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「N」


小説家になろうラジオで紹介されてて買ってみた

なぜNなのか
話のごく一部にしかNは出てこなくて
それがタイトルの意味かも分からなかった

上下を逆さまにしてもNはN
ってことなのかな

6つの話が入っていて
上下入れ替えで3話ずつ入っている

読む順番は自分で決められる
どんな順番で読んでもいいけど
読後感が変わっていく

上下を変えなくても…というレビューも見かけたけど
やっぱりそうして物理的に話を切ることができるのは必要だったなぁと私は思った

私は自分の読んだ準備で良かったと思った
色々考えながら読めないから
単純な方法で読み進めたけど
繋がりが良くていい順番だった

なろうラジオで紹介された時
下野紘さんはあと2話なんですとお話されていて
翌週には読み終わった!というお話をしていた
違う順番が良かったかなぁ〜なんて感想も漏れ
でもまだ読んでない人もいるだろうからと
詳細は伏せられていた

自分の順番は果たしてどんな印象になるだろうと
読みながら気になり始めたのはこのあたりから

でも、結果的には余韻の残る良い終わり方だったように感じている

絶妙に絡む登場人物たち
キーワードは「死」なのかなと思った

珍しく解説も読んでいたら
こういう面白い話の進め方をする作家さんなんだと分かった
興味がある

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