きらめ樹セルフビルド物語Vol.19 里山のきらめ樹開始♪
きらめ樹の伐採の研修が無事に終了し、早速、丹波篠山市の契約解除された里山での伐採を開始しました。
僕がチェーンソーで伐採をし、必要な長さに玉切りをし、Kちゃんは伐採した木の枝払い。
イメージでは1日5、6本伐採する予定でした。
事は、思うように運びません。
1日、2、3本!
一本の木に悪戦苦闘して終わる時も(汗)
ヒノキ山なので倒れる時に避けるはずの枝に捕まり、かかり木になってしまいます。
杉だとバリバリ〜っと枝は折れて素直に倒れてくれるのですが、ヒノキさんはそうは行きません(汗)
時には、あらぬ方向へ倒れてしまいました。
そっちじゃなーい(汗)
そんな事を毎日繰り返しながら、亀のようにゆっくり進んでいきました。
なんたって素人!
急がなければ大丈夫!
一本、一本安全に丁寧にやっていこう〜
森の中で色んなドラマが展開しました。
本当に困ったのは、予定通り綺麗に狙い通りに倒れていき、
最後、ばた〜んと行くかと思いきや、45度くらいで止まってしまいました??
マイケルジャクソン状態(笑)
どこにも周りの枝には掛かっていません??
近づいて上をよく見ると、上方で藤のツルがくるくると絡まり、ヒノキをしっかり掴んでいます(汗)(汗)(汗)
随分離れた所から藤のツルが上空でからんでいるのを発見!
いや〜まさかのツル!
だんだん、ヒノキを倒して行き、上空が空いて見えるようになってわかりました。
完全な『かかり木』と言う林業では危険な状態です。
大怪我をする割合は無理にかかり木処理をした場合が多いそうです。
その他の木にも4、5本からんでいます。
これは倒せないぞ~?
学んだことは、伐採するエリア外にもツルがない?調べておかないといけません。
20m上空にツルが絡んでいるのが見えませんでしたから。
ツルに捕まったかかり木は、ツルが自然に切れるまで放置するとのことでした。
ツルに捕まった残りのヒノキさんは後回しににして、残りの伐採を進めていきました。
悪戦苦闘の末、50本くらいのヒノキを伐採し終わりました。
かかり木の木は事情があり、後ほど特殊伐採をお願いすることになります。
丁度そのころにログハウスの外形図面が仕上がり、必要な長さ、本数を合わせていきました。
なんと4m材がだいぶ足りません。
非常に焦りました。
関西圏の仲間に皮むきしたひのきが余ってないか?打診したのですが、余っていませんでした。
かなり遠方になるので出来れば避けたかった富士宮市に本部があるNPO法人森の蘇りに相談しました。
「皮むきした森は沢山ある、2m材は出来るが、4m材は山から出すのが大変だから今はやっていない」とのお返事でした。
ここで諦めたらこのプロジェクトは終わってしまう。
そこで僕達は「伐採だけして頂けないか?」、「その後の森からの搬出は自分たちで頑張りますから」そのような直談判をしました。
「それならばやりましょう」と何とか了承を得ることが出来ました。
本当にほっとしました。
ここから富士山と行ったり来たりが始まりました。
You Tubeも見て下さい〜♪
つづく