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ネガティブが多いけれど決して悲観的なわけじゃない

最近ネガティブな発言が多いからか、心配した人が大丈夫?とメッセージをくれるようになった。

全然精神的には問題ないと思う。まったくないというわけではないけれど、東京とか神戸で生活してたときの方がストレス高かったと思う。

とはいえ、活動が上手くいっているとは言い難いのは事実なわけだけど、これもぼくはまだそこまで悲観してなかったりする。

たしかに課題は山のようにあって、その課題の多くはぼくが経験がなかったり経験に乏しいことだったりして、インプリメントする前提としての知識やテクニックのキャッチアンプをしなければならず…とやらないといけないことがどんどん増えてて、組織内でぼくだけ繁忙期でアップアップなんだけれど、見方を変えればそれだけぼくがビジネスやマーケティング領域でできることが増えているわけで、うまくやれば日本帰国後もしばらくはフリーで食べていけるんじゃないかと思っている。

こっちにきて思ったのは、自分は思ったより多くのことができない。

ストーリーを作ったり、大枠でブランドの方向付けは経験がいくらかあるから普通の人よりは得意だけれど、SNSだとか、飛び込み営業だとか、市場調査の設計とか、いざ実装しようとすると細かい部分が弱かったり、ストーリーメイキング1つとっても、どんなストーリーを乗せるか、紡ぐかのストーリーの引き出しが少ない。

「要するにモノを売れるようにすれば良い」というのをマーケティングの総論とすると、じゃあ実際にどうやって売っていこうか、どんな選択肢があるかな、の各論が弱い。手札が少ない。〇〇がしたいけど、ぼくのテクニック的に無理だなぁというのが結構ある。

広告作る、PR戦略練るという1つ取っても、ぼくは分業の進んだ世界で限られた仕事しかしてなかったなぁと思い知らされている。わかってたはずなんだけれど、上っ面でしか理解してなかった。まさかこれほど実行力に影響でるなんて。

アイデアはなくはないけれど実行できれば無意味なわけで、今のところぼくは無能。口だけは達者な嫌なやつに過ぎない。

渡航前は、帰ってきたらしばらくはフリーでマーケティングコンサル的なのやって週休4日くらいで遊ぶか、と呑気に考えていたのが恥ずかしい。現状じゃ誰もわざわざお金を払って雇いたいとは思わないレベルだ。

相変わらず尊大だったなぁと思う。

でもそれは、あくまでこれまでの話。過去の話。

いまぼくは、与えられた制約の中でなんとか成果を出そうとしているし、その成果のためには、例えば予算どうこうではなくて単純にぼくの能力が足りないということならば、ぼくはキャッチアップしようとしている。

それに、まだ任地に来て3か月。

日本の会社内でのジョブローテでさえ、配置替えから成果がでるまで6カ月かかると言われている。言語も文化も違うとはいえちょっとゆっくりしてる感は否めないけれど、まだ環境構築に時間を使っても問題はないはずだ。

何が言いたいかというと、ぼくは根がポジティブなのだ。

どれくらいの成果がだせるかという単純に2年後が楽しみだし、個人としてもどれだけ成長してるか楽しみでしかたない。

厳しい課題が多いけれど、なんとかなるんじゃないかと思ってる。根拠のない自信だけれど、そういう自信がなければこんなところに来ていないわけだし。

たぶんそれは、これまでの人生で自分にとっての高い壁を乗り越えてきた自負があるのだと思う。自分の能力よりちょっと背伸びして挑戦して上手くやった成功体験があるからだろうと思う。もちろん、失敗の方が山のようにあるけれど。

1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。ぼくはその味をしめてしまったんですよ。

って本田圭佑が昔語っていたけれど、気分はそれに近い。

わりと今のこの状況を楽しんでいる。

ただ、ぼくの場合はジャンプの主人公のようにアツいキャラじゃないから彼らとは表現方法が違うだけ。

ぼくはクールな男で通っているから。

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