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アイスランド一周セルフドライブ(DAY 1 空港~レイキャビク)
未知の国アイスランド。寒い国だろうという印象だったが、案外暖かく、大自然を間近に感じられる国として欧米から人気のある国と知り、更に調べていくと今回の自分の旅行(現地で約1週間の旅)にぴったり当てはまるところから、日本での情報は少ないもののチャレンジしてみることにした。
※この旅行は2023年6月時点になります。記事にしたのは2024年5月なので情報が陳腐化している可能性もあります。ご了承下さい。
※アイスランドに行くまでのあれこれは準備編でどうぞ。
アイスランド旅行やってみた(準備編)|Toddyk1 (note.com)
こちらは1日目のアイスランド到着からレンタカーに乗ってブルーラグーン他レイキャス半島の簡単な観光とレイキャビク市内観光となってます。
8日間夏季セルフドライブツアー旅程
アイスランドの旅程において、ホテルとレンタカーの手配については現地の「Guide to Iceland」という会社にお任せした。
ここの「美しい8日間夏季セルフドライブツアー|アイスランド一周・南海岸滞在日数多め」といパッケージだ。
日本語でオーダーができ、日本人スタッフもいるとの事。細かい質問とかは英語でやり取りをしたが、メールなので翻訳ツールなどを使い、いくつかの確認を行ったが、問題なく手配ができた。
また、調べれば調べるほど行きたくなるところが増えていくが、移動時間と休憩時間を考えると行ける場所は限られるが、その取捨選択の基準の柱としてこのツアーを軸にした。
☆アイスランド一周の旅程☆
DAY 1 アイスランド到着 南部 ブルーラグーン レイキャビク
DAY 2 南西部 ゴールデンサークル セルフォス
DAY 3 ハイランドエリア 南海岸 ヴィーク
DAY 4 南東部 ヴァトナヨークトル国立公園
DAY 5 東部 イーストフィヨルド エイイルススタジル
DAY 6 北部 アークレイリ
DAY 7 南部 クヴィートセルクル レイキャビク
DAY 8 西部 スナイフェルスネス半島 レイキャビク ケプラヴィーク国際空港
DAY 9 アイスランド出発
※この投稿は思いの外、長くなってしまったのでDAYごとに投稿する事としました。勢いで最後まで・・・と考えていましたが、ズルズルと長くなってしまっています。ご了承ください。
尚、文末に今回の旅行のYoutubeのリンクを入れています。こちらは説明なしの動画となっていますので、景色だけを観たい方はそちらをどうぞ。
今回の旅はこのあたり(赤く囲ってあるところあたり)
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DAY 1 アイスランド到着
ケプラヴィーク国際空港到着
今回のアイスランド旅行をフルに満喫しようと考え、ケプラヴィーク国際空港に2023年6月8日23:40着というフライトを選び、6月9日00:00からツアーをスタートという設定にしていた。
飛行機を降りてからは、北欧ならではのおしゃれなデザインの施設内を歩く。入国審査はイギリスからの便だからかなのか、ほぼスルー。夜中ということもあり、空港内のお店はほぼクローズ状態。足早にレンタカー会社の迎えが来ているゲートへ向かった。
初日の計画としては、空港到着後、レンタカーを受け取り、練習をしてブルーラグーンへ行って旅の疲れを癒す。そしてレイキャビク市内のホテルに入り、市内を観光。翌日以降の買い物をする、というシナリオ。
問題なくレンタカー会社「MY CAR」の看板を持つ若者を見つけ、レンタカー会社の事務所まで車で移動となった。
レンタカー MYCAR TOYOTA RAV4 HYBRID
事務所では一通りの説明を受け(英語なので話半分、基本事前のやり取りで契約内容についてのチェックのみ)、カギを渡してもらい、今回の旅行の相棒となる車と対面した。
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まず、今回の最大の幸運はこのRAV4だったことかもしれない。
人生初の左ハンドル、右側通行であり、少し乗れば慣れるだろうとは思っていたが、
・日本車であること(細かいところでコンフォータブル!)
・新車✨2022年モデル(6,000kmしか乗っていない)
・クルーズコントロールあり!
・カーナビが大画面、しかもGoogle Auto対応。
・そしてハイブリッド!
