車中泊で、桜🌸と日本一周。29県目・群馬編。草津よいとこ、一度はおいで…と言われて行ってみた!
🎵草津よいとこ 一度はおいで
ア ドッコイショ
お湯のなかにも コリャ
華が咲くよ チョイナ チョイナ
草津温泉の「熱乃湯」で毎日行われている「湯もみショー」です。(映画『テルマエロマエ』でも出てきました……)
草津温泉の源泉は熱く、高温のところでは90度以上にもなると言われます。そのままではお湯に入れないため、昔からお湯を冷ますためにおこなっていたのが、この湯もみなのだそうです。
草津温泉! 初めて来ました!
(関西からは遠いしな!)
さまざまなランキングで、常に日本の温泉地の上位に評されている草津温泉。今日は日曜のためか、人出もすごいです!
来てみて、ここがなぜ人気の温泉街なのか、わかる気がしました。
ここは日本の古きよき温泉街が伝統的に持っていた良さと、新しい観光施設としての便利さ、そのどちらをも備えています。ホテルも旅館も土産物屋さんも飲食店のお店も、まち全体に活気があり、整備されています。
地形的に谷間に位置しているためか、街の広さも狭すぎず、広すぎず、坂や階段を上ったり下ったり、浴衣姿でぶらぶら散策するのにちょうどよい規模です。
そして温泉地で栄えているところには必ずある、街のヘソのようなところ、中心があります。草津温泉では湯畑(ゆばたけ)です。どこに泊まっている客も必ず一度はここにはやってきます。
まちなかには無料で入れる共同浴場が3カ所あります。オットと妻は共同浴場の一つの白旗の湯に入りました。
共同浴場特有の温泉情緒もありながら、整備されていて、泉質も含めて、とてもいいお湯でした。「あがるねー」と声をかけると男湯のオットに届きます。
日本の多くの温泉街が衰退し、かつての活気を失い、西の「湯快」と東の「大江戸」がどすこい、どすこいと競っているなかで、草津温泉のパワーはちょっと意外でした。
湯上がりでぽかぽか湯気が出ている間に、オットと妻は伊香保温泉に向かいました。群馬では草津、伊香保の2つの温泉地めぐりで、桜ハンティングです。
伊香保温泉を代表する景観は、街を貫いて、伊香保神社まで続く石段街です。365段……。こんぴらさんを思い出させます。
階段に沿って土産物やさんや飲食店がところ狭し!と並んでいる雰囲気を期待していたので、ちょっと寂しかったかもです…。
さて、肝心の桜ですが、草津温泉はまだ早く(寒かった)、伊香保温泉ではすでに終わっている(暑かった)という…つくづく難しいです!
が、伊香保温泉近くの水沢街道にある「憩いの森」でなんとか見ることができました!
この街道は水沢うどん通りともよばれており、讃岐うどん・稲庭うどんと並んで日本3大うどんのひとつとされている水沢うどんの店が何軒もあり、オットと妻の心はグラグラとゆれましたが、今回、2人がお昼に選んだのは、同じうどんでも「おっきりこみ」という郷土料理。
きしめんよりもっと幅の広い太麺を、切りながら入れていったところからその名前がついたとうことですが、麺と季節の野菜を煮込んだ、やさしい味の煮込みうどんに、群馬のふるさとの奥深さを感じました!
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