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ファインダーを覗くと、推しがいた
ご無沙汰しております。
最近、「ゆどうふ」に改名しました。
深い意味は特にありません。
この暑い時期に熱い食べ物の名前ですね。やっぱりひややっこに改名しようかな?
豆腐が好きなので“ゆどうふ”です。字面も可愛いし。
では早速本題に入っていこうと思います。
過去の記事で私は「野外ライブで、フィルムカメラで、推しを撮りたい!」という趣旨の文章を書いた。
念願の野外ライブに参戦してきたので、そのレポートを綴っていこうと思う。
「厳正な抽選の結果、下記内容にてチケットをご用意いたしました。」
抽選結果のメールを開いた時に書かれていた文字に、安堵した。
私の好きなアイドルに会うことが出来る。もちろんそれも嬉しい。
だがさらに嬉しかったのは、カメラ撮影が可能な席が当たったことだ。
前回の記事でも触れた話だが、そのアイドルのライブへ参戦した際、カメラ撮影可能席に当選したにもかかわらず、カメラを所持していなかったため撮影が出来なかった。この出来事が、ずっと始めてみたかったフィルムカメラを後押しするきっかけとなったのである。
メールを確認した日の夜、私はフィルムカメラの準備をした。
悪天候や席の条件の善し悪しなど万が一のことを考え、フィルムで推しを撮れなかった時のためにデジタルカメラをレンタルした。生憎だがデジタルカメラは持っていないのである。
しかし幸いにも、母が所持していたズームレンズが手元にあった。同じメーカーのデジタルカメラを借り、そのズームレンズを装着し、アイドルの撮影に臨もうと思う。
結局ライブ当日は雨に降られてしまった。
カメラの防水対策を万全に行い、指定席からズームを最大限に伸ばして、撮れる限りの推しを、アイドルを、カメラに収めた。
「ここからはカメコさんタイムです!」
アイドルの掛け声を合図に、周りの席に座るファンが一斉にカメラを構える。
ズームレンズはその長くて太い存在感から、アイドルのライブなどでファンからバズーカや大砲とも呼ばれたりしているとかなんとか。そのバズーカに負けじと、アイドルもウインクやファンサをおくる。その日は演出上水鉄砲を持ちながらパフォーマンスをしていたため、ファンへ水鉄砲を向けるシャッターチャンスも存在した。
手持ちのレンズを最大限の距離までズームして、推しを連写した。ファインダーを覗くと、そこに推しがいた。この1回きりしかないライブでの推しを、写真に記録したい。ずっと“カメコ”という存在に憧れていた私、悲願のカメコデビューである。
セットリストも盛り上がる曲や私の好きな曲が沢山組み込まれていて、最高のライブだった。
過去にもこの形式の野外ライブは開催された。だがその時は参戦を見送ってしまい、後にカメコさんの写真を見て「行けばよかった…!」と後悔した。今回そのライブで推しを撮れた。あの日の推しは今でも私のカメラロールにいる。好きな推しの写真を見返す度に頑張れるとよくいうが、まさにその感覚を味わっている。推しが私の世界を救っているような気がする。
最後にフィルムやデジタルで撮った野外ライブの写真を添えて終わろうと思う。
フィルム↓
デジタル↓