京成杯オータムハンデキャップ2023 考察1 〜枠順決定前見解〜
2023/9/10(日)に開催される京成杯オータムハンデキャップについて枠順発表前の考察を記載していきます。
なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
1.はじめに
京成杯オータムハンデキャップとは9月に毎年中山競馬場で行われる競馬競争です。
→レース概要は以下参照。
なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。
🔸レース概要
グレード:G3
条件:サラ系3歳以上オープン(国際)(特指)ハンデ
距離:芝1600m (右 外回り)
🔸コース詳細
おむすび型の外回りコースを使用。1コーナー横のポケットがスタート地点で、コーナーを3つ回る。中山芝コースの高低差は5.3mとJRA全10場中最大で、その最高地点がこのコースのスタート地点となる。2コーナーまで約240mと短く、外枠は不利。直線は約310mで、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。
※netkeibaより引用
個人的見解となるがコースの形状からいわゆる周回コースの適正が求められると考える。
コーナーを3つまわることから距離ロスが致命的となるため、内枠有利の傾向にあると感じる。
2.本レースの位置付けについて
中央競馬のイベントであるサマーマイルシリーズの最終戦となるレース。
なお、順位による別レースの優先出走権の付与はなし。
3.出走馬傾向
マイル戦線を進む馬の復帰戦やサマーマイルシリーズのポイント加算を目論む馬が出走するレースとなる。
🔸本レースに出走し、G1勝利した競走馬
🔻ジャンダルム
2019年(3着)、2020年(4着)に本レースを出走し、2022年のスプリンターズSを優勝。
4.レース傾向
本レースの過去10年の平均ラップは前半3F 34.8となり、スローペース傾向や開幕週とゆうこともあり先行決着が多い。
また、中山および周回レースの適正が重要と考える。
5.出走予定の上位人気馬に関する考察
競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭の個人的見解を記載。
🔸ソウルラッシュ
【ストロングポイント】
・中山マイル成績(2.0.0.0)
【考慮するポイント】
・初斤量59
→斤量差のある馬に対応できるかが鍵と感じる。
🔸インダストリア
【ストロングポイント】
・中山マイル(3.0.0.0)
→うちG3競走ダービーCT
・鞍上C.ルメール騎手
【考慮するポイント】
・斤量58
→前走で経験済みではあるが、中山では初となるため克服できるかが鍵と感じる。
🔸アスクコンナモンダ
【ストロングポイント】
・2023年度のマイル成績(3.1.0.0)
・斤量恩恵(前走57→56)
・周回コース経験あり(小倉1800m 重 1勝クラス 2着)
【考慮するポイント】
・鞍上西村淳也騎手
→中山実戦経験の少ないため、当日克服できるかが鍵と感じる
🔸ラインベック
【ストロングポイント】
・中山マイル経験あり(1.0.0.0)
・先行馬
【考慮するポイント】
・馬齢
→6歳以上の勝利は過去10年で1勝のみ
・鞍上石橋脩騎手
→本年14勝(リーディング54位)と苦戦しており、リーディング上位ジョッキーと渡り合えるかが鍵と感じる。
🔸ウイングレイテスト
【ストロングポイント】
・中山マイル経験あり(1.1.2.5)
・先行馬
・鞍上松岡正海騎手(3.6.2.9)
【考慮するポイント】
・2023年ダービーCTで成績(5着)が振るわない点について注意する必要があると考える。
・馬齢
→6歳以上の勝利は過去10年で1勝のみ
・鞍上松岡正海騎手
→本年16勝(リーディング47位)と苦戦しており、リーディング上位ジョッキーと渡り合えるかが鍵と感じる。
6.注目馬
最も注目しているのは本年度のマイル成績(3.1.0.0) のアスクコンナモンダ🐎
西村淳也騎手の中山マイル経験の少なさをいかに対応するか鍵と感じますがここは本馬の勢いに注目したいと思います。