【詩】Foolish Refrain



人類は愚かさにより発展し、愚かさにより滅ぶ。

彼らは欲望の炎をどこまでも燃やし続ける。

警告をした賢者もいた。

ある者は処刑され、ある者は隔離された。

人はいたらなさゆえに争い合い、

いたらなさゆえにあわれみ合う。

わずかなあわれみにより希望を得るが、やがて砂のように消える。

進むべき道は閉ざされ、砂漠に変わる。

やがて来る滅亡は自然であり、必然だった。

人はそれを止めるつもりもなく、愚行の足跡が残された。



残された足跡を、次に誕生した生命体があざ笑う。




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