小川彩

エディター。キュレーション、プロジェクトマネジメント、ウェブサイト制作、取材・執筆など…

小川彩

エディター。キュレーション、プロジェクトマネジメント、ウェブサイト制作、取材・執筆など活動は多岐にわたる。旅とリサーチから、世界中あらゆる地域に伝わる、自然とともに生きるための普遍的な「知」を探求する。

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半島の町の名前

3年前から足繁く房総半島に通うようになりました。 最近は車が多いんですが、その前はJR総武線に揺られてとことこ通っていました。私が降り立ったのは「柏」とか「浦安」と…

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4年前

霞ヶ浦で出会った江戸時代の循環システム

茨城県の霞ヶ浦です。ウィキペディアで確認しましたが、琵琶湖に次いで日本で2番目に大きな湖なんですよ。霞ヶ浦、広いですねー。 この海の中の建物、イタリアのアドリア海…

小川彩
4年前
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半島の町の名前

半島の町の名前

3年前から足繁く房総半島に通うようになりました。
最近は車が多いんですが、その前はJR総武線に揺られてとことこ通っていました。私が降り立ったのは「柏」とか「浦安」とか「千葉」とかメジャーどころではなくて、今まで降り立ったことのない駅ばかり。その時途中で通り過ぎる「蘇我」や「鎌取」という名称に、「おおっ」とか「むむっ」とか心の中で小さな声をあげていました。

蘇我とか鎌取とか古代や中世の響き。蘇我は

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霞ヶ浦で出会った江戸時代の循環システム

霞ヶ浦で出会った江戸時代の循環システム

茨城県の霞ヶ浦です。ウィキペディアで確認しましたが、琵琶湖に次いで日本で2番目に大きな湖なんですよ。霞ヶ浦、広いですねー。
この海の中の建物、イタリアのアドリア海に浮かぶトラボッキをちょっと彷彿とさせられませんか。トラボッキは網漁のための木製の漁師小屋だけど、こちらは養殖小屋です。風景だけを切りとると、どこの国かわからない。そんな青空の広がる残暑厳しい日、同県のかすみがうら市に所用があって出かけま

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