これから減る仕事、増える仕事Vol.38
ハイライト
アメリカの労働統計局からこれから10年で減る仕事、増える仕事という予測がでていておもしろいなと思ったので共有する。
まずは減る仕事から。
特徴としては、レジ打ちに始まり、経理含む事務、データ入力、銀行窓口など、いわゆる単純労働にあたるような職種が減る予測となっている。そして、それに伴い、それらの労働者を管理するマネージャーも管理する対象がいなくなるのでお役御免で減るとなっている。
上記の仕事は、要するに自動化できる分野、人である必要がない分野ということになると思う。
続いて増える方。
さっきの減る方が200万人に対し、こちらは670万人の新しい雇用なので、トータルでみると人手不足、ということになるのかな?
増える分の過半数は、高齢化を象徴してる感じ。介護士、看護師、ヘルスケアサービス系など、ヘルスケア領域。
これ、どこも事情は同じなのかなと思ったのは介護士の給与水準が日本と同レベルで低い。アメリカは民間保険だから、保険料高い分それらの職種の人の給与水準上げるのに寄与するんだろうなと思っていただけれど、そうではないようだ。
あと、減る仕事の方で、ファストフード店の調理師があるのに、増える仕事の方にレストランのコックがあるのは、前者が自動化で省人化なのに対し、後者は健康志向の高まりで、健康的な食事に対する需要の高まりなんだとか。
あと、経理は減るといってるのに、その上級職っぽいFinancial managerは増える予測が出てる。これは、IRとか運用できる職の需要ということかな。
あと、general / operational managerとあるけれど、これはたぶんPMのことだと思う。ぼくの働いてる界隈に多いということもあるのかもれしないけれど、ぼくの周りはPM(project manager / product manager)多い。ぼくもそうだし。
こういう予測、これまでもいろいろあったけれど、正しいかどうかはわからない。最近だと、生成AIの登場でソフトウェアエンジニアも数を減らすんじゃないかって言われてたりするし、減る減ると言われてた職も、機械より人間の方が安いから残ってたりするし。それでも、人間の方が安いと言われていた業界も人手不足で変わらざるを得ず…みたいなこともでてきてる。
読書記録
土の本なんだけれど、ここ数年読んだ本の中で一番おもしろいかもしれない。少なくとも今年一番おもしろい。というか、身近でありながら、ぼくは土のことをほとんど知らないんだと気づかされる。
多くの人に読んでほしい。
こういう本を読んでいると、循環するとはどういうことかを腹落ちして理解できるような気がしてくる。
今の温暖化とはつまり、数億年前の植物が石油、石炭になって地中に炭素が固定されていたのを再び地上へ出して、放出してるわけだからそりゃ温暖化しますよね、と。
What I did in week38 (9/16-9/22.2024)
CPA:今年全科目合格!
1月、2月、3月の目標未達
4-7月全負け。事実上進捗なし。
8月
7月からフィードバックループを短くすべきだと思い、それについてはhttps://yukinotes.com/で管理することにした。
12月にFARを受験することに決めた。そして2月に次。
今月こそFAR2とFAR3の単位取る。
読書: 月2冊は読む
今年中にブルーバックスの大学生物学の本を3冊読みたいと思っている。もっというと、ファインマン物理学も今年読みたい。
1月、2月に続き3月も目標達成!
4月、5月それぞれ1冊ずつ読了
6月は読了は結局なかった気がする。読んではいるので、いろんな情報に接していたという点は良しとする。
10冊くらい少しずつ読んでる感じなので、読了数というKPIは正しくないのかもと思いつつ…。
英語
Blog: 英文ブログ週1回は更新
ということで、投稿のハードルを下げるために、CPAの勉強状況を可視化するために、下のはてブ毎日更新していくことにした。
本: 月1冊は洋書ないし英論文を読む
今週も読めてない。反省。
いろんな記事なりなんなり毎日チェックしていて、英語に触れてはいる。
Workout / diet : 今年中に70kg代へ!
1-8月。92kg→83.7kg
9月83.7kg→84.5kg→84.5kg→84.5kg
減量とまった。完全に。というか、この減量への意識を減らしてから止まっている気がしている。ポイントは晩御飯の量+運動量だろうなと思っている。改善しないとと思いつつ、また習慣を作るのはそれなりに大変でもあり、またそっちに意識が削がれるのがなぁという言い訳。
余談: ミームコインが帰ってきた?
クリプト関連のキャッチアップするために本を読むのもそうだけれど、ニュースレターもいくつかとって、情報の摂取量を上げている。まだほとんど何言ってるかわかっていないんだけれど、その中で、ミームコインが帰ってきた!というエッセイを読んだ。
ミームコインとは、字のままの通り、ネットでミームになっているものをコインにする/したもので、ネットの悪ノリとか、そもそも1回ネットでバズったものだから多くの人は知ってるのもあり(≒他のアルトコインよりも目立つので買われやすい?)というので結構流行った。ご存知の通り、色んなコインが出てたり、詐欺的なものが多かったりで仮想通貨自体がブームは去ってしまったように思うのだけれど、DAO的なコミュニティは実は発展してきてるんだという。
例えば、DOGEコインというものがある。イーロンマスクが好きっぽいので色々ネタ的に彼のアカウントで投稿れている。これは、ネットミームになった、「かぼす」という柴犬のミームコインで、ネタ的に始まったものだけれど、それが今、Do Only Good Everydayの頭文字のDOGEとして、現実世界に良いインパクトを与えようと色んなプロジェクトが走っている。
これがクリプトの非中央集権的な思想とカウンターカルチャー的なのも合わさって、ある種新しい宗教のようなものになってきているらしい。DOGEもkかぼすの銅像を建てるという計画が進んでいる。
新しい宗教か、なるほどーと感心した。
DAOが一時期流行って、結局あれもコミュニティービジネス的な要素が強いから、何かしらインセンティブなり定期的なアップデートなりイベントがないと成立しないので、廃れてたり、あんまり上手いこといってないなという印象を持っているんだけれど、そういうカルト的な要素があればいいのかと。
で、すごいのはこういうミームコインは1000億円規模のコミュニティが複数人同時に存在できる可能性が十分にあるということ。ミームってネットでバズるってことは、それだけ多くの人の何かしら共感を得たわけで、しかもそれって本当の宗教と違って、絶対1つしか選択できないようなものじゃない。ピカチュウもルフィもドラゴンボールも好きで構わないわけだから。
DAOはインセンティブ設計が大事だと誰かが言っていたけれど、その一つの答えなのかもなと。