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2024年に読んだ本

2024年に読んだ本の一覧。
☆は小説、★はノンフィクションや実用書を指しています。私小説など、判定に迷うものは両方を付けています。

1月 8冊
☆デリバリールーム 西尾維新
☆生きてしまった 太宰治×ミステリ
☆いさましいちびのトースター トーマス・M・ディッシュ
★弱いつながり 検索ワードを探す旅 東浩紀
☆元彼の遺言状 新川帆立
☆★家族の哲学 坂口恭平
★たのしい知識――ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代  高橋源一郎
☆真夜中乙女戦争 F

2月 5冊
★アマニタ・パンセリナ 中島らも
★現実脱出論 坂口恭平
☆罪人の選択 貴志祐介
★デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場 河野啓
☆今夜、すべてのバーで 中島らも

3月 7冊
☆オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei's Last Case 森博嗣
★「覚える」と「わかる」──知の仕組みとその可能性 信原幸弘
★あたらしい「源氏物語」の教科書 堀江宏樹・藤野美奈子
★「みんな違ってみんないい」のか?──相対主義と普遍主義の問題 山口裕之
★急に具合が悪くなる 宮野真生子・磯野真穂
★街場のメディア論 内田樹
★街場の親子論 父と娘の困難なものがたり 内田樹・内田るん

4月 8冊
★ルールはそもそもなんのためにあるのか 住吉雅美
★聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人
★思考の整理学 外山滋比古
★高校生からのリーダーシップ入門 日向野幹也
☆博士の愛した数式 小川洋子
☆★八甲田山死の彷徨 新田次郎
★河合隼雄 物語とたましい
★生きるとは、自分の物語をつくること 小川洋子・河合隼雄

5月 10冊
★聞くこと、話すこと。 人が本当のことを口にするとき 尹雄大
★齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる! 齋藤孝
☆対話篇 金城一紀
☆真夜中乙女戦争 F
★失敗学のすすめ 畑村洋太郎
☆機巧のイヴ 乾緑郎
★美しく怒れ 岡本太郎
★ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと 村上靖彦
★ためらいの倫理学 戦争・性・物語 内田樹
★ほどよい量をつくる 甲斐かおり

6月 11冊 
★凛として灯る 荒井裕樹
★<責任>の生成──中動態と当事者研究 國分功一郎・熊谷晋一郎
☆テスカトリポカ 佐藤究
★空飛ぶドクター ママさんフリーランス医師の僻地医療奮闘記 渡辺由紀子
★ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか 酒井隆史
★「死にたい」と言われたら──自殺の心理学 末木新
★暇と退屈の倫理学 國分功一郎
★アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話
カトリーン・キラス=マルサル、高橋璃子
★いのちは のちの いのちへ──新しい医療のかたち── 稲葉俊郎
☆ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 滝本竜彦
★戦争とは何だろうか 西谷修

7月 11冊
☆爆発物処理班の遭遇したスピン 佐藤究
★職業は武装解除 瀬谷ルミ子
★堕落論 坂口安吾
☆モナドの領域 筒井康隆
★カタツムリが食べる音 エリザベス・トーヴァ・ベイリー
★安全に狂う方法──アディクションから掴みとったこと 赤坂真理
★静寂とは アーリング・カッゲ
★宗教を「信じる」とはどういうことか 石川明人
☆厭な小説 京極夏彦
★ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽雄二
☆星間商事株式会社社史編纂室 三浦しをん

8月 11冊
☆ここはすべての夜明け前 間宮改衣
★<叱る依存>がとまらない 村中直人
★「研究室」に行ってみた。 川端裕人
★宇宙最強物質決定戦 高水裕一
☆スケルトン・キー 道尾秀介
★いのちと重金属 人と地球の長い物語 渡邉泉
★ホーキング、ブラックホールを語る スティーヴン・W・ホーキング
☆復讐 三島由紀夫×ミステリ
★増えるものたちの進化生物学 市橋伯一
★増補 遅読のすすめ 山村修
☆都会のトム&ソーヤ① はやみねかおる

9月 9冊
☆スカイ・クロラ 森博嗣
★能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ 最首悟
★チッソは私であった 水俣病の思想 緒方正人
★客観性の落とし穴 村上靖彦
☆秋の牢獄 恒川光太郎
★13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海 田中孝幸
☆浮遊 遠野遥
★ひとはなぜ戦争をするのか アルバート・アインシュタイン、ジグムント・フロイト
☆幽玄F 佐藤究

10月 9冊
☆まず牛を球とします。柞刈湯葉
☆呼ぶ山 夢枕獏山岳小説集
★布団の中から蜂起せよ アナーカ・フェミニズムのための断章 高島鈴
★頭上運搬を追って 失われゆく身体技法 三砂ちづる
☆午後の曳航 三島由紀夫
★科学するブッダ 犀の角たち 佐々木閑
★書きたいのに書けない人のための文章教室 清水良典
★言魂 石牟礼道子・多田富雄
☆かりそめエマノン 梶尾真治

11月 3冊
★ネットはなぜいつも揉めているのか 津田正太郎
★わたしの主人公はわたし 他人の声に振りまわされない生き方 細川貂々
☆ハンチバック 市川沙央

12月 8冊(増えることがあれば追加します)
★「心のない人」は、どうやって人の心を理解しているか──自閉スペクトラム症者の生活史 横道誠
☆幽玄F 佐藤究
☆★100年見つめてきました 吉野万里子・川上和夫
★スピリチュアル系のトリセツ 辛酸なめ子
★ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ 栗田隆子
★宇宙からの帰還 新版 立花隆
★無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記 山本文緒
★地図なき山 日高山脈49日漂泊行 角幡唯介

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再読本を一回につき一冊とカウントすれば、一年で100冊ほど読んだことになる。エッセイや論考がやや多く、他者との関わりやケアといった、明確な答えがない曖昧なものについての本をよく読んでいた。

読書メーターとX/Twitterに加えて、2024年4月からは、紙とボールペンでの記録も取り入れた。忘れることを悪いとは思わないが、手書きの記録をつけると、読んだものが頭に残りやすく、後で振り返るときにも便利。

文庫本サイズの読書ノートを使っている。


新潮文庫『ほんのきろく』紙面

『ほんのきろく』は紙面がシンプルで使いやすいので、いずれ2冊目を買って使う予定でいる。人生は何があるか分からないし、読書以外のものにハマるかもしれないが、本を読めるような平穏な日常がもうしばらく続いてほしい。


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