〜統美スタッフ〜西尾賢志さん
みなさまこんにちは。
湯灌納棺・特殊修復の統美です。
いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。
今日は、4月で入社して12年目を迎える、
三鷹営業所副所長の西尾賢志さんをご紹介します。
この仕事に興味を持ったきっかけはなんですか?
学生時代の頃アルバイト先の先輩を亡くしたことがあって、
当初は亡くなった後も無意識のうちにまだその先輩がいるような感覚で、
まだ先輩がいると思い込んでバイト先に向かっていた時もありました。
その先輩の葬儀に参列した際、葬儀とは亡くなった方を送るものだと思っていましたが、そうではなく周りの人達が次に進むためでもあるんだなと思い、この仕事に興味を持ち応募したのがきっかけです。
統美を知ったきっかけはなんですか?
葬祭関係で求人を見ていて、
偶然見つけて面白そうだなと思ったのが第一印象で、
その時、初めて統美を知りました。
入社してみてどうでしたか?
覚悟はしていたが、最初の頃は驚きの連続でした。
今でも、当初と変わらず新鮮な気持ちで飽きずに仕事をやらさせていただいています。
どんな驚きがありましたか?
事故や事件もたくさんあるので、予想よりも故人様のご状態やご家族様の悲しみが深く当初はとても驚きました。
今まで印象に残っている場面はありますか?
特に感動したのは、おじいちゃんを亡くされた配偶者のおばあちゃんが、
「生まれ変わってもまたおじいちゃんに会いたい」と言いながら見送られていて・・・
私は生まれ変わってもう一回人生を歩むなら違う人生を歩んでみたいなと思っていたのですが、また同じ人と出会ってまた一緒に人生を過ごしたいと思えるような人と出会えるのはとても素敵で幸せのことだなと思い、今でも印象に残っています。
仕事をしていく中で変化したことはありましたか?
はい。
両親に対してですが、元気なうちにいろんな所に連れて行っていき、
親孝行してあげたいなと強く思うようになりました。
泣きながら送られているご家族や息子さんや娘さんを見ていると、
自分も後悔がないように、両親が健康なうちにできる限りのことをしたいなと考えるようになりました。
この仕事のやりがいはなんですか?
湯灌時、シャンプーして洗体してお着せ替えをする際に、
自分の中で故人様と言う特別な扱いではなくて、
生きている方と同じように洗ってあげることを目標としています。
「おばちゃん生きているみたい。」
「ただ寝ているだけでシャンプーしてもらっているだけみたい。」
「生きているように扱っていただいてありがとうございます。」
という言葉を頂けた時に最もやりがいを感じます。
今後の目標はなんですか?
目標は、生きている時よりも故人様らしさというのを常に心がけて仕事をしているので、今後もそれに近づけるように故人様の状態からご家族様の様子から故人様を感じ取って少しでもご家族様が故人様らしさを感じられるように施行していきたいと思います。
西尾さんのラジオ
西尾さんのお話は統美のラジオで配信中です。
ここでは書けなかった、西尾さんの想いや納棺師が感じる葬儀のことなど詳しくお話ししてくださっています。
ぜひ、みなさんご視聴ください。
有限会社統美では、遺体保全・納棺師として一緒に働く仲間を募集しております。お気楽にお問い合わせください。