイヤーの扱いも慎重に…。
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イメージとしては…
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先程の黒いパーツはこう使います。
ただし、ルーティングが気に入らないので、この後やり直しました。
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レバーのチェックです。
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ボタン電池ホルダーはこうやって開けます。
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ペンチ等で掴むのはやめましょう。
オススメの方法はマスキングテープを使うやり方です。
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簡単に脱着できます。
新品に初期装備されている電池はテスト用なので、早めに新品に交換しましょう。
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ここからDi2(電動コンポ)のファームフェア更新とセットアップ作業です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1688530368063-yXh349bqBQ.png)
このスイッチの割り振りもユーザーさんに合わせます。
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レバーとディレイラーの動作確認が済んだらBB装着です。
今回は高性能BBで有名な【WISHBONE】(ウィッシュボーン)のものを採用しています。
BBは滅多に交換しないので、最初の段階で納得できるものを選ぶとメリットが多いですね。
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愛車に装着したアクセサリーを考慮してケーブルルーティングを決めます。
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ルーティングと長さを決めたらカットするわけですが、気になる点もでてきました。
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ハンドルバーに装着するマウントの幅とステムのフェイスプレート(ハンドルバークランプ)の幅が合いません。
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寸法差が出ていますね。
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なんとかこのマウントを使いたいということで…
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↑これを使います。
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余っているチェーンのハギレを分解し、
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チェーンローラーを取り出します。
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M5のボルトがチェーンローラーにちょうど良い感じに入るので、
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スペーサー代わりに使って解決しました。
そしてなんやかんやで
調整してバーテープを巻いて完成です。
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★ブランド★
【CINELLI】(チネリ)
★車種★
SUPERSTAR DISC(スーパースターディスク)
★年式★
2023
★サイズ★
S(48cm)
★カラー★
ダークナイト
★主な仕様★
【SHIMANO】(シマノ)ULTEGRA(アルテグラ)2×12速、ハイドロリック・ディスクブレーキ
■完成ギャラリー
仕上がった車体の各部をご紹介します。
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よく見ると『C』のロゴはグラデーションっぽくなっています。
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ブルーがメインですが、ゴールドとレッドが差し色に入っていてオシャレですね。
UCI認証済みのフレームなので、指定のレースでも使えます。
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ライトとベルはレックマウントを駆使してスマートに取り付けています。
実用的かつスッキリとしたコックピット周りにできるので、当店としてもレックマウントはオススメです。
保安部品も漏れなく適切に装着することは当然ですが、取り付け方を工夫することで、法令に適合させつつセンス良く仕上げられます。
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スマホホルダーはレックマウントプラス。
これもなかなか優秀で、リリースレバーの色も選べます。
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ステムの幅の都合で工夫を強いられましたが、無事に取り付けできて一安心です。
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将来的なことも考えて選んだ【FSA】(エフエスエー)のSMRステムは近年のケーブル類フル内装(内通)タイプの救世主と言えるでしょう。
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この車体はフル内装ではないので、ヴィジュアルを考慮してトップキャップやコラムスペーサーは標準の丸型を採用しています。
所々にカラーボルトを採用しているのもオシャレポイントです。
チネリのトップキャップは他のデザインのものも別売りでご用意できます。
そういうところも『チネリはオシャレ』と言われる所以です。
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フロントフォークは【COLUMBUS】(コロンブス)フーツラ DISCです。
差し色としてレッドやゴールドが入っていて、このあたりもチネリ『らしさ』が出ています。
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規格は1 1/8”-1 1/2”です。
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ブレーキローターは前後とも
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【SHIMANO】(シマノ)RT-MT900です。
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バルブキャップはこだわりのカラーを採用しています。
こういう細かい部分を替えるだけでも気分が盛り上がるものです。
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ホイールは【CAMPAGNOLO】(カンパニョーロ)のSHAMAL CARBONを採用しています。
そういえばカンパのロゴとチネリのロゴって似ているかもしれませんね。
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メーカーによると、フレームの表面から角を取って丸みを帯びたデザインにしたことにより、カーボンレイヤーを有効に使うことができたようです。