ハイランドエリアも走りたいのと、舗装されていない道も多いことから、少し高いグレードを選んでいたが、こんな条件のいい車が来るとは思っていなかった。そして何よりGoogle Auto対応。
余談になるかもしれないが、これは超メリット。
手持ちのスマートフォンと連携し、簡単に言えばGoogle Mapのカーナビができるもので、日本で行きたい場所を設定していたのだが、それらがカーナビの画面で利用できるのだ。
更に標準のカーナビは英語でのナビゲーションだが、Google Autoであれば日本語でナビゲーションをしてくれる。これは本当に助かった。
そしてガソリン代が高いと言われているアイスランドでのハイブリッド車。これも今回の旅において大きな節約になる。事前にどんな車になるかわからないとされていたこともあり、今回のレンタカーに当たったことはとてもラッキーだった
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再び空港へ
恐らく01:00頃。車の操作関係がなんとなく理解し、実際の運転の練習がてらドライブをすることにした。
この時期、アイスランドは白夜であり、天気は曇っているものの、空は明るい。そして夜中なので空港の近くのこの辺りは車通りもほとんどなし。
左ハンドル車の練習にはうってつけだ。
ちなみに最初の目的地「ブルーラグーン」は08:00より予約しており、7時間の時間がある。空港からは30分もかからないところにあり、早めに着いて仮眠をしようと考えていたが、その前に朝食を調達しておこうと周辺を検索するも何もなし。
仕方なく空港へ戻り、空港内の売店で買う事にした。
空港の駐車場には何とか駐車することができ、1時間以内であれば駐車場代も取られないことから、いそいそと空港内の売店を目指す。
しかし、開いている売店は1件。ホットドックは時間的に販売終了となっていた。
仕方なくサンドイッチを手にするが、ハムとチーズが挟んであるものが約800円。それとバナナを1つ。2人で約2,000円を支払った。
うーん、やはり物価が高い。
キャンプ禁止
カーナビでブルーラグーンを設定。
緊張はありつつ、速度も警戒しながらも到着。
駐車場は空いていたので適当な場所に停めて仮眠をした。
しかし、数十分後に警備の車がやってきた。
警備員「ここで何をしている?」
自分「ブルーラグーンが開くまで待っているんだけど。」
警備員「だめだ。アイスランドではキャンプは禁止だ。他へ行ってくれ。」
とのこと。車中泊はダメなのか。
確かにキャンプ場以外でもキャンピングカーの宿泊もNGだったような。
しかし数時間程度くらいは許して欲しいところだが、違反であれば出ざるを得ない。
少々疲れもあるが、泣く泣く近辺をドライブする事にした。
グンヌクヴェル地熱地帯
レイキャネス半島を練習も兼ねてドライブする事にした。
レイキャネス半島は昨年このブルーラグーンの近くで噴火があり、当初はその噴火を観に行きたいとも思っていたが、公道から1時間以上歩くこともあり、また今は鎮火してしまっていることから諦めて、ブルーラグーンの予約も朝イチに変更をしていた。
ブルーラグーンの駐車場から出てほどなく海の方に向かって車を走らせ、人生初の大西洋を横目に溶岩に埋め尽くされた大地の中を走っていた。
すると遠くにモクモクと煙が立ち上っているのが見えた。
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正直、見応えのある場所ではないが、初めてのセルフドライブでの観光地としては十分。荒地の中で地球の鼓動を感じられる場所だった。
ちなみにこれは真夜中の02:00~03:00頃。この時間でこれだけ明るいので、この時点では違和感を感じていた。しかし逆に24時間観光ができるので、このシーズンにして改めてよかったと感じている。これが冬の極夜のシーズンだったらオーロラは見えるかもしれないけれど、他の観光は制限されるだろう。しかも凍結した路面を8日間も走るのも自分にはできない。
改めてこのシーズンにして正解だったと感じた。
ブルーラグーン 世界一の露天風呂
成田から出発し、上海、ロンドンを経て、およそ丸2日間お風呂に入っていない。
寝るのも基本的に飛行機内としていたため、疲労も溜まっているので、アイスランドの最初のイベントとして、このブルーラグーンをチョイスしていた。
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追い返されてから約5時間。再びブルーラグーンへ戻ってのお風呂タイム。
世界一の露天風呂はあいにくの天気だったが、それはそれで幻想的にも見え、少し肌寒い中でもぬるめの温泉は今までの旅の疲れを流してくれた。
料金は恐らく1人10,000円くらい。これも高いがそれでも2つのグレードの安い方。入場料の他、シリカ泥パック、レンタルタオル、お好きなドリンク1杯とあり、リストバンドで場内のサービスが受けられた。
