「わたし」のこころの整え方
自分の人生なはずなのに、巻き込まれているような。勝手に誰かに操られているような。無力感。
自分の自由なはずなのに、窮屈で苦しくて身動きが取れないような。選択肢がないような。閉そく感。
勉強に仕事に家事に育児に介護に療養に…毎日「わたし」は頑張っています。人と比べるものじゃない。でもそばに比較対象があると、情報が手に入ると比べてしまうものです。本当は変わりたいけれど、疲れすぎて問題に目を向ける余裕もありません。
日々に疲れたとき、まずは「わたし」を整えることからスタート。ちょっとした工夫で世界が輝きだすかもしれません。
「わたし」の整え方(とげまるの場合)
感情に蓋をしない
感情は自然と生じるもので、全てあって良いものです。感情が生じたら、大切に。怒り、嫌悪、情けなさ、劣等感、やるせなさ、恥ずかしさ。ネガティブな感情だってあっていいんです。人生を豊かにし、自分を成長させてくれる重要なスパイスです。
感情に評価を加えない
感情に良し悪しをつけず、ただただ「わたし」がどんな気持ちなのか見つめます。「いま、情けない気持ちだね。うんうん。」ここでストップ。
「自分ってなんて情けない存在なんだ。」と自分と結びつけません。”情けない”のは客観的な事実ではなくて、あくまでも自分の色眼鏡を通してみたことです。存在と結びつくと、逃げたくなったり、蓋をしたくなったり、八つ当たりをしたくなったりしてしまいます。
思いのままに表現する
自然に生じた感情はたまらないうちに外に出します。友人や家族に話す、ノートに書く、ブログやSNSに書く、詩や文章を書く、絵を描く、叫ぶ、歌う、汗を流す。他の人に危害を加えるものでなければ、気が向くままに、したいこと何でもいいのです。「わたし」の中に余白を作ります。
身体をほぐす・休める
心と体は密接に関係しています。栄養バランスのいい食事をとる。睡眠をとる。家族とハグをして幸せホルモンを出す(一人の場合は自分自身を腕で抱きしめたりぬいぐるみでもOK)。猫背になってないか、肩甲骨の真ん中は凝っていないか。
イライラ、モヤモヤしている時、目の前の出来事が原因なのではなく、身体の不調が原因かもしれません。そんな時は、体をほぐしたり、動かしたり、温めたり、休めたり。効果があったら、いつもの好きなメニューに加えてみます。
勇気を出して、一歩
これで「わたし」の土台が整いました。問題点に目を向ける、新たなことをインプットする…やりたいことからやってみよう。
あなたの整え方はどんな方法でしょうか。