【詩】雪道



雪降って、霜の足あと踏みしめて、

君が待つ隣町へと、急ぎ行く。


バスが来て、乗る足どりも早くなり、

吐く息の白さも増して、ひとり座る。


心では、君のことだけ思いつつ、

ぼんやりと外の景色を眺めてる。


バス降りて、足どり早く道を進む。

雪道に脚を滑らせ、立ち上がる。



君が待つ部屋まであと少し。



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