去年noteを始めて、書くって楽しい!と感じる事ができ、とてもいい時間を過ごしていたのですが2、3ヶ月ですぐに余裕を失い、何もせず半年以上が過ぎました。 ですが、やっと何か書けるかもしれないと思えてきました。 介護、医療からプライベートな事、考え方についてなど。名前も本名で再スタートしようと思います。 悲しい事にnoteの使い方が全くわからなくなってますが頑張ります…。
以前介護士の地位向上についての記事を書いた時に介護士の方からとても貴重で率直な意見を頂いた。 『給料が良い』という理由で介護職を選ぶ方より『介護の仕事が好き』『利用者さんのよりよい生活を考えたい』という思いを持った方と一緒に働きたいと思っています。そして介護職員の待遇を改善するために介護職員がスキルアップを目指し、利用者さんや家族から『もっと支払ってもいい』と言われる状況を作りたいのですが…。 現場の方の声はとても大切で、そしてこの意見こそが介護サービスの目指すべきゴール
ことわざ、四字熟語、故事成語など、人生観や生活の知恵を表す言葉を調べるのが好きだし、格言や名言といった人の心を動かす言葉も大好きだ。 名言や格言ってものは、なぜか心に響く。なんでもかんでも名言っぽく言うカッコつけたがりの人がいて、ほとんどが『うまいこと言えてないよ。』『それじゃ理屈が通ってないんじゃない。』と思うのだが、たまに『なるほど。』と納得させられてしまうことがある。名言っぽいものだったとしても、その時の敗北感は凄まじいものだ。 言葉の力は本当にすごい。 友達や後
僕は考えることが好きだ。 本を読んでもニュースを見ても新しい情報に触れれば、また新しい考えが沸く。人の話を聞くことも好きだ。特に他の人の仕事の話など、自分ではきっと体験できない話が聞けたときはとても幸せな気持ちになる。 また、今の時代はSNSにより情報が溢れすぎていると危惧する人達もいるが、正しい情報か間違った情報かをひとつひとつ考え、検証する機会をもらえたと思えば僕は何も困らない。 僕は情報や選択肢は多ければ多いほどいいと思っている。情報が多くて混乱する人はきっと正解
世間で高校生や大学生の就職率が落ちているというニュースを見る度にいつも、それなら介護士になってくれないかなと考えてしまう。介護施設はいつだって人手が足りていない。 人手の足りない介護施設と就職先を探す若者。みんな介護士になれば一瞬で2つの問題が解決するじゃないか!と思う反面、なかなかそうもいかない理由も実は分かっている。 理学療法士が介護士の心配をしたり、知ったように語るのは少し偉そうに聞こえるかもしれないが、これはすでに業種の問題では無く、社会全体の問題だと本気で考えて
発明王のエジソンが残した名言の中に、 『天才とは1%のひらめきと99%の努力である』 という言葉がある。もう有名すぎて、ご存知ですか?と聞くと怒られるような気もするぐらいだ。 もちろん僕も昔から知っている。ただこの言葉の意味がちゃんと理解できていなかった。 この言葉を初めて聞いたのは、きっと小学生ぐらいだったとは思うのだが、もちろん正確には覚えていないし、深くエジソンについて追求した事もなかったので、本当に『知っている』だけだった。 この言葉の構成は、1%と99%と
皆さんは『江戸しぐさ』に登場する『うかつあやまり』といものをご存知だろうか。 江戸しぐさというのは、名前の通り江戸時代に人口の多かった江戸の町で人々が快適に暮らすためお互いを気遣い合うための知恵であり、今風に言えばビジネスマナーのような相手を思いやる作法とされている。(実際に江戸時代から伝承された作法であるかは確かではないようだ。) その1つである『うかつあやまり』は、対人関係をスムーズに構築するためのとても優れた作法だ。 『うかつあやまり』とは、人混みなどで自分の足を
これは世界で最も有名な赤い帽子を被ったおじさんと背中にトゲのついた珍しい甲羅を背負った大きなカメとの間で起きた1人のお姫様をめぐる物語。 W-1 〜姫の誘拐、その犯人とは〜ある日、住人のほとんどが同じ顔の王国で、桃のようなお姫様が誘拐されるという事件が起きた。 一国のお姫様が誘拐されるという大事件が起きたにも関わらず、その王国はなんと知り合いの赤い帽子を被ったおじさん1人に姫の捜索を押し付けたのだった。 ただ堂々とした誘拐だったため、当初より誘拐犯の目星はついていた。
西尾維新氏原作のアニメ『偽物語』のワンシーンにこんなやりとりがあった。 A『勇気と最後につければ大抵の言葉はポジティ ブに置換できますよ!』 B『そんなバカな。日本語はそんな単純な構造にはなっていないはずだ!』 この法則に納得できるかどうかの勝負が始まる。 A『では小手調べに…』 A『恋人に嘘をつく勇気!』 B『や、やるなぁ。やっている事は普通に恋人に嘘をついているだけなのに後ろに勇気とつけるだけで、まるでそれが優しい嘘のようだ。そんな事は一言も言ってないのに!』
理学療法士という仕事をしていれば高齢者の方と関わらない日はない。リハビリはスポーツ選手がするものだと思って資格取得を目指した頃が懐かしくも思える。 たくさんの高齢者と出会い、一人一人の方と接する時間が長くなるとこんな言葉をよく耳にする。 『どうにか子供に迷惑かけないようにしないと。』 『何のために生きとるかわからんけど、死ぬわけにもいかんからね。』 『寝たきりや認知症にはなりたくないから頑張ってるの。』 健康維持や、リハビリのモチベーションの理由としてはどちらかとい
時間を有効に使いなさい。時間を無駄にしてはいけない。仕事だろうと1人の時間だろうと時間はみんな平等に過ぎていくのだから大切にしなければいけない。 『Time is Money 』『時は金なり』という言葉はとても理にかなっていて事実に基づいた言葉だと思う。座右の銘にしている人も多いのではないだろうか。また、職場で後輩や部下への指示や指導で言い放った事のある人もきっといると思う。 つまり、時間とは限りあるものでお金と同じくらい大切であるということ。 時給計算で働く人が全
毎日のように高齢者のご自宅へ訪問リハビリや、生活支援のためにお伺いしている。 仕事を通じてたくさんのご家族と出会い、関わりを持つ中でわかった事は、全ての家庭がと言っていいくらい何らかの悩みを必ず抱えていることだ。 そして家族が仲良く、絆が強い家庭ほど介護生活の中で自分を犠牲にして支援をしている人が存在している。 二世帯、三世帯で1人を介護しているならまだ問題は少ないが、夫婦のみで介護している場合、パートナーへの負担は計り知れない。 老老介護はその名の通り介護者も高齢者
20代、30代と、なんとなく歳を重ねて行って先日36回目の誕生日が来た。 社会人に成り立ての頃は30代にもなればお金にも余裕ができて、仕事でも怒られることがなくて何の心配も無く好きな事を好きなだけしてるんだろうなんて夢のような事を考えて… いや、明らかに無計画な夢を見ていた。 でもそんなに人生は甘くない。いざ蓋を開けて見ればお金の心配をしない日は無いし、なんやかんやのローンの支払いに追われて生きている。 そんな時いつも思い出すエピソードがある。昔理学療法士としてリハビ