車中泊で、桜🌸と日本一周。41県目・神奈川編。箱根の山は天下の嶮! 食べられるか?「生しらす丼」!
箱根の山は天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈(まんじょう)の山!
千仞(せんじん)の谷!
合唱しながら、箱根にやってきました!
この歌は険しい山の臨場感を表現するかのような小気味良いテンポ、抑揚のあるリズム感が好きです! 箱根、と聞くと必ず歌いたくなるのは妻だけでしょうか?
箱根は中学校の修学旅行以来です。😅
それにしても、山梨の富士山スカイラインでは沿道にもまだちらほらと桜が咲いていたのに、神奈川、箱根に入ったとたん、険しく濃いー緑に包まれて、桜のサの字も見あたりません。
これは……大丈夫か……。はたして桜は見つかるのか……。
不安な気持ちを残したまま、調べておいた芦ノ湖近くの神奈川県立恩賜箱根公園にやって来ました。ここは箱根離宮の跡なんですね。
2日前に事務所に電話をかけたときは、「うーん、どうかなー」という微妙な返事だったのです。
門から中央園路を登っていくと、
おお、かすかに残っていました!
背の低い、御殿場桜です!
登りきると
芦ノ湖が見渡せます。晴れていれば、写真中央部の船の真上あたりに富士山の頂上付近が見えるそうです。そういえば、うっすら、あるような、ないような……
そして、湖畔展望館で訪ねてみると、「下の散策路のぼたん桜が、1本だけ、まだきれいな状態で残っていますよ。昨日、確認しておきました」と。
(ん?もしかすると、2日前の電話に出てくれた人か?!)
ありました!
職員さん、お世話になり、ありがとうございました!
……
桜をgetし、次に訪れた場所は、「彫刻の森美術館」です。広々とした森のなかに彫刻作品が野外展示されています。TVなどで何度か観て、ここは来てみたかったのです。
なかでも、91歳まで生き、65歳頃から陶芸を手がけるようになったというピカソの作品を順次公開しているピカソ館は感動でした!
オットと妻は実はバルセロナのピカソ美術館へも行ったことがあるのですが、 何歳になっても、あらたな意欲を創出し、新しいジャンルへの挑戦を続ける、ピカソの心のなかの情熱の炎の存在が、とても気になるのです。。。
さて、神奈川では、どうしても食べたかったグルメがありました。「生しらす丼」です!
映画『海街diary』のなかにも出てきました。時期もあるし、ここでないと食べられないレア度も高い。
しかーし、生しらすは、その日の朝に捕れたものなので、海の近くでないと食べられません。ここからだと小田原漁港が近いのですが、確認したところ、ここ数日は揚がっていないと。明日のことはわからないそうです……ならぬものは、ならぬのです。
諦めるしかないかと思っていたら、夜、晩ごはんを食べに入った居酒屋さんのメニューに、生しらす寿司がありました!
おおお……
でも、口に入るしらすの匹数が少ないからか、イマイチよくわからない感じです……。
もし、この先、どこかで生しらす丼を食べることができたら、追加で報告します!