何年で自然に還るのか?
前回、見れなかった北海道三大ブルーのひとつ「タウシュベツ川橋梁」を念願叶い見ることができた。このタイミングで本当に良かったと思う。
ゲートの鍵を借りて、自家用車で自由に見たいと思って一カ月前の9時からの予約を試みるも、二分で満員に、、。せっかくなら、とツアーを仕方なく申し込んだ。初めてだったが、今までの食わず嫌いを反省。ガイドさんの説明付きはとっても良かった。天候次第では、水没している可能性もあるらしく(ひと月前の予約なので)。幌加駅の廃線跡や他の橋梁もセットのツアーにした。それもまた良かった。
「旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアー 2024」
こちらおすすめです!
タウシュベツについて、2時間半喋りっぱなしのガイドさん。飽きることなくツアー参加できました笑。当時どのように線路は使われていたのか。同じ年代の橋梁でも崩れていないものもあるとか。ダム建設時に伐採された切り株は、水没後凍るから朽ちないとか。その場所は山崎賢人くんやミスチルのMVの撮影に使われているなど。その中でも印象深いのは、実は有名な橋のことではなくて。ついでに、とあまり期待していなかった廃線の幌加駅跡でした。
最後の住民がいなくなったら、建物は壊して更地にする決まりらしい。驚いたのは「ロータリー跡」もう自然に還っている。ほっておくと白樺が覆い四十年でこの姿になる。そう、
四十年で自然に還る
これが一番衝撃だった。タウシュベツ川橋梁は、水没を繰り返すことで、ゆっくり朽ちていく。環境下の違いで、現存状態も大きく変わる。
この橋はまったく朽ちていない。元々はこの姿だったと聞いて二度と驚いた。未開拓の地に訪れて、人の暮らしを営み。町を形成して、廃れて自然に還る。そしてその場所を観光で訪れる。儚くも愚かな行為と自覚しつつもそうやって、小さな繁栄衰退を疑似体験できて、変な心境だが安堵した。なんていうのが適切か分からないが
ちゃんと還れるんだ
って思えた。
追記
どちらも、映像に感動します。
よろしければご覧ください!
まだまだ北海道編続きます汗、、
ここまでお読みくださって
ありがとうございます♪
みなさまの旅も無事を祈ってます。
それではまた明日
ゆうなって