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魔法に満ちた世界の可能性
この世界がこの世界よりも高次元の世界に住む誰かによるシミュレーションである可能性は、そうでない可能性より高いという話がある。
ちょっと高いどころの話ではなくて、確率でいえばほぼ間違いなくそうだと考えた方がいい、というレベルで高いのだという。
細かい理屈は忘れたが、もしその説が正しいのだとすると、この世界を作った誰かのいるその世界もまた同様に、さらに高次元の世界の誰かによるシミュレーションである確率が充分に高いと考えられるだろう。
いわゆる無限後退だが、この無限の彼方にはオリジナルな世界がたった一つあったりもするのだろうか。
しかし、それまでの過程が無限なのであれば、なるほど「被シミュレーション世界」の「充分な多さ」は納得がいきそうな気がする。
ここからは妄想だが、シミュレーションで出来た世界の、作者というか、管理者というか、はたまたオーナーというか、ほとんど全ての世界にそういう存在がいたとして、作られた世界の内側から、外にいる彼らの行動をコントロール出来る可能性はあるだろうか?
そんなアホなという想定だが、世界の一つ下の階層の側が上の階層をコントロールする。そういう逆転した入れ子関係を、最初から「二つ前の創造者」が設計している場合はどうだろう。
そうすると何が出来るかというと、例えば「タイムトラベル」は可能になるだろう。自分の世界を巻き戻してくれるよう、一つ上の階層の側から操作してもらうのだ。
「物理法則の改変」も可能になる。例えば魔法使いが活躍する世界も当然ありうるし、超能力者同士が競い合うバトル漫画のような世界も当然ありということになる。
もちろん最初からそういう世界であったらという話であって、この世界がそういう世界だといっているわけではない。