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きらめ樹セルフビルド物語Vol.7畑やってみませんか?


『きらめ樹セルフビルド物語』に繋がるお話を過去に遡って回想中~
前回のお話の続きとなります。
2016年から天ぷらキャンピングカー(廃油で走る車)で三重県と兵庫県をいったり来たり!
毎月通うことはや7年!

自然栽培の果樹園を始めたのが、もう7年前の事です。

小さな苗木から始まりました

自然栽培とは、無農薬、無肥料で果物や野菜を育てる農法です。
僕達は虫や鳥、動物と共存出来ることを日々考えています。
僕達のキャンパーは、廃油で走る天ぷらカーなるものに改造してあります。三重県から兵庫県の果樹園まで下道で5時間くらい!
のんびりと走っています。
廃油なので、ガソリン代はかかりません。
途中疲れたら無理せず、道の駅などに車中泊します。
予定を組まず、果樹園に通うようにしています。

4年目の2019年、初めてぶどうが実りました

キャンピングカーって自由を感じられますよ!
自由であることは、真の豊かさだと思います。
お金をたくさん持っていても、貯め込んで使わなければ、豊かとはいえないですよね。
貯金が沢山あったとしても、将来を不安がっていたら、豊かではないと思います。
やりたい事があるのに、理由をつけてやらないことも豊かではありません。
あくまでもこれは僕が勝手に思う事です。

「野菜を育てたいんだけど、周りに借りられる畑が無いんです」と良く聞きます。
僕達は片道5時間かけて、果物や野菜を育てています。
それはワクワクするからですね。
やり方次第で月1回でも畑に通うことで野菜や果物を育てることは可能です。
農地は年々空いてきています。農家さんの平均年齢が何たって67才です。
実際田舎で暮らしていて解ることは、空いた農地をどう管理していくか? 皆さん困っています。
ですからどんどん若い方々が野菜や果物を育ててもらいたいと思っています。
僕なんか56歳です。
田舎では若造です。都会で言ったら30歳くらいのイメージです。
だから田舎の人っていつまでも若いのではないかなぁ
80歳現役普通です。

無農薬・無肥料の野菜たち

自分で野菜など育てることで解ってくることがあります。
通常スーパーで売っている果物、野菜は物凄い農薬をかけます。
りんごで30回、ぶどう25回、なし20回などです。

農薬散布回数


日本は世界の農薬大国なのです。
国も、農家も、消費者も考えなければいけない事実です。
目を逸らさないでしっかり考えて欲しいところです。
何といっても食べるものですからね。
殺虫剤を自分でリンゴやキャベツにかけて食べれる人はいますか?
いないと思うんですよ。
無農薬のりんごやももなど、季節のフルーツを皮ごと丸かじりしたいですよね。

4年目の自然栽培いちじく


知るということは本当に必要なことなんですが、知った次はやはり、体験することです。
畑や田んぼ、自分が愛情を持って育てたものを頂くこと。
それらを頂くと本当に美味しいって体が喜ぶのがわかります。
ほとんどの方々が本当の野菜や果物を食べたことがないと思います。
是非知って欲しいです。

無農薬・無肥料の小麦の収穫

いつもお話しますが、縄文時代は自然の食べ物当たり前だったのです。
100%オーガニックです。
たくましい大地、綺麗なお水、空気、太陽の光などで育った野菜や果物が僕たちの体を作っていると言っても過言ではありません。
そういう当たり前の野菜や果物が食べられることが僕たちにとってとても幸せな瞬間なのです。
健康な意識は、健康な食べ物から作られるのです。
とある小学校がオーガニックの給食に変えたところ、キレる子供がいなくなった言う実話があります。
是非自分たちの食べるものを自分たちで育ててみてはいかがでしょうか?

ユーチューブも見てください~『①自然栽培への道』自然との共同創造〜Vol.5


つづく


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