詳細については他のnoteの記事やホームページなどで確認してもらえればと思うが、気持ちの良いとても広い温水プールで優雅な時間を過ごすことができた。サウナもドライとウェットの2つがあり、シリカ泥パックも肌がきれいになった気がする。長時間のお風呂タイムでのドリンクもお風呂につかりながら飲めるので、手の指がシワシワになるほど浸かっていた。
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今回、アイスランドに来たら絶対に行ってみたい場所であり、噂に違わずとても満足できた。
何よりこの乳白色のきれいで広大なお風呂に思う存分浸かって、長旅の疲れを癒す贅沢な時間を過ごすことができ、胸を張っておススメできる場所だった。
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尚、わかっていると思いますが、ここは水着着用です。
日本人なら、、、ですけど、世界のルールを守りましょう。
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Bus Hostel レイキャビク市内のホステル
お昼頃までお風呂に浸かり、いよいよ首都のレイキャビクへと向かった。
まずはホテルにチェックインし、レイキャビク市内で翌日以降の買い物に向かうため、荷物を広げて一息つきたかった。何せ2日くらいベッドで寝ていない。
アイスランドの初日の宿は市街地より少し離れた場所にあるホステルだった。その名もバスホステル。
建物はさほど古くもなく、バスターミナルの待合室のカフェがフロントとなっており、結構明るい雰囲気で若者が多かった。
今回のツアーではホテルのグレードをあまり高くしていなかったので、
トイレ・お風呂・キッチンは共同。食事は無し。部屋は個室とし、なるべく期待をせずにいたが、まあまあのところで安心した。
14:00頃に到着し、フロントでチェックインを済ませ、部屋に入ると・・・
なんとソファーとかイスが無い。そしてベッドサイドが無い。
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手前のスペースでスーツケースを広げると足の踏み場が無くなってしまうほどだったが、とりあえずなんとか整理をし、ベッドの上へ。
ベッドがあるだけマシと思い、初日の宿に辿り着いた安堵感から睡魔が襲い始めたが、気持ちを振り絞って明日以降の買い出しもあるため、外へと出かけた。
レイキャビク市内散策
市内に車を駐車するほど気持ちの余裕が無かったのと、どう停めていいのかわからないというのもあって、Bus Hostelからは徒歩で向かった。
約20分。
ハットルグリムス教会が目印となり、迷うことなく市街地へ到着。
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ここからは写真でコメント。
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世界的な歌姫<ビヨーク>とすれ違う
まさかの出来事。
レイキャビクの市内で世界的な歌手のビヨークとすれ違った。
そもそもアイスランド出身の有名人として知っていたこともあり、せっかくならとレイキャビクでコンサートとかのイベントが無いかと確認もしていたのだが、それも中止となっていたのを知っていたので、もしかしたらいるのかなと思ったら、いた。
思わず目を疑い、同じように目で追っていた人に、
自分「ビヨークだよね?」
男性(恐らく観光客)「ビヨークだ!」
と会話してしまった。
歌声を聴くことはできなかったけれど、まさか生のビヨークとすれ違うことができるなんて。初日からの思わぬ幸運に自分でもびっくりしてしまった。
流石にプライベートだと思われるので、一緒に写真やサインとまではできなかったが、この旅を含めて一生の思い出になる事は間違いないと確信した。
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興奮冷めやらぬうちにホステルに戻り、ベッドに入ると疲労からすぐに寝落ち。慌ただしくも長い初日が終わってしまった。
今回、一気に旅の記録を残そうと思ったが、DAY 1でこの量となり、写真も織り交ぜた方が良さそうなので、1日ごとに投稿することにします。
あとで整理するかもしれませんが、まずは記憶が残っているうちにとりあえず作成し、また時間のある時に修正をするかもしれません。読んでくださる方はご了承願います。
最後に
あらためて。
今回のこのアイスランド旅行がとても印象に残るものだったので、多くの方にアイスランドがどんなところなのかを知ってもらいたいのと、これからアイスランド旅行を検討する方やアイスランドに興味を持っている人のお役に立てればと投稿をしています。
自分としても記録に残すことができればと思っていますが、時間の許す限りでもあり、不定期になるかもしれません。温かい目で見てもらえればと思います。
尚、Youtubeでは解説無しで今回の記録を残しています。
面倒な説明は不要という方はこちらもどうぞ。
ただ50分にもなってしまったので、倍速ででも。