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ミニチュア作って映画見る日記

今月は休みを週3日にしてて。ミニチュアをたくさん作りながらU-NEXTとプライムビデオをたくさん見てます。

これはスプレー塗装して切り離したアスタルテスインファントリーボックス5箱分のターミネーターとデヴァステイター。彼らは一箱に12人ずつ入っているので、5箱だと60人になってちょうどいいです

本格的に最高気温が10℃下回ってくるとスプレー塗装が難しくなるからね。いまはひたすら組んでモデルにスプレーするターン。あとは配信で見た映画の感想など書いておきます。

変な家
すげえなこれ!原作読んでる方がたぶん面白い。「変な家」に映画的な見せ場を叩き込んだら変なホラー映画ができあがった感じ。チェーンソーババアで笑っちゃったので僕の負けです。

容疑者、ホアキン・フェニックス
俳優のホアキン・フェニックスが俳優を引退してラッパーに転向する。というフェイク・ドキュメンタリー。

コメディというか悪ふざけというか、2年もかけて実際に多数の人を騙して撮っていたという事実が怖い。なんか今も一線級の俳優で良かったよね。

ハウス・バウンド
ミーガンの監督がミーガンの10年前ぐらいに撮っていた長編第一作目。

不良少女(ATM爆破は非行の範囲に収まるか微妙だけども)が保護観察処分を受けて家出していた実家に戻るんだけど、家では何かおかしな現象が起きている、というサスペンスホラー。

テンポよく色々な事件が起きて、真相が二転三して、いやあ面白かったねこれ。最後むちゃくちゃ力技でハッピーエンドにまとめちゃうのはミーガンっぽい。

落下の解剖学
難しいやつ!山のてっぺんに小屋建てて暮らしてた夫婦の旦那が死んで、これは自殺か他殺か!?という裁判の話なんだけど、バチッと真相が明かされたり真犯人が登場したりするタイプの話じゃない、見た僕が色々考えるタイプのやつ。なので、難しい。

真実なんて誰も気にせず検察官と弁護士が「他殺」と「自殺」のストーリーを主張しあいながらどんどんプライバシーを解体していく様がねー、嫌な感じでしたね。ひたすら傷つきまくってた息子さんが最後にどうにか解答を見出すのが救いですかね。

100本に1本ぐらいはこういう映画も見たいよね。「社会派サスペンス」ぐらいの軽さを期待していて正直すまんかった野次馬根性でした。

テリファー
ハロウィンの夜にピエロが出て殺すという、キャラの強い殺人鬼が人をぶっ殺しまくる映画のパロディみたいな映画。

パロディとはいってもひたすらグロテスクさが誇張されているので気分は良くない。続編ができるのはまあわからなくはない。

ベネシアフレニア
ベネチアに観光に行ったスペイン人の若者5人組が大変な目に遭うホラー映画。

これを撮ったアレックス・デ・ラ・イグレシア監督の名前はぜひ覚えておいてほしいですね。変なテーマのホラーやサスペンス映画ばっかり撮るんだけど、ストーリーテリングが上手いんですよ。一発ネタみたいなコンセプトの話でも一本道にならず、随所に飽きさせない工夫があって。

今回の話でいうとまず主役の男女5人組がカップルと姉弟、女性1人というちょっとヒネった構成で。ベネチアの殺意を象徴する道化、それと対になるようなベネチアの善意みたいな男がいたり。それとは別に反ツーリズム秘密結社が居るのは若干ややこしいんですけど、キャラクターの目的がみんな別々だからこんがらがっちゃいそうなストーリーを、上手くまとめるんですよねえ。

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