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2024作品の振り返り
とりあえずの目標は、スローペースでnoteを2025年きちんと続けること。
昨年は発信数もそのクオリティも爆下がりだったので、そこをまずはなんとかする。
「日々コツコツと」を心がけます。
アウトプットが減ると、自身の振り返りの精度も下がるよね。。。を感じた2024年末でした。
ということでさっそく。2024作品の振り返りの記録です。
振り返り方
トッコリは季節感を大切に、作品を生み出しています。
その振り返りもかねて、毎年販促グッズとしてカレンダーを少量制作。
その月の代表作の画像をドンと出したカレンダーに仕立てています。
なので今回の振り返りも、カレンダー画像を使っていけばよさそうかと思いました。
サマリ
月別の振り返りの前に、まずは年間の概要を。
2024年は、新作のアイデアが良く降ってきてくれた1年でした。
極端な話、トッコリの作品は全て一点ものでお作りしているので全て新作です。
そんな中でも目立ったのがリース以外の新作。新シリーズ。そしてワークショップへの展開。
リース作りにこだわってきた数年間を過ごしているうちに、リース作りに欠かせないパーツ作りやそのひとつひとつのクオリティを上げることに成功していた模様で。
パーツ作りを極められたこそ、そのパーツを使った新作やちょっとしたアレンジメント、パーツ作りをレクチャーできるワークショップ企画を生み出せたんだと思っています。
作品作りと同時に、ワークショップも楽しめた1年でした。
ありがとうございます。
月別の振り返り
〈1月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817417-MTf2lN9quCvd36jbPxQRpHra.jpg?width=1200)
いきなり振り返りには適さない画像を使っています。
こちらはお正月向けのアレンジメント。
季節は合っていますがこちらをリリースしたのは2024年10月末。
当初はいつも通りの物販の予定でしたが、作りながら「これはワークショップやると絶対楽しい!」と確信し、WS向けの作品として微調整してのリリースとなりました。
結果、この直感は大当たり。ちりめんのお花を組み立てる工程もワークに盛り込んで、WS常連のお客様にも、初めて参加のお客様にもものづくりを楽しんでいただける企画になったかと思います。
そしてもちろん物販も。たくさんお迎えいただき、追加で作り続ける忙しい年末となりました。
〈2月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817460-C47qg5jFQDIaWEMJN3Tlm1SB.jpg?width=1200)
2月といえばバレンタイン。
トッコリの作品をお迎えいただくのは多くは女性の方。もしくは女性へのギフトにお迎えいただく男性の方。
なので、トッコリにとってのバレンタインギフトは毎年課題感を持って取り組みます。
バレンタインギフトは当然ながら多くは男性に向けてのものなので、例えばご主人やパートナーの書斎に置いてあってかっこいいもの、男性が「これなら飾っておいてもよいかな」と思っていただけるものを妄想しながらお作りしています。
花やリボンのモチーフがあってもかっこいいもの、これからも作っていきたいと思います。
〈3月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817748-NOflTXgj8AWydSwYP75r2BMK.jpg?width=1200)
2月とは逆に、女性が欲しいもの。それがホワイトデー向けのギフトです。ここにも課題があって。男性がホワイトデーギフトを選ぶ視線の先にトッコリースがなくてはならないわけですが、そこにひっかかるのが難しい。。。
なので、インスタ等でご覧いただいた女性の方が、「これほしい!」と思っていただいてパートナーの方におねだりしていただくプロセスを妄想しながらお作りしました。
3月は桃の節句もあるので、ピンクやホワイトを使ってかわいらしく。トッコリースには欠かせないスパイスや木の実のブラウンも明るめのものをチョイスして作った、実はこだわり満載のホワイトデー向けリースです。
〈4月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817776-Rcq7VQ6D0Bh5ap3d9KjEoHv8.jpg?width=1200)
待ちわびた春。
野山に名もなき花が咲き誇る様子をリースで表現した作品です。
トッコリースのほとんどは、メインのお花があって、サブの素材が脇を固めて構成されています。
が、このリースはすべてがメインとなる種花Ⓡたち。
種花一輪咲かせるだけでもそこそこ手間のかかるものなのですが、その種花でぐるりと一周を埋め尽くすことにこだわりました。
しかも、わかりますかね。。。ほとんどのお花のデザインが被ってないの。
種花は、基本的には種(または豆)と花芯に使うスパイスとの組み合わせなのですが、百花繚乱にしたかったので、その組み合わせもありとあらゆるパターンを準備し、いつもより大きなサイズ感で、腱鞘炎と闘いながらお作りしました。
商売的な話をすると、歴代最高額のお値段を付けさせていただき、無事にお迎えいただき、その後インスタをご覧になったお客様からオーダーもいただけた、間違いなくトッコリースの代表作といえる作品となりました。
〈5月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817813-51ZPSOXIpqs37aBCVolQK0tA.jpg?width=1200)
「和室にも飾れるリース」にしたくてお作りしました。
和を謳いながらも、明確に和といえる素材は藍色のリボンのみ。画像では分かりにくいですが、ちりめんテイストの肌ざわりの柔らかなリボンです。
ちりめん風リボン以外は通常とほぼ変わらない素材を使いつつ、和っぽく仕上げることにチャレンジした作品でした。
こちらは、5月に参戦させていただいた百貨店さまでの催事告知に使った作品。
思いがけず、その告知をご覧いただいたお客様に会期前よりお問合せをいただけた、心に残る作品となりました。
〈6月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817847-Q26F1BsfkwNeLDV7ZWJjUihd.jpg?width=1200)
