「無意識とはどこにあるのか?」〜あなたの内であなたのために働いてくれている無意識の中にあるもの〜
「無意識とはどこにあるのか?」
〜あなたの内であなたのために働いてくれている無意識の中にあるもの〜
アクセス・コーチングでは意識と無意識をバランスよく使って目標達成のためのパフォーマンスを引き出す方法を伝えていますが、意識的な領域も重要なのはいうまでもないのですが、それと同じように無意識の領域の働きも私たちにとってとても重要な働きをしてくれています。そして、その働きは、私たちが「気づかないところ」で私たちのためにしてくれているという意味で、コーチングにおいては無視できないことだと考えています。
ところで、コーチングにおいては無意識の活用が大切だと伝えてきましたが、それでも<無意識>という言葉はまだ掴みどころがないものではないでしょうか?
臨床心理学では、人間の心には、「意識している部分」と「意識していない部分」があるという考え方は、重要な前提概念となっているそうです。
また、私たちがいちいち意識しないでも、無意識のうちにしていることやできていることは、結構数多くあるものです。
そして、私たちは毎日生活をする中で常に膨大な情報にさらされているわけですが、そういった外部から自分にやってくる膨大な情報を、私たちはいちいち一つ一つ意識しないままに受け取り処理していくような、そのような「意識しない力」も備えていることも確かなようです。これはRAS(ラス)、網様帯賦活系と呼ばれる脳の働きとも言われるものです。
今日は、このような専門用語を使った説明ではなく、これから紹介するお話の中で、「あなたの内であなたのために働いてくれている無意識」について感じとってもらえたらと思っています。
さて、このお話を読み進める前に、まず、あなたにとって「一番大切な人」を思い浮かべてみてください。家族でも、同僚でも、選手でも、恋人でもオッケーです。すごく大切な人です。心に思い浮かべると、ドキドキするかもしれませんし、懐かしい気持ちになるかもしれません。
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ある小学校に、自分はコミュニケーションが上手く取れないと思っている小学校5年生の男の子がいました。
その男の子は、スポーツは得意でした。でも、コミュニケーションを自分が思ったように取れない、話をしたいと思って話しかけても上手くいかない。上手くいかなくては、話をした後に、「あんなこと言わなければよかった」とよく後悔していました。
その少年は、小学2年からサッカーをしていました。小学4年からは野球と水泳もやり始めました。どれも近所の一つ上のお兄ちゃんがやっていたので一緒について行ってはやっていました。
その少年は小学5年の秋に、「ホッケー」というスポーツを体験する機会がありました。ホッケーはスティックを持ってボールを打つ競技です。熱血指導者のF田先生がその時教えてくれました。その少年は体の大きなM君と仲が良かったので一緒にペアを組んで、校庭の土のグラウンドで、ヒットを打つ練習を始めました。
その少年も、他のみんなも、その日が初めてで、誰も上手に打つことができません。でも、そうこうして練習していると、ボールを打った瞬間、スティックを握る右手と左手に「グンっ」という手応えがありました。振ったスティックのヘッドがボールにジャストミートして、スティックを握る手に「グンっ」という圧がかかる感覚とともに、スティックがバネのようにしなって、打ったボールがものすごいスピードでM君に向かって飛んで行きました。
その少年は、心の中で「お!やった!!」と、初めて身体で感じるその喜びを感じました。そして、同じその瞬間に、隣で見ていた熱血指導のF先生が垂れ目の優しそうな表情で、その少年に向かって、「お前、よう飛ばすなぁ」と言ったそうです。
そのほんのわずか10秒にも満たない、その瞬間に、その少年の心に何か「パッ」と花が咲いたようでした。
その日のその瞬間から、その少年は、ホッケーにのめり込み始めました。コミュニケーションが上手くないと思っていたその少年は、試合で負けると悔しくてみんなの前でも大泣きしました。周りも気にせず泣くようになりました。コミュニケーションが上手くないと思っていて、言った後にいつも後悔していて話すことに消極的になっていたその少年が、悔しくて味方に厳しいこと(文句も)を言うようにもなりました。
あれから、あの瞬間から、8年後、その少年はホッケーの名門大学に進み、そして、日本代表選手としても活躍しました。
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その少年の心の中で、小学5年の秋のあの時に起こったことは、一体どのようなもので、何だったのでしょう。
自分の思いを伝えたり、コミュニケーションが上手くないと思い込んでいた少年が、悔しくて人前で大泣きするようになったり、悔しくて味方に文句を言ったり、
感情を出すようになったり、
自分自身を出すようになったり、
そもそも、一体、どうやって、自分自身と素直にコミュニケーションが取れるようになっていったのでしょうか?
