豚のお腹の中の、価格
豚のお腹の中は、いくらでしょうか?
というのは、漠然とした言葉だ。抽象的だし、なんかギョッとする。
ようは、モツ業者が買う価格ということだ。
豚が屠場に持ち込まれて、屠畜される。その内臓を、モツの業者が引き取ることになる。肉や皮は、それぞれ別の業者だ。
モツの業者が引き取るのは、お腹の中の内臓プラス、頭と足。
部位で書くと、タン、のどナンコツ、ハツ、ガツ、レバー、大腸、小腸、テッポウ(直腸)、コブクロ、そしてコメカミ、豚足、だ。フワ(肺)、シビレ(膵臓)、胆のう、チレ(脾臓)、アミ脂も内臓なので、モツ業者の取り分。しかし出ない部位なので、必要な分だけとって捨ててしまう。
そして一旦捨てたら、モツ業者のものではなくなる。廃棄のカゴに入れた途端、ゴミ屋のものになるのだ。
屠場には廃棄物を扱う業者が入っていて、カゴを置いて、それを夕方引き取りに来る。だから、彼らのカゴに入れたら、所有権がかわるのだ。
業者は、豚のお腹の中をひっくるめて「1頭いくら」というカタチで、セットで買うことになる。その方が安い。「タンを20本、レバーを10枚」などとバラけて買うより、格段に安い。しかしその分、売れない部位も買わないといけなくて、余りやすい。モノゴト、一長一短がある。
セットで1頭分、まぁだいたい1500円というところだろうか。ホントにざっくりで。公定価格でないので、さまざまな条件で価格はまちまちだ。例えば、頭は豚屋さんが引き取るから安いとか、銘柄豚だからちょっと高いとか。
この辺りのことは、そのうちもっと詳しく書こうと思う。
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駄文ですが、奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。