こちらも5月の催事に出品した作品。
時節柄、初夏~夏の季節感を打ち出した作品です。
この爽やかなブルー×グレーのドットリボン。実はリバーシブルになっていて、その両面ともを愉しみたくて作りました。
この爽やかリボンを大いに活かすために、リースはブラウンのワントーンでいこうと最初から決めていました。コーヒー豆の花を3パターン使い、スパイスも木の実もブラウン多め。
装飾も、派手になりすぎないようにグレーとゴールドを中心にまとめました。
全体的にブラウンの濃淡が美しいリースに爽やかブルーが浮き出るような雰囲気。すごくお気に入りの色遊びリースとなりました。
〈7月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817879-HawF7JqoB1zrQMYC2e5clkUT.jpg?width=1200)
毎年7月には木陰をイメージしたリースを作ります。
ここのところの7月は既に猛暑なんですが、それでも森の木陰では爽やかな風が吹き抜ける(はず……)という、夏でも涼やかさを感じられるリースです。
明るめの花や木の実素材を使って、葉っぱを使って、「ちょっと木陰で休みましょうか」という気分になるリース。
もちろん、カレンダーの7月で採用しました。
〈8月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817904-PYUciZ8SsENVraw92JflIA1n.jpg?width=1200)
8月ともなると、世間様ではリースなんてほとんど飾られていません。
生花やドライフラワーのリースは、高温多湿の日本の夏ではなかなか楽しめないからです。飾ったところでメンテナンスも大変だし。。。
ということで、高温多湿に(多少は)強いトッコリースは、夏こそ楽しんでいただきたいインテリアとしてこれまでもご案内を続けてきました。
8月には、毎年ブルーを基調としたリースをご案内しています。
見た目にも爽やかでスパイスや木の実が中心のリースは、枯れたりしおれたりもしないので。
サマーリース、これからも普及に勤しみます。
※天然素材のため、多湿空間に長時間置かれると、さすがにカビは発生するのでご注意ください
〈9月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817965-qLBbVTxgu6HOd3njCUsSealN.jpg?width=1200)
さて、毛色が変わりました。
9月は種花ボトルのご案内にしました。
こちらも、2024年の新作です。
正確には5月にワークショップ企画としてリリースしたもの。
種花Ⓡの作り方をレクチャーするための、種花を楽しむための企画でした。
それが、秋を迎えて物販でも展開することになり、トッコリもたくさん作り始めたのが9月頃。
種花ボトル、ひとつひとつはとても小さな空間ですが、こんな風に並べて飾るととってもキュート。
1本ずつお配りするギフトとしてたくさんお迎えいただくお客様もいらっしゃったりして、可能性の広がりやすい作品だなぁと感じた2024でした。
今後も大切に育てていきたい作品です。
〈10月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735817990-XabPpwlsfQNFSjD32xrGomc1.jpg?width=1200)
インドで作られる刺繍リボン。細かな刺繍が施されたリボンですが、これが種花Ⓡやスパイスとの相性がとっても良い♡
トッコリのリースは、ルーツはオーストリアです。その手法を用いて日本の暮らしに浸透させていきたくてトッコリースをご案内し続けているトッコリが、インドの刺繍リボンと出会って作品の幅を大いに広げることができました。
刺繍リボンのリース、毎年必ずいくつかお作りしています。
ちなみにこちらのリースは、ぜったいにこの刺繍リボンを秋リースとして作りたくて準備していたもの。
夏のギラギラ原色の世界から少しずつくすみを増していく季節の変化を、リースで表現したいと考えていました。
リボンはもちろん、リース本体に使う種花や装飾のビーズにも、くすみ系の色合いを多用してまとめたものです。
種花もたくさん使っているので、細部までジロジロと観察していただきたいリースです。
〈11月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735818023-8YOEdopw7PJTRbhtm4nfkGqI.jpg?width=1200)
毎年クリスマスの時期にお作りしている大王松のクリスマスツリー。
その、秋の紅葉バージョンです。
画像でお分かりいただけるとおり、左のちまっとしたのが通常サイズの松ぼっくり。
右側の作品は、大きな大きな「大王松」という種類の松ぼっくりを丸ごと使って、その傘ひとつひとつにオーナメントを乗せていったもの。
大王松のクリスマスツリーは、卓上で楽しめるツリーとしてものすごく反響をいただきこの数年たくさんお作りしているのですが、ちょっと違ったバージョンも作りたくなったのがこちらでした。
トッコリの使う素材たちは秋色のものが多いので、ぜったいに秋色アイテムが似合うはずなんです。
クリスマスツリーは絶対的にかわいいんですが、素材が本領発揮できる作品を作ってみたい欲望のままに作り、大成功した作品となりました。
〈12月〉
![](https://assets.st-note.com/img/1735818052-p5ZEaOPY8m9lnW2LsSIhXu1y.jpg?width=1200)
豊かなクリスマスを表現したくて作った作品です。
グリーンをもじゃもじゃさせたハーフリースは、毎年お作りしている定番品。
例年、クリスマスといえばで赤、ゴールド、グリーンを多く使っていますが、2024はそこに白を使いたくて意識して盛り込みました。
細めのチロリアンリボンが、全体を引き締めてくれています。
クリスマスリース、市販の量産されているものはとにかくキランキランでラメ大増量! みたいなものが多いですが、トッコリの目指すクリスマスリースは日々の恵みに感謝する、日常に感謝する、豊かさに感謝する、そんな気持ちを大切にしたリース。
キランキランよりは細部までこだわって作り、盛り込んだ素材たちに注目していただきたいです。
2024年も、そんなリースを作ることができたことに感謝して締めくくりたいと思います。
つづく。