車中泊で、桜🌸と日本一周。準備編(7)カーテンは〝魔法の結界〟
車中泊をはじめたとき、結構、最初の頃からぶちあたったのが、「カーテンをどうするか?」 問題でした…。
車中泊は、車の中で泊まる、寝る、わけで、そこには安全でプライベートな空間が確保されていなくてはなりません。
ドアにはロックがかかるので、野外でも防犯上はOK。だけど、四方がガラス窓のため、そのままでは外からまる見えです。おちおち寝ているわけにいきません。
やはりカーテンを取り付ける必要があります。
薄い布1枚で目隠しさえすれば車内は意外と外からは見えません。
最初はオシャレな色とか柄物とかを考えていたのですが、経験的に、とにかく目立たないものに限ります。ズバリ、黒一択です。
うちのムーブキャンバスには、フロントとリアには伸縮棒に通すカフェカーテンタイプのものを吊り下げ、側面の4枚の窓には縁の金属部分に磁石でくっつけて止めるもの、さらに後部にある小窓には断熱シートを窓の形に切って貼る
などして、完全なる結界が張れるように工夫しています。
ネットで調べると、いろいろなタイプのものが出ているので、車に合わせて選ぶとよいと思います。
さて外からの視線を遮断して、 車のなかで厳かにライトをつけると……、
車内はなかなかの盛り上がりようです。
たとえて言うなら、真っ暗な草原で、たき火を囲んでいるような気分。これからキャンプ・ファイヤーがはじまるような気分です。
車内の明かり漏れが気になり、外に出て確認してみましたが、思っていたほどは漏れていません。
子どもが一緒なら、車のなかで家族でトランプかゲームでもすれば、それだけで春休みの思い出になるだろうし、映画を観たりするだけでも、普段と違う空間の演出効果で、楽しいと思います!
たかがカーテン
されどカーテン
魔法の結界に守られし世界へようこそ!
「車中泊で、桜🌸と日本一周」は、金木犀舍のweb連載からもアクセスできます!
↓ ↓
https://kinmokuseibooks.com/web-maga/