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自転車で通学するのに必要な物事◎2024年03月15日更新

広島県広島市にある『動く自転車屋』『自転車の便利屋』サイクルサービストグトのnoteをご覧いただきありがとうございます。

確定申告が完了し、最高に『ハイ!』ってやつ状態になった快適長持ち系自転車安全整備士のノーリー(店長)です。
去年の10月から適格請求書発行事業者(インボイス対応業者)になったので、合わせて消費税も納付してきました。

我々の大切な税金が適切に使われることを切に願います。

当店はヘンテコな営業スタイルですが、真面目に運営しています。

そしていよいよ春ですね。
通勤・通学で自転車を使う(『ジテツウ』とか『チャリ通』とか言います)予定の人も多いと思います。
今回は通学用自転車を選ぶにあたって気をつけたいことについて
書いてみました。


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当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。

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■まずは学校によるルールを要確認!

さて、通学用に使う自転車とは言っても、車種によって標準装備されているものが違います。
そして学校によっては
『ドロヨケがついていなければならない』
とか
『荷台を装着しなければならない』
とか
『規定のシールを車体に貼らなければならない』
とかいろいろあるようです。
苦しい受験を終え、無事に志望校への合格を機に好きな自転車を買ってもらえるという学生さんも多いかもしれません。
しかし、車種によっては通学で使えない自転車や通学に不向きな自転車もあります。
まずは通う学校のルールを確認しておきましょう。
特にロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク等のスポーツタイプ自転車は注意が必要です。

■軽快車(『ママチャリ』等)の場合

学校に規定に最もひっかかりにくいのがこのカテゴリーです。
目安として家から学校まで激しい坂道が無く、距離が3kmくらいまでであれば概ね問題無いと思います。
良くも悪くも個性を出しづらいので似たような自転車が多く、盗難には注意が必要です。
中にはサドル(とシートポスト)だけ盗む輩もいるため、サドルとフレームを繋ぐコンパクトなワイヤー錠等を付けておくことをオススメします。

■電動アシスト自転車の場合

軽快車のような装備がついているタイプであれば、こちらも学校のルールにひっかかることもほぼ無いでしょう。
このカテゴリーで特に気をつけなければならないのが、どのメーカーさんの電動アシスト自転車を選ぶか、です。
選んで間違い無いと言えるのが、【YAMAHA】(ヤマハ)、【PANASONIC】(パナソニック)、【BRIDGESTONE】(ブリヂストン)、【DAYTONA POTTERINGBIKE】(デイトナ・ポタリングバイク)等です。
もちろん他にもありますが、上記のブランドの自転車は『型式認定』があります。
この『型式認定』があるということが重要です。
型式認定が無い自転車が全てダメというわけでもありませんが、型式認定が無いだけでパンク等の修理を受け付けてもらえないことがあります。
型式認定は合法的な仕様であることに加え、メーカーさんによるアフターケアの基準もちゃんと満たしているという証です。
自転車は特に『安物買いの銭失い』状態に陥りやすい商品カテゴリーなので、できるだけ安心できるものを選びましょう。
もちろんバッテリーやモーターも消耗品で、これらも自転車1台買えるくらいの値段です。
使い方で異なるとは言え、概ね2~3年くらいで寿命が来ると言われています。
通学ルート上に激しい坂がある場合はデメリットよりもメリットが勝りますが、そういう環境では無い人にはあまりオススメしません。

■スポーツタイプ自転車の場合

今回の記事のメインとも言えるスポーツタイプ自転車。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク等がこのカテゴリーです。
まず、スポーツタイプ自転車(以下、スポ車)全般に言えるのが、
「予算を車体(本体)価格にだけ使い切るな!」
ということです。
その理由はもちろんあります。
基本的にスポ車の場合、フロントライトやカギ、スタンド等の装備が別売りです。
また、車種によっては専用の空気入れ(フロアポンプ)が必要になります。
細かい部分は車種毎に異なるので、欲しい車種があればその初期装備品がどこまで付いてくるのか確認しましょう。
スポ車の中でも下記のカテゴリーごとに注意点があります。

◆通学用ロードバイクでの注意点

カーボンフレームはやめておきましょう。
自分がどんなに大切にしていても、学校でイタズラされたり他人の自転車をぶつけられたりしがちです。
その度に修理等で乗れない期間が長く発生するかもしれません。
自転車競技(レース)をやるということでなければ、カーボンフレームは通学用には不向きです。

◆通学用クロスバイクでの注意点

スポ車の中では、カスタマイズ次第で学校による規定を満たしやすいカテゴリーです。
とは言え、車種によって仕様や規格がバラバラなので、どういう使い方をするかによってクロスバイクの中でも向き不向きがでてきます。
ブレーキの仕様は?
キックスタンドの取付位置は?
リアホイールのエンド規格は?
上記3点は特にスペック表を見て確認しておくと良いでしょう。

◆通学用マウンテンバイクでの注意点

フレームも頑丈なものが多く、タイヤは太くて乗り心地が良い車種が多いです。
通学用として選ぶ場合は特にハンドルの幅やタイヤの幅に気をつけましょう。
ハンドル幅(グリップとかが付いた状態で)が600mmを超えると『普通自転車』の基準から外れるため、『自転車歩道通行可』の標識がある歩道であっても歩道の走行はできません。
歩道は原則として自転車が走行できませんが、広島市の街中では『自転車は歩道に入らなければならない』と定められている交差点もあります。
その時、ハンドル幅600mmを超える自転車はどうするか?
歩道に入って押して歩くハメになります。
また、太すぎるタイヤもデメリットがあります。
駐輪場のレールによってはタイヤが入らないこともあるからです。
目安としてタイヤ幅1.95インチ以下であれば大丈夫な場合が多く、2インチ以上だとレールに入らず駐輪場で困ることになるかもしれません。

■注意点は他にもたくさんある

学校の制服みたいに『大きめを買えば大丈夫』とも言い切れません。
服はサイズが合っていなくても死にはしませんが、自転車の場合はサイズをミスると死に関わります。
他にもまだまだ注意点があり、ここではとても書き切れません。

■自転車選びはショップ(担当者)選びから

このように、自転車選びは意外と単純ではありません。
ユーザーさんがどのように使うか次第でオススメの車種や装備も異なります。
そういうニーズに対応できるショップ(担当者)かどうか…。
これが重要だと思います。
当店はヘンテコな営業スタイルの自転車屋ですが、それ故にユーザーさんのニーズをしっかりヒアリングし、ベストなご提案をさせていただくことが可能です。
欲しい車種がお決まりの場合でも、そうでない場合でも、当店へお気軽にご相談下さい。
まずはメールか公式LINEにてお待ちしております。

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