人間関係ってむずかしい
どんなに親しい友人や
パートナーでも
分かり合えないときがあります。
お互いをよく知っている人でさえ
どうしてもすれ違ってしまう時ってありますよね。
その理由が分からず
戸惑いを感じたり
モヤモヤした想いを断ち切ろうと
割り切ってしまったり。
分かり合えないことってダメなことと
思いがちですが、
それは自然なことだと思うんです。
ただそういう状況はしんどい…
できるなら解消したいと思いますよね…
なくそうとしたり避けようとするのではなく、
そういうことは起こるという前提を持ち、
そうなってしまう理由や
そうなったあとどうしたいのかの方に
意識をむけていくことが大事だと思っています。
理由を考えてみたときに
それぞれ異なる
背景や経験価値観を持って
生きているから
違って当たり前だし
違うって頭ではわかっているはずですよね。
でもついつい
私たちは「同じであること」を求めがちです。
そして
共通点を見つけ
同じ考え方や感じ方を共有することで
安心を感じたり
わかりあってる感じや
つながりを感じたりします。
特にこの現象のわかりやすい例として
恋愛やパートナーシップにおいてでやすく
経験された方も多いのではないでしょうか。
しかし、それが強くなりすぎると
違いを恐れるようになっていることに
気づかず、
自分と相手との違いを探し始め
相手が自分と異なる意見や感情を持つことに
不安を感じるようになり、
愛が冷めたとか
大切にされてないと認知してしまい
相手をコントロールしはじめたり、
それとは逆に好感度上がるようにがんばったりすることもあるでしょう。
何れにせよどちらも疲れちゃうし
長続きはしにくいですよね。
では、どうすれば違いを受け入れ健全な関係を創れるのでしょうか。
自分の中に
「違いを怖がる気持ち」に気づくことが
分かり合える世界に向かう
第一歩だとわたしはおもっています。
別に怖くないけど思う人もいるかもしれませんが、自分が怖がり不安に思っていることってなかなか自覚しづらく…
怒りの感情で現れていることも
多いかもしれません。
まず怒りや不安など
自分の気持ちを自分が理解してあげること。
自分が自分をわかってあげること。
それからこの次にようやく
人のことをわかってあげるが生まれます。
そして相手の言葉に耳を傾け
相手がなぜそう感じているのかを知ろうとすることで、共感や理解が生まれます。
そうなると、自分とは異なる考え方に対して、不思議なことに⁇がいっぱいでてきて、
好奇心がめばえてきます。
「なぜこの人はこう感じるのだろう?」と
問いかけることで、相手の視点を新たに発見することができ、
「なるほどねー、確かにそうなるなー」とか
自分とは違うけど
「そう見えてるんだー」
と相手の景色や現在地が見えるようになります。
そして違いがむしろ豊かな関係を築くための材料になるのです。
分かり合えない瞬間は、心地は良くないけど、必ずしも悪いものではありません。
それは、より深い理解や成長のきっかけになり得ます。対話を通じて、お互いの違いを受け取り合い、また自分が進化し同じ自分ではなくなっていき、変化や進化の意味がカラダに馴染んできます。
これは人間にしかできない進化であり、これこそが関係を築く鍵です。
違いを恐れていることに気づき、
自分をわかり、相手のこともわかろうとする。
その先にある新しい視点やつながりを楽しむ心を大切にしたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?