その結果、剛性とパフォーマンスを高めることができました。
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個人的にこのスーパースターディスクで感動したのが『OCR』(Optimal Cable Routing)です。
油圧ホースに無理が生じないようスムーズに設計されているとのことで、設計が素晴らしいのはもちろん、フレーム内部の処理も非常に素晴らしいデキでした。
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クランクシャフトの通り道をちゃんと避けて、ブレーキホース(またはアウターケーブル)専用の通り道が1本の管状でできています。
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ペダルはお持ち込み品です。
まずは使い慣れたペダルを使うのがいいと思います。
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バーテープは【SUPACAZ】(スパカズ)のスティッキークッシュ・スターフェードを採用し、色に統一感を持たせています。
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ダウンチューブのケーブルエントランスはフレーム付属品で塞いでいます。
ここはワイヤレスです。
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サドルバッグは【ORTLIEB】(オルトリーブ)の完全防水タイプで、当然ながら脱着可能です。
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サドルバッグにレッドカラーを取り入れることで、ちょうどいいアクセントになっていますね。
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エレクトリックワイヤー用のグロメットは付属していなかったので、自作しちゃいました。
キレイに剥がすこともできるので、市販のグロメットを使いたい場合は後で対処することも可能です。
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バーテープのハギレを使っています。
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フインフイン動くリアディレイラーは、動かしていてとても気持ちがいいです。
旧世代のアルテグラから確実に進化しています。
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チェーンにも差し色ということで【KMC】(ケーエムシー)のDLC 12 レッドを採用しています。
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リア12速になることでギアの選択肢が多くなります。
今までの11速だと足りなかった部分もあったかもしれません。
実際に走ってみると、選択肢が増えたメリットは大きいですよ。
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フロントギアはコンパクトを採用しました。
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シートポストはこだわりの【FSA】(エフエスエー) のK-FORCE SPcarbon black SB25 Φ27.2mmです。
この中に電動変速機を動かすDi2のバッテリーが入っています。
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携帯工具を入れてもまだ余裕はあります。
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テールライトをサドルバッグに取り付けることで、実用性と視認性を両立しています。
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レース参戦はもちろん、ロングライドの相棒としても、きちんと役目を果たしてくれそうな車体です。
■ユーザーさんからの後日談
今回のユーザーさんは某C社のエアロロードバイク(以下、『A』とします)からの乗り換えです。
普段から積極的に走り込みをなさっています。
今回のユーザーさんから、
「前回、Aに乗った時と同じくらいの出力で走ったら、前回より15分くらいタイム短縮ができた。
Aとの比較で路面からのノイズがかなり軽減され、スーパースターディスクは路面状態の良い所だとほぼ振動を感じなかった。
新型アルテグラ(ST-R8170)のブラケットが握りやすい上、スーパースターディスクはダンシングがAより軽い。
ダンシングを多用したくなるようなバイクだ。」
というような、Aとの比較でのインプレッションをいただきました。
コースは広島では有名な『かわなみ』です。
もちろん、天候・気温・風の向きや強さ等、完全に条件が同じはないので、正式な比較試験ではありません。
以前のバイク『A』を知る立場としては、リア11速(機械式変速)が12速(電動変速)になったことは、間違い無くライダーにとってプラスとなります。
また、ロードノイズ(路面からの振動)はフレームやフォーク、ホイールやタイヤ等、総合的な組み合わせでのものなので、通常はフレーム単体での比較はできません。
とは言え、今回はタイヤやホイールを含めた車輪はAからの流用なので、フレームセット(フォーク含む)や、シートポストやコックピットまわりが変わったことでの比較と言えます。
感じ方も人それぞれですが、非常に満足していただけたようで何よりです。
■シメ
Di2&油圧ディスクブレーキ仕様もお任せ下さい。
【SHIMANO】(シマノ)だけが正解というわけではありませんが、『シマノを選べば間違い無い』と言われているのは、世界的なシェア率の高さからも頷けます。
進化したシマノDi2は、バラ完組で使うコンポの最有力候補です。
近年のケーブル類フル内装タイプの車体に対して、無理なく部品を組み付けられるメリットはユーザーさんにとっても大きいでしょう。
また、転倒等で部品が破損した際、部品の入手難易度の低さは、後々の維持費にも影響します。
当店はオーバーホールと同様にバラ完組も得意としていて、工賃は車体の仕様や条件等によって大きく異なります。
まずはメールや公式LINEチャットにてお気軽にご相談下さい。
ただし、メールやチャットでは伝わりにくいことも多々あります。
そしてユーザーさんにとっては大切な愛車なので、何度か対面でのやり取りも必要です。
ユーザーさんにとって現状でのベストな選択は何か?
ユーザーさんにとって本当の意味でのコスパ(費用対効果)はどうなのか?
そういうこともしっかりとヒアリングしてアドバイスさせていただきます。
もちろん、こちら側の一方的な押しつけはしませんのでご安心下さいね。
一緒にベストなサイクルライフを模索していきましょう。
■自転車関連のご注文・ご依頼等はメールか公式LINEでお気軽にどうぞ↓
当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。
ご依頼・ご注文等の相談はメールか公式LINEで24時間いつでもどうぞ↓
★メール★
togt24@gmail.com
★公式LINE★
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※どちらも運転中や作業中等ですぐに返信できない場合もありますが、お気軽にご利用下さいませ。
★公式BASE(オンラインストア★
https://togt24.official.ec/
※あくまでも対面での販売がメインであり、掲載情報にタイムラグが生じる場合もあります。
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