旅茶時間さんとのコラボを振り返る
もう土曜日ですか。
書きたいことはたくさんあれど、時間を捻出できなかったあっという間の平日でした。
子どもたちは、休校のあおりを受けて今日は土曜日ですが学校です。
お昼過ぎには帰ってくるけど、ちょっと自分の脳内整理を……。
旅茶時間のクリスマス
以前の記事で、概要をまとめました。
旅茶時間さんがクリスマスに向けてシュトーレンを販売するにあたり、一部toccorriの作品を添えたギフトプランを企画していただきました。
以前からコラボやりたいねと話していたものの、コロナでいろんな計画が無期延期状態のなかで、まさかのお話。
すごくありがたかったし、私の生きる(大げさでなく)糧になりました。
おけてま出店と旅茶さんとのコラボで、みるみる忙しくなる日常が、どれだけ活力になったことか。
久しぶりに睡眠不足にもなったし、久しぶりに腰の爆弾が暴発しそうになったけど、なんとか乗り切った!!! という感覚もまた、久しぶり♡
見えてきた課題
先週末、無事に納品を終えました。
納品の際には、旅茶時間のスタッフの方とあれやこれやとお話をしながら、検品したり、少しですがお手伝いしたり。
ホッとしつつ楽しく作業するなかで、見えてきた課題。
今後の私のために、記録しておきます。
【課題】
①大量生産の制作プランの精度を上げる。特に材料の調達と制作のダンドリを、よりクリアに
②スケジュールは現実的に。「なんとかなる」に頼らない
③なぜ、その方、団体とコラボするのか? コラボ相手(今回は旅茶さん)との接点、一緒にやる意義、お客様から見た魅力を整理し適格にアウトプットする
課題①大量生産のプランニング
普段、toccorriは「世界にたったひとつ」、1点ものを強みとしてご紹介をしています。同じものはほぼ作りません。
時に、「インスタに載ってたあのリース」というご指名オーダーをいただくことがありますが、自然素材を多用していることもあり、過去作品とまったく同じ材料の調達が難しいことも。
完全に過去作品を再現することはできないことをご了解いただいた上でお作りしています。
それが今回は、ご紹介した画像と同じように、たくさん作ることが求められるわけで。
「写真はイメージです」と注意書きをしましたが、お客様は紹介ページのリースを見て、まぁ素敵♡ と思い、ご購入していただけるわけで。
その、まぁ素敵♡ の期待を裏切る作品をお届けするわけにはいかない(当然)。クオリティだけでなく、見た目もね。
なので今回は、納品可能数の検討にあたっては、私のマンパワーに加え材料の調達可否についてもしっかりと確認調整をして臨みました。
が、それでも起こる、「同じ商品codeなのに違うモノが届く」問題。
普段から海外製の素材も多用している私にとってはまぁよくある話なのですが、お客様にとってはよくある話ではない。
で、結論。
大量生産品の材料調達は、同じ便で届くもので計画をたてる。(極力…)
課題②スケジューリングで「なんとかなる」の要素を作らない
これ、実は今回一番つらかった点なんですが、すべては己のせい(当然)。
納品の一週間前にイベント出店を予定していて、よく納品日ここでOKしたな、私。と、一週間自分を恨みながら制作してました(笑)
制作は楽しい。作るものは決まっているし、じゃんじゃん作れます。
だけど、やっぱりどこか、心に余裕がない。
1時間も無駄にできないプレッシャーが常にありました。
結果、納品には間に合ったけど、
たぶんきっと、家族には余裕なし子の私を見せまくってたんだろうな。
夜、宿題してる娘に、「(仕事したいから)あと5分で寝て」とか余裕で言ってました私(毒親)。
家族(というか子ども)優先でできる範囲で仕事する、となんとなく決めたからには、その前提でスケジューリングするようにします。今後は。
いやだけど、ちゃんと3食ご飯つくって習い事もぬかりなくやりましたよ。ただ口が悪くなってただけで(笑)。
課題③「この人とコラボする」意義をクリアにする
「いつかなにかコラボしたいね」という会話、旅茶の方とは以前からしていました。
それは、ただ古くからの友人だから、というだけではなくね。
(実際企画を立てている中の方は大学時代からの友人です)
私の作るリースや雑貨には、シナモンなどのスパイス、バジルやオレガノなどのハーブなどの食材がたくさん登場します。
そしてそれらは、旅茶さんで提供されるお茶やフードに使われる素材ともリンクします。
また、旅茶さんは「お茶を通して世界の文化に触れる特別な時間をお届け」することを活動のミッションとされています。
そしてtoccorriの作るリースは、ドイツやオーストリアに古くから伝わる民芸品がルーツにあります。
toccorriのリースやクリスマスのオーナメントは、(toccorriオリジナルの要素も多分にありますが)本場ドイツのクリスマスマーケットに並んでいるものと、技法は同じなのです。
こういった、「世界の文化に触れる特別な時間」を提供するという観点では、旅茶時間さんとtoccorriの理念はかなりリンクするわけです。
そんな、使う素材、香り、時間、空気感を共有できる私たちだからこそ、コラボを実現させたい、コラボすることで互いの魅力を倍増できるはず、という意義があるわけで。
そしてそれをもっとお客様に伝わるようにメッセージできたはず。
なぜ、私たちが手を組みこの商品、サービスをご提供するのか?
そういった意義を紹介の文章に落とし込んでなかったね、という反省会をしました。
ここが一番大事だったな。
次に活かしたいと思います。
これから
私もちゃっかり購入しました、旅茶さんのシュトーレン♡
さて、コラボの今後というよりは、toccorriとしての今後についてまとめます。
2020年は、toccorriにとって活動の方向性、意義、自分(私個人)は何をしたいのか、についてたくさん考えた(そして今も考えている)年でした。
企画、制作、販売、販促、脳内整理、改善、実行……
日々、toccorriの活動を考えていく中で、自分のやりたいこととお客様のニーズの接地面に、真摯に向き合っていきたいと思っています。そしてそれに必ず関わってくる、w/コロナ、ニューノーマル時代における、活動の在り方。
いろいろ考えるべきこと盛りだくさんなんですが、課題の最後に書いた、「意義」。
やっぱりここ。
意義がブレないように、軸を太くしながら活動の幅を広げていきたいと思ってます。
一番大事なとこが抜けてたのか……作るの楽しい♡ に重心置いてちゃだめだな。
大事なポイントを再認識したところで、コラボの振り返り、おしまい!
今週はお友だちとプチワークショップもやったので、
次回そちらについてもまたレポートします。
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