2023年に読んでいただいたnote
2018年12月にnoteを始めて以来、5年強が経過しました。1万人近くのフォロワーをいただき、大変ありがたく存じます。また、この1年で多くのビュー、スキをいただきと感謝申し上げます。
2023年に多くのビュー数をいただいた上位のnoteを紹介させていただきます。
ビュー数で断トツの1位になったのは「一般労働者の所定内給与増加率が2%を超えたことに注目したい~2023年5月の毎月勤労統計(速報)」でした。2023年は賃金動向に注目が集まりましたが、一般労働者とパートタイム労働者の違いなど統計の見方から書かせていただいた本稿を多くの方に読んでいただけました。賃金動向についてはその後もコツコツと毎月書かせていただいており、ビュー数第4位に、2023年9月の賃金動向に関するコラムも入っていました。
ビュー数は第2位だったもののスキ数では断トツの1位になったのが「「103万円の壁」は、いつから103万円だったのだろう? 」。年収の壁が話題になる中、金額でみると最も少額の壁である「103万円の壁」について書かせていただいたものです。物価が上昇する中で、所得税がかかり始める境目の103万円の壁が長年同じ水準に据え置かれていることについて疑問を呈させていただいたのですが、税制調査会でこれを引き上げる議論がなされないのは大変残念に思っております。税制に関するnoteでは、ビュー数第10位、スキ数第3位の「「低成長で税収増」、不思議じゃないです。増税しているから 」も多くの方に読んでいただきました。気づかれにくいまま、引き上げられてきた社会保険料率について指摘させていただきました。
2023年は国際収支統計も話題になりましたね。その中で、2月9日の日経1面の記事をきっかけに書かせていただいたのが、ビュー数で第3位の「「サービス収支赤字拡大の主因~「デジタル赤字」って大きいの? 」でした。その後、この「デジタル赤字」という用語は人口に膾炙しましたが、私はいまだに、すべてを「デジタル赤字」と呼ぶことに違和感を持っています。国際収支動向についても、毎月noteを書かせていただいております。
ビュー数で第5位、スキ数で第4位になったのが「35歳、畑違いのシンクタンク出向で得たもの」です。noteで募集していた「#あの選択をしたから」をきっかけに、現在のキャリアに至ったきっかけについて書かせていただきました。改めて、多くの方々のサポートでいまの自分があることを認識いたしました。感謝、感謝です。
来年度も引き続き、コツコツ発信していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。以下、「ビュー数」の多さでランキングした上位10記事のリンクとなっております。ご高覧いただければ幸いです。