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規模関係なく、人事評価制度は必要か



人事評価の必要性



こんにちは、株式会社Tobe-Ruの辻です。

本日は規模の大小関係なく、人事評価制度が必要かどうかお伝え致します。
お客様でも「うちは小規模だから人事評価制度はいらないんじゃないですか?」というご質問を多く寄せられます。

結論から申しますと
規模に関係なく、人事評価制度は整える必要があります。

むしろ小規模になると、1人ひとりの行動力や発言力が大きくなります。
つまり、同じベクトルで働く人ではないと一向に生産性の低い組織になってしまいます。
ただ裏を返せば、小規模な分、統制が取りやすく、
同じベクトルで働く人の創出・生産性の高い組織にしやすいとも言えます。
それを実現する方法の一つが「人事評価制度」と言えます。
そして、それは小規模に適した人事評価制度を構築していく必要があります。

【スタッフ10人未満の人事評価制度の構築ポイント】

・従業員同時の評価(360度評価)

流石に従業員3人等では360度評価の効果は発揮しませんが、
5人以上からは実施してもある程度の判断基準となってきます。
「半期で最も活躍した人」などの投票はどうしても同じ人が選ばれる傾向にあるので、投票を実施する際は投票項目自体を工夫する必要があります。

・個人目標と成長の進捗

従業員が10人未満の場合、じっくり評価・面談に使える時間が多くなることを意味しています。
つまり、1人ひとりの目標や成長といった部分にしっかりと目を向けられます。人事評価制度はむしろ小規模の方が1人ひとりにしっかりと評価できるので、整合性の高い結果がでる傾向にあります。

・達成による還元

小規模になればなる程、生産性が上がった分だけしっかりと1人ひとりに給与として反映することができます。
そのため、業績・KPI達成などの項目を設けると1人ひとりの仕事への取組み姿勢も変わってきます。

・理念浸透に即した評価

規模が大きくなれば大きくなる程、理念浸透が難しくなってきます。
逆に小規模の方が理念浸透しやすい環境と言えます。
理念を様々な手法で常に伝えることも大事ですが、人事評価制度も理念に即した内容である必要があります。

このようなポイントから小規模の方が人事評価制度は発揮しやすいとも言えます。スタッフとしては、どんな規模で働こうがしっかりとした評価を求めています。それをしっかり用意するのは経営者の仕事だと考えています。

ぜひ、規模に関係なく人事評価の導入を検討してみてください。