あなたの内であなたのために働いてくれている無意識
あなたの中にもあって、あの少年にもあったように。
ただ、知らなかっただけかもしれません。
ただ、気づいてなかっただけ、なのかもしれません。
もしかしたら、ただ、気づかせてもらえるチャンスがなかったからかもしれません。
こういうスイッチがあって押せるとしたら、何をしたいですか?
こういうスイッチがあって押してあげられるとしたら、大切な人に何をさせてあげたい、と思いましたか?
アクセス・コーチングプログラム講師
飛田尚彦
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、皆様からのご連絡を楽しみにお待ちしております。
アクセスコーチングプログラム講師
飛田尚彦
【飛田尚彦について】
日本人第一号海外プロホッケー選手。メンタル再構築アドバイザーとして、これまでに7名のオリンピック金メダルコーチや金メダリストのアドバイスサポートを行ってきた。監督へのサポートアドバイスで全国優勝21回達成に貢献する。筑波大学大学院体育研究科コーチ学専攻修士課程修了、国際ホッケー連盟公認ホッケーコーチ(レベル3)、日本スポーツ協会コーチ(レベル4)、中学校・高等学校1種免許状(英語・保健体育)、中学校・高等学校専修免許(保健体育)
メンタルを再構築するエキスパート。日本人第一号海外プロホッケー選手。元日本代表選手・コーチ。大学時代は全国No.1の強豪校、天理大学のキャプテンを務める。大学在学中に男子フィールドホッケーの日本代表選手として選ばれ、以降10年間日本代表として活動。
21歳以下のワールドカップ(イングランド)での得点王といった実績を上げ、日本人男子で第一号となる海外プロホッケー選手となる。
ベルギーの強豪プロチーム「ロイヤルアントワープホッケークラブ」にて1年目からレギューラーとして活躍。4連続ハットトリック、シーズン21得点など、主要メンバーとして活躍。
世界最高峰のホッケーリーグ「EHL(Euro Hockey League)」の第一回大会でプレーした経験も持つ。ベルギーではプロ選手として活躍する一方で、コーチとしての素質も認められ、クラブのジュニアチームのヘッドコーチとして、各カテゴリーリーグでの優勝や上位リーグへの昇格なども果たす。そして、ベルギー代表16歳以下チームのコーチも務めた。
プロ選手活動を終えたあと、日本に戻り、2010年にTobTop(トブトップ)株式会社を創業し、スポーツ用具の輸入販売を主とするビジネスを始める。
その後、ホッケーコーチング事業を新たに加え、監督(指導者)をコーチングでサポートするスタイルで、20回もの全国優勝に導くことに貢献。
2017年から、東京オリンピックを目指す女子日本代表ホッケーチームのコーチ兼通訳に就く。同年の2017年からは、本格的に、認知科学を基礎とした最先端のコーチング理論を習得し、それと自身がトップレベルのスポーツチームで確立した監督・リーダー向けの組織パフォーマンス理論を組み合わせて、ビジネス組織においても結果が出る理論とメソッドを開発し、企業経営者へのコーチングを始める。
今までにコーチングを行ってきたクライアントは、グループやマンツーマンで1,000人以上に対しての実績を有する。
経営者とマンツーマンで、個人の強みをベースに生かした、成果を出し続けるパフォーマンス向上のコーチングを得意とする。
【飛田尚彦:略歴】
日本人初の海外プロホッケー選手
国際ホッケー連盟公認コーチ
フィールドホッケー元日本代表コーチ
フィールドホッケー元日本代表選手
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者上級コーチ
筑波大学大学院体育研究科コーチ学修士号
1996年 富山県立石動高等学校 卒業
2000年 天理大学国際文化学部英米学科 卒業
2001年 オーストラリアホッケー留学(西オーストラリア州代表選手)
2006年 筑波大学大学院修士課程体育研究科コーチ学専攻 修了
2007年 ベルギーホッケーリーグ参戦(プロ選手)
2010年 TobTop(トブトップ株式会社)設立
2019年 株式会社 TOPTOP COMPANY 社名変更