絶景とファンタジーの島アイルランド旅行記 ‐2日目市内観光‐
こんにちは!
スペイン・バルセロナ在住、
月に一度海外旅行に行っている者です。
3月は二泊三日でダブリンにやってきました。本日2日目も市内観光を楽しみました。
▶ 朝食を爆食いして食費を浮かす作戦笑
アイルランドについて調べる前は、アイルランド飯=朝食(アイリッシュブレックファースト)というイメージしかありませんでした。
でも朝からレストランみたいなところに食べに行くのはだるいし、宿泊先のホテルの朝食を申し込むことにしました。
それにバイキング形式でアイリッシュブレックファーストを食べられるとのことで、朝から爆食して昼代を浮かそう大作戦にもなるなと笑
真ん中のベイクドビーンズうますぎます!かりかりベーコンも最高。ソーセージはスペインの方が勝ちかな。
さて、お腹もいっぱいになり部屋に戻ろうかと思い、ふと隣の席を見ると、イギリス人らしいおじさんが大きめのタッパーにパンを3つ詰めていました。
同じグループの他の3人も、フルーツやパンをナプキンに包み持って帰っていました。
え、いいの…!?笑
昔学生時代に旅行していた時、ご飯代を浮かすため小さいお菓子をポケットに入れ、ドキドキしながら持ちだしたことを思い出しました。
みんなご飯代節約したいよね〜笑
▶ 絶対行くべき名所トリニティー・カレッジ
11:00頃、トリニティー・カレッジに行ってきました。観光という面ではあまり期待していませんでしたが、ここはおすすめです!
トリニティー・カレッジは、1592年創立でアイルランドで最も古い大学です。日本の東大的な位置づけで、ノーベル賞受賞者も多く輩出している優秀な大学。
ここの見どころは、アイルランドの国宝『ケルズの書』とLong Room(長部屋)です!
博物館に入り、まずはケルズの書について理解を深めます。入場料についてくるオーディオガイドは、日本語があるためかなり助かりました。
ケルズの書は8世紀に制作された聖書の手写本で、主に当時の中年男性(18歳)により写本されたそうです。
あるページには『もう嫌だ』『早く終われ』と余白に小さく書かれているページもあるそうです。確かに18歳の男の子には地獄の作業…笑当時の人の気持ちを垣間見ることができました。
いよいよ、ケルズの書とご対面。
独特な色使いや精巧な絵、8〜9世紀に作られたものがここまできれいに残っているなんてすごすぎます。それぞれの時代の人が大切に守り抜いた歴史の重みを感じました。
係員によると、ケルズの書は良い保存状態を保つため毎日1ページずつめくって展示するそうです。もしまた来ることがあっても同じページはおそらく見られないんだろうなと思うと感慨深い気持ちになりました。
そして階段を登るとロングルールと呼ばれる図書館があります。
現在改修工事中のため手前の方にしか本がありませんでした。ちょっとショックでしたが、この部屋から本がなくなったのは歴史上初めてのことらしく、逆にかなり貴重なものを見させてもらったとポジティブに受け取ることにしました。
おそらく本の代わりに飾っているであろう地球儀もいい感じ。
奥に進むと現存する最古のアイルランドハープがありました。
調べてみると、コインやパスポートにもハープが描かれており、国章として使われているそうです。
こんなに大事なものが大学にあるなんてすごすぎ。
最後にプロジェクションマッピングを見学。
満足感の高い時間を過ごせました。
▶ テンプルバーで一休み
さて、ハーフペニー橋を渡って、アイルランドで最も有名なパブ『テンプルバー』にやって来ました。
正直黒ビールは苦手意識がありましたが、ここまで来たし一杯注文してみました。
一口飲んでびっくり!全然苦くないし、重くない。むしろ水のようにゴクゴク飲める!しかも泡までクリーミーで美味しい。
日本で飲んだ黒ビールと全然違いました。
ハーフパイントじゃ足りなかったです笑
▶ 世界で3番目に古い動物園
午後は動物園に行ってきました。
本当はウィスキー博物館とか歴史博物館とか行くべきでしょうが、そこまで興味がわかず…笑
さて、ダブリン動物園は世界で3番目に古く、ヨーロッパ一番の敷地面積を誇ります。
入場料は24ユーロでしたが、国際女性デーがあったからか女性は無料でした。ラッキー!
ダブリン動物園は、フェニックスパークという超広大な公園の中にあり、野生の鹿が生息しているそうです。動物園を一通り歩いたあと鹿探しに出かけました。
奈良公園感覚ですぐに会えるだろうと歩き出しましたが、一向に出会えない。まじで、広すぎる。歩いても歩いても同じ光景…半分くらい歩いて諦めました。
まぁいい運動になったから良し。
▶ お土産がかわいい!!
時刻は17:30
街に戻りお買い物をすることにしました。
市内にはたくさんお土産屋さんがありますが、いろいろ回った結果、こちらのお店が適正価格だと思いました。他のお店は同じ商品が数ユーロ高かったです。
余談になりますが、お土産を買い忘れてしまった方は空港で買うのもありだと思います!値段はこのお店と同じでした。旅行客になんて優しい国…
私が旅行したのは3月だったので、セントパトリックのお祭りグッズがいっぱいありました。
私は普段旅先でお買い物をしないのですが、ダブリンはキュンキュン来るものが多すぎて、めちゃくちゃお金使ってしまいました。
誰得の購入品紹介。
大事にしよう…!!
お土産屋さん以外にもセレクトショップがたくさんあって、それも本当にかわいいんです。
アイルランドは服飾品への税率がえげつなく高いので、私はセレクトショップレベルのものは買えませんでした涙 でも次回行く機会があれば予算多めの旅行をしようと思います!!!
▶ 夜ご飯は適当なパブへ
時刻は18:30、今日は2万2千歩歩きました。
さて今日は適当なパブに入ってもご飯がおいしいか試してみよう!とのことになりました。
お店はサッカー観戦で大盛りあがり。腹ペコな私はそれを横目に食べ物を注文。
お供はギネスビールで。
最高のコンビネーションでした♡
「デザート食うか?」と言われ、すっかり気分が良くなっている私は「yes!」と一言!とりあえず聞き取れたチョコレートケーキを注文。
現地人の真似してアイリッシュコーヒーも注文。
日本にもアイリッシュパブを模したバーはありますが、やはり本場のパブは全然違います。
数え切れないくらいのたくさんのリキュールにビアタップ、店員さんとお客さんの掛け合い、音楽…もちろんビールを注ぐ技術、磨かれたコップなど細かな気配りも素晴らしい。ここでしか味わえない伝統文化を楽しませてもらいました。
いよいよ明日は最終日!
おやすみなさい。
続く
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