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ナナメの関係で子供の可能性を引き出す!(今村久美さん(認定NPO法人カタリバ代表理事)からの応援メッセージ)
このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングである「戸田市未来の学び応援プロジェクト」への応援メッセージを掲載しています。
第5回は、「意欲と創造性をすべての10代へ」というミッションの下、放課後の学習支援やオンライン不登校支援プログラム、ルールメイキングプロジェクトなど現場の課題解決に奔走されていらっしゃる、認定NPO法人カタリバの設立者兼代表理事、今村久美さんです!
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1.このプロジェクトに興味を持ったキッカケは?
もともと中央教育審議会などで、戸ヶ﨑教育長とはたびたびご一緒させていただく機会があり、立場は違うものの、戸田市の教育改革にかける熱い思いに常々共感を抱いていました。
そんな中、本年7月にメタバース空間上でのオンライン不登校支援「room-K」について、戸田市教育委員会と連携協定を結ばせていただきました。
これ以降、様々なメディアでこの件が取り挙げられ、他の自治体さんからも多数問い合わせをいただくようになっており、「戸田市パワー」を痛感しているところです(笑)
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/voice220804/
一見、戸田市は、スーパーな教育長がトップダウンで様々な改革を進めているように見えますが、実は学校現場主体で様々な改革が進んでいます。
この「未来の学び応援プロジェクト」についても、教育委員会がテーマを決めたりするのではなく、学校が主体となって様々な提案を出してきている、そんな所に戸田市らしさを感じました。
2.どんな提案が特に面白いなと思いましたか?
私達もメタバースを活用した不登校支援に取り組んでいるので、戸田第二小学校の提案「メタバース美術館の設立」については共感することが多々あります。
コロナ禍で人と人との接触が制限される中で、カタリバが目指している「ナナメの関係」作りについても、これまでのビジネスモデルの抜本的な見直しを余儀なくされました。
今回の提案では、アバターで子供が学芸員をしたり、そこで展示した美術作品について外部人材との共創ということで、コロナ禍を逆手にとった提案ですし、子供たちが作った作品を学校や保護者だけに見てもらうのではなく、それこそ「ナナメの関係」の大人に見てもらうことで、その子達の自己表現の可能性もまた幅が広がってくると思いました。
3.このプロジェクトへの期待を教えてください!
私達もNPOとしてクラウドファンディングを行うことがありますが、寄附者は自分のお金がどのように活用され、どのように子供たちの学びが変わったのか、に高い関心を持っています。
このため、プロジェクトの進捗について、節目節目でしっかりと情報を公開し、寄附者への説明責任を果たすことも重要になってくると思います。
非常にワクワクする提案ばかりですので、是非、このプロジェクトをより多くの人に知ってもらい、そして応援してもらえるよう、更なる情報発信を期待していますし、同じ教育のチェンジ・メイカーとして、私も応援させていただきます!
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今村さん、大変心温まるメッセージをありがとうございました!
不登校支援でも、より一層連携を深めていければと思います。
今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦への御指導の程よろしくお願い致します!
▼寄附はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1998