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今の時代の採用方法これだ!リファラル採用のススメ
こんにちは、株式会社Tobe-Ruの福島です。
本日は、リファラル採用についてお話させて頂きます。
参考文献:知らない人を採ってはいけない 新しい世界基準「リファラル採用」の教科書(著者:白潟 敏朗,2019年)
リファラル採用のメリット・デメリット
リファラル採用とは、昔から「縁故採用」として親しみがあるものに近く、縁故採用に報奨金制度や組織整備の観点が加えられたものです。
まず、リファラル採用を始めるメリットですが、
1、採用コストを大幅に削減できる
2、社長と合う人材を採用できる。
3、入社後の社員の定着率が向上する。
4、会社の魅力と課題を見える化できる。
5、会社の魅力の継続的向上(経営変革の実現)、
6、幹部と社員が経営者目線を持つ(究極の人材育成)
採用業者に頼むと、1人当たり100万円程度かかることもあるので、
コスト的なメリットももちろんありますが、
私が思う最大のメリットは本気でリファラル採用に取り組むことで、
組織力が上がっていくことだと思います。
院内のプロジェクトで唯一といっていいほど、
「抵抗感なく」一丸となって取り組めるプロジェクトとなっています。
逆にリファラル採用のデメリットは、
1、採用できるまでに時間がかかる。
2、1年以内に大量採用することには向かない。
3、採用活動してくれる社員に負荷がかかる。
4、採用を間違えた場合に辞めさせづらい。
5、今いる社員以上のレベルの人材は取りにくい。
プロジェクトとして進めていく場合は、急な人材補充というのには向かず、やはり1年から2年スパンで行っていくことが大切です。
リファラル採用を成功させる前提条件
一番重要な点としてリファラル採用を成功させるための、
前提条件が3つあります。
1、院長と医院が好きな社員が1人以上いる
院長と医院が好きな社員が存在しなければ、
そもそも自分の医院を紹介しようとは思いません。
2、院長が嘘をつかない
採用時点で医院のいいところ、悪いところを正直に伝えず、
少しでもいいように見せてしまうと、入社後にミスマッチが起こってしまい、紹介者のスタッフさんとも険悪な関係になってしまい、
組織全体にヒビが入る可能性があります。
3、院長が耳の痛い提案を聞ける。
プロジェクトを進める上で、現状の課題や医院に足りないことも出てきます。そんな耳の痛い提案を「それは無理」「できない」と突っぱねてしまうと、プロジェクトが進まなくなります。
採用はとることも難しいですが、定着させていくことも同じくらいもしくは採用以上に難しいです。
採用から定着まで一貫した改革が必要になりますので、ぜひリファラル採用もご検討いただければ幸いです。
まとめ
今回は概念的な部分や前提をお話させていただきました。
次回は、具体的なやりかた・進め方についてご紹介させていただきます。