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Xデザイン学校|リフレクション:#05 ペルソナシナリオ法
今年の5月から、UXデザイン知見強化のためにXデザイン学校ベーシックコースを受講しています。今回は第5回目の講義。
早いもので、もう折り返し地点という事実───いやはや恐ろしいですw
UXだけで成功したビジネスは無い?
様々な苦難を経て成功したサービスは少ないのではないか
サービスとその時の環境との「運」と「縁」が大きいのではないか
そもそもUXやマーケティング等の調査をやる意味は何なのか
今回は、珍しく冒頭から簡単なディスカッションでスタート。
この議題に対しての率直な考えは、「楽して成功したサービスなんてほぼないんじゃないの?」という事でした。確かに思い付きで始めたサービスが、たまたま世間のニーズとピッタリ合致していた、という実例もゼロではないのでしょうが、あったとしても極稀なんじゃないかなぁと思いますよね。
もちろん成功の陰に周囲を取り巻く「環境」や、タイミングなどの「運」、実装に至るまでの「縁」といった要因は多分にあると思いますが、出来る限りユーザーのニーズに近づけるための手法として取り入れられているのが、それこそUXやマーケティング調査なのではないかなと。
そのためにも新規サービスを開始する上で、UXやマーケティング調査が外せないプロセスであるという事だけは確かかなと感じますね。
橋をデザインするのではなく、川を渡るシステムを作れ
いままで講義を通じて、UXにまつわる言葉を先生が紹介して下さった例の中でも印象に残った、オランダ・フィリップス社の例。ほかにも
もし私が顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らはもっと速い馬が欲しいと答えていただろう。
ここから思い至るのは、
多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのか分からないものだ。
ジョブズのこの言葉には、思わず膝を打ちます。それを外化する能力を養うことがUXにおいて必須なのだという事を頭では理解できていても、実際どんな経験を積んだら良いのだろう?という単純な疑問。
受講開始から5か月経過した今となって、この地点で立ち往生している自分に気付くと、異様な焦りを感じずにはいられなくなりました。。
10%の人が100%満足するものを作れ
これは良く耳にしていたフレーズ。幅広いユーザー層が満足するデザインを目指しがちですが、実際はNG。(というか、ほぼ無理に等しい)ワードにすると簡単そうに感じても、10%の人が100%満足するものを作ること自体、相当な努力と調査が必要なのだろうと感じざるを得ません。
上位下位関係分析法
インタビューや行動観察から得た情報を分析し、対象者の「本質的なニーズ」を明らかにするための手法。
グループワークでは、今回の講義までに実施したインタビューをもとに、この分析を実施しました。幸いチーム内に経験者がいたこともあり、比較的スムーズにラダーアップ出来ましたが、後になって「ビジネスモデルのターゲット層が定まっていない気がする」と指摘を受け、思考停止に陥ることに。。社会問題の解決と自分事化に関しても、現状曖昧になってしまっているので、まずそこを改めて明確にする必要が出てきました(汗)
まとめ
今回、講義後のリフレクションにも記入したのですが、各チームごとに考えたビジネスモデルを発表するフェーズで『圧倒的にチーム内でのディスカッションが足りていない』事を実感しましたね。
残念ながらチーム内メンバーが抜けたり、皆のスケジュールがなかなか合わないなど諸々の事情もあって、今まで1度もメンバー全員が集まって議論を交わした機会がありませんでした。そのまま発表に持ち込むのはさすがに不安だったこともあって、前週に厚意で開催されたビジネスアワーに参加し、先生から講評を頂きましたが。。それでも、良くディスカッションされているなと感じるチームは、発表内容にも表れていると思いましたし、改めてチームビルディングの難しさを実感させられた回となりました。
今一度、原点に立ち返る気持ちで、課題と向き合う必要がありそうです。
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