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【他社訪問レポート】社会実装を加速するクリエイティブスペース─ロボット開発の最前線のラボに潜入!
こんにちは、まちづくりにDXで革新をもたらすトグルホールディングス、HRユニットディレクターのYoshieです。
トグルHRでは、UT-LABという研究施設兼理系学生向けコミュニティスペースの運営を行なっています。そんな中、「企業が運営する研究施設の最前線ってどんな感じなの?」という問いが沸々と湧き上がっていたところ、ご縁あって、レアゾン・ホールディングス様(以下「レアゾン社」)の運営するヒューマンインタラクション研究所の新拠点にお伺いし、同研究所のレアゾン社森取締役様、ファイナンス本部長の盛川様にご案内いただきました。
この記事では、2024年7月、私(UT-LAB事業責任者)とトグルHRユニットメンバーの佐藤(UT-LABコミュニティマネージャー・技術広報担当)がヒューマンインタラクション研究所を訪れた様子をレポートします!
トグルは、パーパス「つくる・かえる・かわる」、バリュー「全社主義」「方法✖️体力」と共に、10のクレド(行動指針)を大切にしています。
そして、トグルのHRは、トグルという共同体を体現し、トグルのミッションを最大かつ最速に実現させるユニットでありたいと思っています。
そうした思いから、トグルHRとして、例えば、トグルの「徹底的に行動する、徹底的に科学する」「自己刷新する」「業務を磨く」というクレドを体現し、”昨日のHRユニットから一歩でも前進する”ための取り組みの一環として、日々課題に向き合いながら、積極的に他社や外部イベントに足を運び、一次情報に触れ、「組織」や「事業」について研究し、わいわいとディスカッションしながら、”熱く”毎日の業務に磨きをかけています!
秋葉原の最先端施設で社会課題に挑む:協働ロボット開発の新たな拠点
ものづくりの力を引き出す空間
東京都・秋葉原に位置するこちらの研究所は、主に音声コーパス開発、協働ロボットや介護ロボットの開発を主要テーマとし、最新技術を活用した社会貢献を目指しているレアゾン社におけるR&D機能を担う研究施設です。
まず、社会課題に対する解決策をいかに早く社会実装、実現するかに焦点を当てて、次世代のものづくりを支えるための最先端かつ快適な環境が印象的でした。
たとえば、3Dプリンター4台をはじめとする先進的で実用的な設備が充実しているだけではなく、使いやすい作業台、クリエイティビティを刺激するためのデザインや家具が配されており、ユーザーコンフォートが追求されていました。
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さらに、部品が不足した際、調達がすぐにできるように、立地を秋葉原に選んだことも、技術開発の効率を高める戦略の一環とのこと、秋葉原の豊富な部品供給源を活かし、アイデアをすぐに形にできる環境までもが計算されていることに感動!
クリエイティブな環境設計:チェスと遊び心あるストレージが生む発想力
施設のデザインには、快適さ利便性に加えて、クリエイティビティを高めるための工夫が随所に。
特に、チェスのボードやボードゲームが何気なく置かれており、休憩中のリラックスやアイデアのひらめきを生む空間となっていました。(後日、早速UT-LABにもさっそくボードゲームを置きました!)
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また、作品やプロトタイプを自由に展示できるよう、多めに設置されたストレージスペースも用意。さらに「隠れ家的なデッキ」も用意されており、ここでは部品や道具の整理整頓ができるだけでなく、集中して作業に取り組めるスペースも確保されています。
防音に優れた工作室では、工作機械の音を気にせずに作業ができるため、ロボット開発に必要なスピーディーなトライアンドエラーが可能とのこと、ものづくりに集中できる空間づくりがされていました。
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ロフト空間には作品をストックする予定とのこと、防音室も完備
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イベントは、小さなステップから始める
コミュニティスペースの運営者として気になるイベント開催についてもご質問。森取締役が意識されていることは、まずは小さなステップからイベントを開始し、参加者数を絞り込んだイベント構成を考え開催すること。
これにより、少人数でも質の高い交流と学びを提供していらっしゃるとのことでした。限られた空間という点を活かして、参加者との質の高い交流をするという点も学びポイントでした。
世界最高峰のインターン生が集う場
私たちが施設を訪問した際には、折しも、アメリカやカナダの大学からの学生が参加しており、英語が飛び交うインターナショナルな雰囲気でした!
研究所長の森取締役は、約10週間にわたるインキュベーションプログラムの募集に先立ち、自ら米国最大の大学ハッカソンである『TreeHacks2024』にスポンサーとして参加し、それをきっかけにインターン生を募ったとのこと。今回のインターン生の中には、数百チーム出場する『TreeHacks2024』で最優秀賞を受賞した学生たちも含まれており、世界的に見ても極めて優秀な学生たちが集まっていました!
インターン生のモチベーションを高める”場”づくり
インターン生を募集するために森取締役が注力しているのは、学生が自由に研究できる環境を提供すること。その一環に、ソフト面では、インターン生たちが取り組めるテーマの多様性とプロジェクトの豊富さが、学生のモチベーションを高める要因となっている様子でした。
ロンドン在住のインターン生にお話を伺ったところ、「未経験であっても、超優秀な人でなくても挑戦できる」と思ったこと、「たくさんのテーマがあり面白そうだと思ったから」というモチベーションで、参加したとのこと。
インターン生の多くは、研究したいテーマやプロジェクトがあるため、研究所のインターンに応募したとお話しされていました。コンテンツもモチベーションを高める”場”を構成する大切な要素だということを改めて実感しました。
ボストンキャリアフォーラムなどの国際的なキャリアイベントやテック系のスポンサーイベントを通じて優秀な学生たちを募っているというグローバルなアプローチも功を奏している様子で、人事的な観点からも大変刺激をいただきました。
このような革新的な研究施設が、ロボット開発という社会的課題に対して挑む姿勢を示しているのは非常に印象的でした。
今回得られた最先端の企業による研究室についての知見はこれからのUT-LAB
の運営においても活かしていきたいと思います。
レアゾン社の森取締役、盛川本部長様には、こちらで改めて感謝を申し上げます!
UT-LABはメンバーを募集中、トグルでは採用を強化しています!
UT-LABでは、理系学生・研究者・起業を目指す方を対象にメンバーを募集しております。ぜひこちらから応募してみてください。
また、トグルではHRポジションを含め複数のポジションでの募集をしています。
カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました!